
令和5年1月25日 政策部政策チーム 担当者 鷲崎、溝口 直通 0952‐25‐7541 【E-mail】seisakuteam@pref.saga.lg.jp |
吉野ヶ里歴史公園で、AI自動運転モビリティの運行サービスを開始します
佐賀県では、AI、IoT、xR、Robotics等、先進テクノロジーの活用により、地域課題を解決し、人にやさしい県民が快適に暮らせる社会「さがSociety5.0」を目指しています。
そうした中、令和3年度に吉野ヶ里歴史公園で「AI自動運転車いす(以下「AIモビリティ」という。)の実証実験を行い、サービスの実現性や利用者の高いニーズなど、新たな移動手段として実装の可能性を確認しました。
こうしたことから、「AIモビリティ」の吉野ヶ里歴史公園での来園者サービスとしての導入を目指し、開発者である“久留米工業大学”及び公園の指定管理者である“吉野ヶ里パークマネジメントさが“とともに、令和4年4月から共同研究を実施してきたところです。
このたび、下記のとおり、AIモビリティの運行サービスを開始します。
記
【導入当初のサービス概要】
1.サービス利用開始日時
(1)利用開始日 令和5年1月30日(月曜日)から(日曜日を除く)
(2)利用可能時間 10時00分から16時00分
※雨天・荒天の場合は、中止します。(吉野ヶ里歴史公園HP上に掲載します。)
2.場所
吉野ヶ里歴史公園 西口エリア
3.サービス内容
・「西口ゲート付近」から「遊びの原付近」を往復走行します。(片道10分程度)
・搭乗希望者は、西口ゲート付近又は遊びの原付近でのAIモビリティ停車時に乗降いただき、次の目的地まで移動します。
・スタッフがAIモビリティに伴走し、搭乗のサポートや走行の見守り等を行います。
・運行の状況をみながら、日曜日の運行やコースの拡大並びに、伴走スタッフなしでの運行に移行して行く予定です。
(運行ルート) (車両イメージ)
4.導入するモビリティ
・導入するモビリティ:“Partner Mobility One”
・開発・製造元:久留米工業大学
・提供元:株式会社 Le Design(ル・デザイン)(久留米工業大学発スタートアップ)
・車両諸元:寸法 長さ1.7m、幅0.6m、高さ1.7m(端数切捨て)
重量 使用者最大重量197kg(手荷物・自動運転関連の積載物を含む)
乗車定員 3名(上記重量範囲内)
速度 3km/h以下
燃料 電気
・自動運転システム:システム内に電子地図を整備し、GPSで自己位置を把握し、
電子地図内に設置した目的地まで走行するシステムを搭載。
(安全装置) 出発前・停車前は安全確保アナウンス機能整備
進行方向にセンサー等による緊急停止装置整備
緊急停止ボタン、レバーを整備
ドライブレコーダーを配備
5.搭乗イメージ(一般来園者向け体験会での写真)