令和2年度第2回「地域とつながる高校魅力づくりプロジェクト」指定校情報交換会を開催しました(12月23日)
「地域とつながる高校魅力づくりプロジェクト」について、指定校の取組状況に係る情報交換や、課題を共有することにより今後の取組の参考とするため、今年度2回目となるプロジェクト指定校の情報交換会を12月23日に佐賀県庁で開催しました。
今回は、指定校8校の管理職、担当教員に加え、各学校の取組に関わっていただいている校外委員の皆さまにも御参加いただきました。
また、本事業の長谷川 勇紀 アドバイザー(認定特定非営利活動法人カタリバ)がオンラインで参加されました。

中間報告会の概要 及び 指定校の取組状況の報告

11月17日に開催した中間報告会の概要報告や、有田工業高校、鳥栖商業高校からこれまでの取組状況についての報告を行いました。
長谷川アドバイザーから、生徒の主体性を伸ばすための教師側の関わり方の程度や、生徒がなぜ伸びたのか、なぜ伸びなかったのかといった議論も必要という御助言をいただきました。
グループ討議

グループ討議では、「プロジェクトの取組・自走に向けて」というテーマのもと、今後の組織体制や取組内容について意見交換を行いました。
組織体制については、校務分掌としてコーディネーターを位置づけた方がよい、外部との打合せ等を時間割として組み込む、中間支援組織を活用する、自治体だけでなく自治会ともつながる、などの意見が出されました。
取組内容については、学校目標に応じた取組、地域資源を活用した取組、持続可能な取組などの意見が出され、それぞれについて学校の実情等も照らし合わせた意見交換が行われました。
長谷川アドバイザーから、これまでの取組を一歩引いて振り返り、課題や失敗例も含めてまとめておくと指定校以外の高校にとっても参考となり財産となる、また、時には学校の弱みを地域に見せることで地域が積極的に助力してくれることもある、などといった御助言をいただきました。