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「SAGAガストロノミー交流大使」委嘱式を行いました。

最終更新日:

 3月22日(金曜日)、小城市の天山酒造にて、スペイン北部のバスク州にあるミシュランガイド2つ星レストラン「Mugaritz(ムガリッツ)」のオーナーシェフ、アンドニ・ルイス・アドゥリス氏への「SAGAガストロノミー交流大使」委嘱式を行い、山口知事が出席しました。


(1)集合トリミング第1案_7R40098_29216_marked

(2)委嘱状トリミング第1案_A7F1604_9673_marked

ガストロノミーとは食と文化の関係を考える学問のことを指します。佐賀県でも、食卓に「地域」を表現する取り組みを通じて、佐賀の食文化をさらに磨き上げ、その素晴らしさを世界に向けて発信していこうとしています。佐賀ならではの食材と器、そして料理人を組み合わせて新しい価値を創造する「サガマリアージュ」プロジェクトや、佐賀の唯一無二の食文化を体験できる「ガストロノミーツーリズム」はそうしたチャレンジの一つです。

アドゥリス氏は、有田焼の窯元と共同でオリジナル食器を創作してレストランで使用したり、佐賀県産の食品や佐賀酒をレストランのメニューやワインリストに採用したりするなど、これまで10年以上にわたって佐賀県との交流を続けてきました。そこで佐賀県は、同氏にレストランや料理学会などを通じて佐賀県の地場産品等の魅力を発信するなど、今後も様々な面でより一層の協力をしていただくため、「SAGAガストロノミー交流大使」を委嘱しました。

 

式典では、山口知事が有田焼でつくられた交流大使委嘱プレートをアドゥリス氏に手渡しました。

委嘱式と同時に開催した「SAGAクリナリーフェスティバル」では、県内の生産者による試食ブースの出展や工芸品の展示が行われ、県内外から参加した約50名の関係者とアドゥリス氏らが佐賀の食材や工芸品などを通して交流を深めました。会場ではまた、アドゥリス氏によるプレゼンテーションや、2015年に有田を舞台に「Mugaritz(ムガリッツ)」が制作した映像作品「TABA(タバ)」の上映も行われました。

 
(3)実食のトリミング第1案_7R40134_4772_marked

山口知事は「アドゥリス氏と佐賀の持ち味が合わさって、食を通じた豊かな時間が生まれていくことを期待している。この交流大使委嘱をきっかけに、佐賀と(スペインとフランスにまたがる)バスク地方がより発展していくよう濃密な連携をしていきたい。」とコメント。

交流大使委嘱プレートを受け取ったアドゥリス氏は「世代を超えて何百年も伝統が受け継がれているのを目の当たりにして感動した。佐賀全体が博物館のようだ。佐賀の皆さんが受け継いでいる食文化は、きっと世界の人を魅了できるものだろう。」と述べました。

 

 佐賀県はこれからも、スペインとの交流を続けながら、佐賀の「食」のシーンに登場する多彩な文化の磨き上げを進めていきます。

 皆さんもぜひ、「佐賀ならではのおいしさ」を味わってみてください。

 

 以上、広報広聴課レポーターがお伝えしました。

 

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