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第2回佐賀県鳥インフルエンザ対策本部会議を開催しました

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第2回佐賀県鳥インフルエンザ対策本部会議を開催しました

12月5日(月曜日)に第2回佐賀県鳥インフルエンザ対策本部会議を開催しました。

詳細はこちらをご覧ください。

要約版はこちらからご覧ください。
 

会議内容

○司会

 それでは、時間になりましたので、第2回佐賀県鳥インフルエンザ対策本部会議を始めます。

 では最初に、農林水産部長お願いいたします。

○農林水産部長

 それでは、私から説明をさせていただきます。

 まず、資料の2ページをお願いします。

 現在の発生状況でございます。前回の対策本部会議で今後PCR検査をやるということをご報告しておりましたけれども、中部家畜保健衛生所において2種類の遺伝子検査を実施しております。1つの遺伝子検査につきましては、本日21時15分、H5亜型と判定できる鳥インフルエンザウイルスの遺伝子の検出をいたしました。抗体法では2種類のPCR検査をするようになっておりまして、もう一種類の検査につきましては、現在実施中でございます。 1つの種類が黒という判定を受けましたので、今後、鳥インフルエンザウイルスという仮定のもとに準備を進めていきたいと思っております。両方の結果がそろい次第、農林水産省に結果を報告しまして判定を依頼し、農林水産省からの疑似患畜決定の連絡を受けまして、翌朝から殺処分などの防疫措置を開始したいと思っております。

 

 現在の準備状況につきましてご報告いたします。

 まず、動員の調整班でございます。現地防疫作業の動員者数、資料3枚目に書いておりますけれども、県職員、市町、JA等で対応をしていきます。

 第1クールと書いておりますけれども、これは8時間で1クールを回していくこととしておりまして、第1クール目は約234名の動員をします。動員者の動きですが、武雄市、唐津市、佐賀市の集合場所からバスで山内町のサポートセンターに向かいます。そのサポートセンターで着替えを行ったり作業内容を確認したりして発生農場に向かうと。作業につきましては、2時間作業をして2時間休憩をするというスケジュールで行います。第2、第3クールにつきましても、同程度の動員を予定しております。

 次に、資料4枚目は農家防疫対策班の状況です。発生農場から10キロメートル圏内に16農場ございます。移動制限区域内の16農場に対して消石灰を緊急配布したいと思います。現在、明日12月6日の午前中に、資料下に配布場所がございますけれども、配送拠点、3か所に配送を完了予定にしております。順次、そこから養鶏農家に配送するということにしております。

 続きまして、家きん農家等への連絡、それから、関係団体一体への情報提供の状況でございます。9時現在、県内の全農家数が177戸ございますけれども、連絡がついていない農家が2戸ございます。あとにつきましては、発生の状況につきまして、連絡をしております。関係機関養鶏業者等への連絡につきましては、全て連絡を終えているところでございます。

 制限区域の設定班でございます。これは、制限区域図を作成いたしまして、農場リスト、これは移動制限区域内に県内2農場、搬出制限区域内に14農場ございますけれども、これを確定いたしまして、疑似患畜決定の告示を行い、関係機関に連絡、周知をすることとしております。

 続きまして、防疫物品の調達でございます。15時から備蓄資材がございますけれども、それの搬送開始を業者に依頼をしております。備蓄資材ですとか、仮設トイレ、殺処分にかかる炭酸ガスにつきましては、搬送を開始しておりまして、おおむね到着をしております。21時現在、トラック15台と書いておりますけれども、予定数は17台でございます。17台のうち15台がもう到着をしている状況でございます。

 消毒ポイントは県土整備からお願いします。

○県土整備部長

 消毒ポイント班です。消毒ポイントの設置状況になりますけれども、現在3か所の設置を進めております。養鶏関係車両の消毒ポイントといたしまして、有田町の泉山防災広場、武雄市の白岩運動公園駐車場、一般車両向けといたしまして、武雄市の県道波佐見-山内線の栗原建設前付近での設置を進めております。翌朝から消毒開始、作業の開始を予定しております。

