令和4(2022)年 8 月 9 日(火曜日) 県公文書館 担当者 楢﨑 内線 4039 直通 0952-25-7365 E-mail: kobunshokan @pref.saga.lg.jp |
所蔵資料展「 鉄道 ✕ さが 佐賀の人・石炭・うつわを運んだ鉄の道 」を 開催 します
佐賀県公文書館では、日本の鉄道開業150周年と9月23日の西九州新幹線開業を記念して、鉄道にまつわる所蔵資料を集め、九州への鉄道敷設から昭和にかけ ての時代を中心に、佐賀の鉄道史を辿る資料展を開催します。
是非、この機会に佐賀県公文書館においでください。皆さまのご来館をお待ちしています。
1 期間 令和4年8月11日(木曜日・祝日)~令和4年12月4日(日曜日)
2 会場 佐賀県公文書館(佐賀市城内一丁目6番5号佐賀県庁南館2階)
3 内容 当館の所蔵資料の中から、現在走る路線や廃線となった路線運炭貨物支線、国鉄佐賀線、馬車鉄道等等が敷設された頃の資料を展示し、佐賀特有の敷設経緯やその後のあゆみ
等、佐賀県の鉄道史をわかりやすくご紹介します。また、西九州新幹線開業の紹介とともに県内の停車駅となる県内2駅の周辺地域資料を掲示する他 、旧佐賀駅や国鉄佐賀線
等の懐かしい写真、県内路線簡易マップ等を展示します。
(展示資料数10点、パネル等展示補足15点)
展示例
【MAPで見る鉄道とまち】
現在の路線に廃線や未成線、町なかを走っていた馬鉄等の路線を加えたマップを掲示する他、大正、昭和時代の地図から鉄道の変遷を紹介。県内唯一となった幻の路面電車の姿も確認できます。
 |  |  |
県内路線マップ | 佐賀市街精図(大正5年) | 佐賀県立図書館所蔵「佐賀県内略図」より抜粋 |
【はじめての蒸気機関車】
明治22年12月11日、佐賀にはじめて蒸気機関車が走ります(博多-久留米間(千歳川北岸迄))。九州鉄道(現JR九州)が設立し、敷設に至るまでの経緯や、敷設時の県内の様子等をご紹介します。
 |  |
千歳川(筑後川)北側路線図(明治22年) | 九州鉄道初代社長就任届(明治21年9月4日) |
【人・石炭・うつわを運ぶ】
石炭を輸送した唐津鉄道、陶磁器輸送のための伊万里鉄道、そして、唐津・伊万里から博多へ行くために作られた北九州鉄道を取り上げます。どの路線も佐賀ならではの理由で開業しています。
 |  |
大島妙見間海面埋立実測図(明治30年12月17日) | 南博多-博多間営業開始届(大正15年10月20日) |
【廃線・未成線・幻の鉄道】
廃線となった炭鉱支線や記憶している人も多い国鉄佐賀線。また、未成線となった国鉄呼子線や実現にいたらなかった幻の鉄道等、今は見ることのできない鉄道をご紹介します。
 |  |
国鉄呼子線工事(昭和48年) | 杵島軌道蒸気機関車設計図(大正8年8月31日) |
参考:佐賀県公文書館概要
佐賀県公文書館では、県が保存している明治期からの公文書や行政資料等48,544冊のうち、歴史的資料として価値のあるもの19,564冊を一般公開しています(令和3年度末時点)。また、所蔵している資料を紹介し、閲覧利用のきっかけにしていただけるよう、特定のテーマに基づく展示を定期的に行っています。
【利用時間】午前9時~午後5時
【休館日】毎週月曜日(ただし、9月19日、10月10日は開館し、9月20日、10月11日を休館します) ※その他臨時に休館する場合があります。
【入館料】無料
【その他】プライバシー等の観点から一部閲覧できないものもあります。
添付資料