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2022年12月15日 ~ 2023年2月5日

企画展「ノートからアートに―野村昭嘉・26歳の脳内地図―」を開催します

最終更新日:

記者発表ヘッダー


 令和4年(2022年)11月29日

県立美術館 学芸課

担当者 野中、陣内、浦川

内線 3717 直通 0952-24-3947

【E-mail】hakubi@pref.saga.lg.jp 

一部中止のお知らせ

※12月17日に予定しておりました「担当学芸員によるギャラリートーク」を中止します。

 


 一部訂正のお知らせ
4ページ「野村昭嘉 プロフィール」
【訂正前】(8行目)・・・平成4年(1992年)第14回九州青年美術公募展で・・・→【訂正後】・・・平成2年(1990年)第14回九州青年美術公募展で・・・
【訂正前】(9行目)・・・平成5年(1993年)3月、東京都立川市で起こった・・・→【訂正後】・・・平成3年(1991年)3月、東京都立川市で起こった・・・
  

企画展「ノートからアートに―野村(のむら)(あき)(よし)・26歳の脳内地図―」を開催します

 佐賀県立美術館では、佐賀県出身の夭折の画家、野村昭嘉(1964~1991)の創作活動の秘密に迫る初の展覧会を開催します。

  佐賀に生まれ、東京で絵を学び、将来を嘱望された画家・野村昭嘉が26歳で没して、令和3年3月で30年が経ちました。遺跡の壁画のような

 乾いた絵肌、そこに浮かぶ不思議な物体など、彼の創造性豊かな作品は、今なお多くの人々の心を惹きつけ続けています。

 佐賀県立美術館には、野村が26年の生涯で生み出した作品の数々とともに、野村直筆の「制作ノート」も残されています。ノートには作品の下描きや構想スケッチに混じって、野村の創作活動に対する思いや美を追求する決意が彼自身の言葉で綴られており、若き画家の創造と思索の道程が生き生きと映し出されています。

本展はアクリル画の代表作とともに、野村の「制作ノート」を読み解きながら創作の秘密に迫るものです。野村の美の世界を深く味わい、野村自身と彼の作品の新たな魅力を感じていただければと思います。

1 展覧会名称

企画展「ノートからアートに-野村昭嘉・26歳の脳内地図-」

(Artist File #2)

2 会期

令和4年12月15日(木曜日)~令和5年2月5日(日曜日)

3 開館時間

9時30分~18時

4 休館日

毎週月曜日

※祝日の場合は翌日休館、12月29日~31日・1月1日は休館

5 会 場

佐賀県立美術館2号展示室及びOKADA-ROOM

6 観覧料

無料

7 主催

佐賀県立美術館

8 関連企画

(1)テープカットセレモニー

● 日時:令和4年12月15日(木曜日)9時30分~ (10分程度)

● 会場:美術館2号展示室前

(2)博物館・美術館セミナー「野村昭嘉のような絵を描いてみよう!」

 古く美しい、太古の壁画のような絵肌(マチエール)が魅力の野村昭嘉の作品。現在入手できる色々な画材を用いて、野村が実際に行った方法で絵を描いてみましょう。

● 日時:令和5年1月15日(日曜日) 絵の下地づくり

        1月29日(日曜日) 下描き、着色

各日13時30分~15時00分

(※15日・29日の2日に渡る講座となります。)

● 会場:美術館画廊

● 講師:野中耕介(当館学芸員)

● 定員:30名 (対象:小学生とその保護者)

● 申込:要事前申込 当館Webサイト上の申込フォームより

(3)第50回あらかしコンサート(展覧会関連イベント)

土佐信道氏がプロデュースする芸術ユニット「明和電機」による、創造性豊かな電子楽器を用いたコンサートです。

● 日時:令和5年1月14日(土曜日)14時半開演

● 会場:佐賀県立美術館ホール(佐賀市城内1-15-23)

● 出演:芸術ユニット「明和電機」

● 定員:200名

● 参加料:無料

● 申込:要事前申込 当館Webサイト上の申込フォームから

URL : https://saga-museum.jp/museum/form/arakashi50form.html 

(4)担当学芸員によるギャラリートーク

● 日時: 12月17日(土曜日)中止、12月24日(土曜日)、

1月7日(土曜日)、1月21日(土曜日)、

2月4日(土曜日) ※各日、14時から40分程度

● 会場:美術館2号展示室内

● 講師:当館学芸員

(5)展覧会図録・オリジナルグッズの販売

 


新型コロナウイルス感染拡大防止のため、お客様にも入館時のマスク着用、アルコール消毒等の御協力をお願いしています。 

 

作品

不詳1988
不詳1988_ノート