 次のページには、その位置図を載せています。

 長崎県側ですけれども、消毒ポイントを今、4か所の設置を進めていると聞いております。

○政策統括監

 相談窓口班でございます。本日14時57分にコールセンターを設置しておりまして、22時時点で、今のところ2件相談があっております。内容としては、養鶏場からの鶏卵を先週仕入れたが大丈夫かといった問い合わせでございます。

○知事

 大丈夫だよね。

○政策統括監

 はい、大丈夫という回答をしております。

○県民環境部長

 消費生活班です。明日12月6日から、県内のスーパー等におきます牛肉と卵の価格調査を実施することとしております。また、同様に県内のスーパー等の巡回を行いまして、不適正表示の監視指導を行うこととしています。例えば、佐賀県産の鶏肉ではありませんとか、そういった風評被害につながるような表示がないかということについて、監視をしていきたいと考えています。

○農林水産部長

 広報でございます。本日から相談のコールセンターを設置しております。受付時間は8時半から17時15分。ただし、7日までは22時まで対応したいと考えております。

 各種の専門相談窓口を設置しております。家畜保健所から生産者支援から、それぞれ技術的なこと、心のケア、食の安全等々について相談窓口を設置して対応することとしております。

 資料は以上です。

○知事

 心のケアというのは、県職員の心のケアだよね。

 処分が大変だから。

○農林水産部長

 それから、資料にはございませんけれども、殺処分の後には埋却をするようにしておりまして、現地対策本部では今試掘をされているという報告を受けております。

 本部からは以上でございます。

○司会

 では、坂本防災監、そちらの状況をお願いいたします。

○防災監

 現地対策本部です。今日20時から地元の皆さんに説明をいたしまして、そこには小松市長さんも出ていただいて、地元の皆さんの理解を得ております。特に問題は出ておりません。

 20時20分から農場の緊急消毒を行いました。さらに、試掘から始めまして、埋却地につきましては現在掘削中で、大体今3分の1ぐらいの掘削が進んでいるような状況になります。

 それと、先ほど資料7枚目の(5)で防疫物品の調達について話がございましたけれども、防疫物品の配達については、山の中なものですからサポートセンターに到着をしておりまして、そこからの搬送がまた必要になっておりますので、これについては現地の副本部長である島内副部長が担当して計画をつくって、現在おおむね順調に進んでおります。炭酸ボンベだけが非常に重たいものですからもう少し時間がかかると思いますが、殺処分の開始までには終了させたいと思っております。

 こちらからは以上です。

 小松市長がいらっしゃいますので、一言。

○武雄市 小松市長

 先ほど地元の説明会にも行きました。地元の皆さんも御理解を得られたと思っております。市としても引き続き県と連携しながら迅速に対応できるようにしてまいります。

○知事

 小松市長、聞こえますか。

 さっき現場に行ったけど、当事者の皆さんが結構ショックを受けておられるので、お互いさまだから、みんなで励まし合いながら前を向いていけるように、ぜひそこら辺をよろしくお願いします。

○武雄市 小松市長

 分かりました。会場でもやはり同じ地区の養鶏仲間ということですので、確かに心配を皆さんされていましたので、私からも、とにかくやっぱり養鶏農家の方も落胆をされているということで、みんな心を痛めている中で、お互い協力してやっていきましょうという話はしました。

 今の知事の言葉を受けて、引き続きそういった面に気をつけて対応してまいります。

○知事

 防災監と小松市長がいる現地本部は大体この辺にある。その近くにサポートセンターがある。サポートセンターというのは体育館です、簡単に言うと。県職員とかが集まって防護服を着るところがここにあって、山道をずっと行って、ちょうどさっき部長が言った消毒ポイントというのがここに1か所あって、それをぐーっと通って行って、山の中にずっと入っていきます。この辺くねくねしていますが、ここまである程度の車がぎりぎりだけど入れる。ユンボを載っけた車が私が行ったときも入っていて、ここから農場外テントまでが50メートルぐらい。テントまでがちょっと上りになっていて。ですから、職員たちが(サポートセンターから車で)上がって行って、車を降りて、テントまで歩いて、このテントのところがベースキャンプになっていて、そこで最終的なゴーグルとかをつけて最終武装をして、テントから歩いて降りて、100メートルぐらいを歩いていきます。

 そうすると、ここに埋設するポイント、ちょっと崖になっているんだけれども、そこを今掘り返している。さっき副知事が言った3分の1というのはここのことだと思います。ここに事務所があって、ここに宿舎があって、ここに鶏舎があるという感じになっています。なので、もう本当に山の中という感じで非常に暗い状況の中で。ただ、大分、さっきの話だとライトはいっぱいここに建設業協会のおかげで明るくなっているのかな。

○防災監

 そうですね、今、農場自体はもう非常に明るくなっていますし、投光機が20台ぐらい行っています。だから、今、暗いところを歩かんといかんところには、もう一回しっかり現地に安全対策を確認した上で、職員には行ってもらおうと思っています。

○知事

 そうそう、ここがさっきはもう真っ暗々だったので、だから、ここを明るく照らさないと、ここで事故が起こったりしないようにですね。

○防災監

 はい、分かりました。

○知事

 あとは、さっきの資料の一番最初の辺りの、これは今日は農林水産省さんもおられるけれども、この2種類の遺伝子検査で1種類が遺伝子が検出されたということで、この2つの検査というのはどういう関係にあるんですか、2種類の検査は。

○農林水産部長

 2種類の検査については、従来の検査方法と新しい最新の検査方法、2種類をやるという決まりがございます。1種類で陽性でしたので、ほとんど黒に近いという見立てをしております。

○知事

 だから、今回の起きていることに関して、別のアプローチの仕方で確認をしているということだから、要は片方で検出されたということだから、かなりの確率でもう一つも検出される可能性が高いということでよろしいですか。

○農林水産部長

 はい、そう考えています。

○知事

 ということなので、現場も含めて、朝から、先ほど5時というお話をしましたけど、5時頃からその準備を進めるということで。

○防災監

 了解です。

○知事

 だから、ほとんど可能性はないけど、よっぽどのことがあれば、また別途指示があるということです。

○防災監

 そうですね。もう殺処分の前提で進めていって、先ほど知事が言われたように、よっぽどのことがあれば途中で中断するということで。

○知事

 はい、それでいきましょう。

 あとは長崎側も同じ対応をしているんですよね、おおむね。

 風評については前ほどではないのかな。これだけいろいろ起きている中で、農水省さんもそんなに聞かないでしょう。しっかり対応しているということで。それこそ前言ったように、人体に影響がないとか、そういった例はないとか、散々昔もやったですもんね。

 そしたら、現地には県職員は明日3時過ぎぐらいに詰まる感じね。

○農林水産部長

 今の動員計画でいきますと、3時半着で動員リストを作成しています。それに向かって進めております。

○知事

 有田のときは激しく寒くて、今日はぼちぼちかなと思ったけど、その辺も。

○農林水産部長

 有田のときは非常に寒くて、今は資材の中にストーブとか、そういうものも準備して、少しでも暖を取れるような形で対応していると。

○知事

 今までの2回に比べると今回は結構山深いので、そこそこ時間がかかる。車で15分ぐらいかなという距離感の問題と、あと、ゲージに入っているところが今回初めてのケースなので、これはやってみないと、最初は手間取るかもしらんけど、その辺りをしっかりと対応して、無理しないような形で。でも、最初は毎回てこずるもんね、なかなかね。軌道に乗るまでがね。

 埋設のポイントが近いのは今回は非常にいいけど、その辺りもぜひ現場でよく調整してやってもらいたいと思います。

○司会

 そしたら、最後に知事からお願いします。

○知事

 じゃ、私がまとめると、諸々あったけれども、朝から、このままいくと明朝5時開始になるので、その予定でせめて話を進めておくということ。それで、その状況、5時、6時、7時とやる状況を踏まえて、朝、3回目の会議をやるということでいいですかね。朝の9時頃ですね。もちろん状況が変われば急遽招集して変更することはあり得るべしということと、あと、できるだけ現場で事故が起こらないように。今回、山の中での作業になりますから、よろしくお願いしたいと思います。

○司会

 それでは、これをもちまして第2回佐賀県鳥インフルエンザ対策本部会議を終了します。お疲れさまでした。○司会

 それでは、時間になりましたので、第2回佐賀県鳥インフルエンザ対策本部会議を始めます。

 では最初に、農林水産部長お願いいたします。

○農林水産部長

 それでは、私から説明をさせていただきます。

 まず、資料の2ページをお願いします。

 現在の発生状況でございます。前回の対策本部会議で今後PCR検査をやるということをご報告しておりましたけれども、中部家畜保健衛生所において2種類の遺伝子検査を実施しております。1つの遺伝子検査につきましては、本日21時15分、H5亜型と判定できる鳥インフルエンザウイルスの遺伝子の検出をいたしました。抗体法では2種類のPCR検査をするようになっておりまして、もう一種類の検査につきましては、現在実施中でございます。 1つの種類が黒という判定を受けましたので、今後、鳥インフルエンザウイルスという仮定のもとに準備を進めていきたいと思っております。両方の結果がそろい次第、農林水産省に結果を報告しまして判定を依頼し、農林水産省からの疑似患畜決定の連絡を受けまして、翌朝から殺処分などの防疫措置を開始したいと思っております。

 

 現在の準備状況につきましてご報告いたします。

 まず、動員の調整班でございます。現地防疫作業の動員者数、資料3枚目に書いておりますけれども、県職員、市町、JA等で対応をしていきます。

 第1クールと書いておりますけれども、これは8時間で1クールを回していくこととしておりまして、第1クール目は約234名の動員をします。動員者の動きですが、武雄市、唐津市、佐賀市の集合場所からバスで山内町のサポートセンターに向かいます。そのサポートセンターで着替えを行ったり作業内容を確認したりして発生農場に向かうと。作業につきましては、2時間作業をして2時間休憩をするというスケジュールで行います。第2、第3クールにつきましても、同程度の動員を予定しております。

 次に、資料4枚目は農家防疫対策班の状況です。発生農場から10キロメートル圏内に16農場ございます。移動制限区域内の16農場に対して消石灰を緊急配布したいと思います。現在、明日12月6日の午前中に、資料下に配布場所がございますけれども、配送拠点、3か所に配送を完了予定にしております。順次、そこから養鶏農家に配送するということにしております。

 続きまして、家きん農家等への連絡、それから、関係団体一体への情報提供の状況でございます。9時現在、県内の全農家数が177戸ございますけれども、連絡がついていない農家が2戸ございます。あとにつきましては、発生の状況につきまして、連絡をしております。関係機関養鶏業者等への連絡につきましては、全て連絡を終えているところでございます。

 制限区域の設定班でございます。これは、制限区域図を作成いたしまして、農場リスト、これは移動制限区域内に県内2農場、搬出制限区域内に14農場ございますけれども、これを確定いたしまして、疑似患畜決定の告示を行い、関係機関に連絡、周知をすることとしております。

 続きまして、防疫物品の調達でございます。15時から備蓄資材がございますけれども、それの搬送開始を業者に依頼をしております。備蓄資材ですとか、仮設トイレ、殺処分にかかる炭酸ガスにつきましては、搬送を開始しておりまして、おおむね到着をしております。21時現在、トラック15台と書いておりますけれども、予定数は17台でございます。17台のうち15台がもう到着をしている状況でございます。

 消毒ポイントは県土整備からお願いします。

○県土整備部長

 消毒ポイント班です。消毒ポイントの設置状況になりますけれども、現在3か所の設置を進めております。養鶏関係車両の消毒ポイントといたしまして、有田町の泉山防災広場、武雄市の白岩運動公園駐車場、一般車両向けといたしまして、武雄市の県道波佐見-山内線の栗原建設前付近での設置を進めております。翌朝から消毒開始、作業の開始を予定しております。

 次のページには、その位置図を載せています。

 長崎県側ですけれども、消毒ポイントを今、4か所の設置を進めていると聞いております。

○政策統括監

 相談窓口班でございます。本日14時57分にコールセンターを設置しておりまして、22時時点で、今のところ2件相談があっております。内容としては、養鶏場からの鶏卵を先週仕入れたが大丈夫かといった問い合わせでございます。

○知事

 大丈夫だよね。

○政策統括監

 はい、大丈夫という回答をしております。

○県民環境部長

 消費生活班です。明日12月6日から、県内のスーパー等におきます牛肉と卵の価格調査を実施することとしております。また、同様に県内のスーパー等の巡回を行いまして、不適正表示の監視指導を行うこととしています。例えば、佐賀県産の鶏肉ではありませんとか、そういった風評被害につながるような表示がないかということについて、監視をしていきたいと考えています。

○農林水産部長

 広報でございます。本日から相談のコールセンターを設置しております。受付時間は8時半から17時15分。ただし、7日までは22時まで対応したいと考えております。

 各種の専門相談窓口を設置しております。家畜保健所から生産者支援から、それぞれ技術的なこと、心のケア、食の安全等々について相談窓口を設置して対応することとしております。

 資料は以上です。

○知事

 心のケアというのは、県職員の心のケアだよね。

 処分が大変だから。

○農林水産部長

 それから、資料にはございませんけれども、殺処分の後には埋却をするようにしておりまして、現地対策本部では今試掘をされているという報告を受けております。

 本部からは以上でございます。

○司会

 では、坂本防災監、そちらの状況をお願いいたします。

○防災監

 現地対策本部です。今日20時から地元の皆さんに説明をいたしまして、そこには小松市長さんも出ていただいて、地元の皆さんの理解を得ております。特に問題は出ておりません。

 20時20分から農場の緊急消毒を行いました。さらに、試掘から始めまして、埋却地につきましては現在掘削中で、大体今3分の1ぐらいの掘削が進んでいるような状況になります。

 それと、先ほど資料7枚目の(5)で防疫物品の調達について話がございましたけれども、防疫物品の配達については、山の中なものですからサポートセンターに到着をしておりまして、そこからの搬送がまた必要になっておりますので、これについては現地の副本部長である島内副部長が担当して計画をつくって、現在おおむね順調に進んでおります。炭酸ボンベだけが非常に重たいものですからもう少し時間がかかると思いますが、殺処分の開始までには終了させたいと思っております。

 こちらからは以上です。

 小松市長がいらっしゃいますので、一言。

○武雄市 小松市長

 先ほど地元の説明会にも行きました。地元の皆さんも御理解を得られたと思っております。市としても引き続き県と連携しながら迅速に対応できるようにしてまいります。

○知事

 小松市長、聞こえますか。

 さっき現場に行ったけど、当事者の皆さんが結構ショックを受けておられるので、お互いさまだから、みんなで励まし合いながら前を向いていけるように、ぜひそこら辺をよろしくお願いします。

○武雄市 小松市長

 分かりました。会場でもやはり同じ地区の養鶏仲間ということですので、確かに心配を皆さんされていましたので、私からも、とにかくやっぱり養鶏農家の方も落胆をされているということで、みんな心を痛めている中で、お互い協力してやっていきましょうという話はしました。

 今の知事の言葉を受けて、引き続きそういった面に気をつけて対応してまいります。

○知事

 防災監と小松市長がいる現地本部は大体この辺にある。その近くにサポートセンターがある。サポートセンターというのは体育館です、簡単に言うと。県職員とかが集まって防護服を着るところがここにあって、山道をずっと行って、ちょうどさっき部長が言った消毒ポイントというのがここに1か所あって、それをぐーっと通って行って、山の中にずっと入っていきます。この辺くねくねしていますが、ここまである程度の車がぎりぎりだけど入れる。ユンボを載っけた車が私が行ったときも入っていて、ここから農場外テントまでが50メートルぐらい。テントまでがちょっと上りになっていて。ですから、職員たちが(サポートセンターから車で)上がって行って、車を降りて、テントまで歩いて、このテントのところがベースキャンプになっていて、そこで最終的なゴーグルとかをつけて最終武装をして、テントから歩いて降りて、100メートルぐらいを歩いていきます。

 そうすると、ここに埋設するポイント、ちょっと崖になっているんだけれども、そこを今掘り返している。さっき副知事が言った3分の1というのはここのことだと思います。ここに事務所があって、ここに宿舎があって、ここに鶏舎があるという感じになっています。なので、もう本当に山の中という感じで非常に暗い状況の中で。ただ、大分、さっきの話だとライトはいっぱいここに建設業協会のおかげで明るくなっているのかな。

○防災監

 そうですね、今、農場自体はもう非常に明るくなっていますし、投光機が20台ぐらい行っています。だから、今、暗いところを歩かんといかんところには、もう一回しっかり現地に安全対策を確認した上で、職員には行ってもらおうと思っています。

○知事

 そうそう、ここがさっきはもう真っ暗々だったので、だから、ここを明るく照らさないと、ここで事故が起こったりしないようにですね。

○防災監

 はい、分かりました。

○知事

 あとは、さっきの資料の一番最初の辺りの、これは今日は農林水産省さんもおられるけれども、この2種類の遺伝子検査で1種類が遺伝子が検出されたということで、この2つの検査というのはどういう関係にあるんですか、2種類の検査は。

○農林水産部長

 2種類の検査については、従来の検査方法と新しい最新の検査方法、2種類をやるという決まりがございます。1種類で陽性でしたので、ほとんど黒に近いという見立てをしております。

○知事

 だから、今回の起きていることに関して、別のアプローチの仕方で確認をしているということだから、要は片方で検出されたということだから、かなりの確率でもう一つも検出される可能性が高いということでよろしいですか。

○農林水産部長

 はい、そう考えています。

○知事

 ということなので、現場も含めて、朝から、先ほど5時というお話をしましたけど、5時頃からその準備を進めるということで。

○防災監

 了解です。

○知事

 だから、ほとんど可能性はないけど、よっぽどのことがあれば、また別途指示があるということです。

○防災監

 そうですね。もう殺処分の前提で進めていって、先ほど知事が言われたように、よっぽどのことがあれば途中で中断するということで。

○知事

 はい、それでいきましょう。

 あとは長崎側も同じ対応をしているんですよね、おおむね。

 風評については前ほどではないのかな。これだけいろいろ起きている中で、農水省さんもそんなに聞かないでしょう。しっかり対応しているということで。それこそ前言ったように、人体に影響がないとか、そういった例はないとか、散々昔もやったですもんね。

 そしたら、現地には県職員は明日3時過ぎぐらいに詰まる感じね。

○農林水産部長

 今の動員計画でいきますと、3時半着で動員リストを作成しています。それに向かって進めております。

○知事

 有田のときは激しく寒くて、今日はぼちぼちかなと思ったけど、その辺も。

○農林水産部長

 有田のときは非常に寒くて、今は資材の中にストーブとか、そういうものも準備して、少しでも暖を取れるような形で対応していると。

○知事

 今までの2回に比べると今回は結構山深いので、そこそこ時間がかかる。車で15分ぐらいかなという距離感の問題と、あと、ゲージに入っているところが今回初めてのケースなので、これはやってみないと、最初は手間取るかもしらんけど、その辺りをしっかりと対応して、無理しないような形で。でも、最初は毎回てこずるもんね、なかなかね。軌道に乗るまでがね。

 埋設のポイントが近いのは今回は非常にいいけど、その辺りもぜひ現場でよく調整してやってもらいたいと思います。

○司会

 そしたら、最後に知事からお願いします。

○知事

 じゃ、私がまとめると、諸々あったけれども、朝から、このままいくと明朝5時開始になるので、その予定でせめて話を進めておくということ。それで、その状況、5時、6時、7時とやる状況を踏まえて、朝、3回目の会議をやるということでいいですかね。朝の9時頃ですね。もちろん状況が変われば急遽招集して変更することはあり得るべしということと、あと、できるだけ現場で事故が起こらないように。今回、山の中での作業になりますから、よろしくお願いしたいと思います。

○司会

 それでは、これをもちまして第2回佐賀県鳥インフルエンザ対策本部会議を終了します。お疲れさまでした。

 

 

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