
「黄金の茶室」体験プログラムを本格実施します ~ 黄金で包まれた世界を体感 ~
佐賀県では、「はじまりの名護屋城。」をコンセプトに、特別史跡「名護屋城跡並びに陣跡」を文化観光の拠点として磨き上げるプロジェクトに取り組んでいます。この一環として、多くの方に伝統文化発展の“はじまりの地”である名護屋城跡・陣跡の価値を広く知っていただくため、令和4年3月27日に一般公開した「黄金の茶室」を活用した体験プログラム(試行版)を5月から6回にわたり実施したところです。
この試行版でのアンケート調査結果等を踏まえ、体験プログラムの本格実施を開始しますのでお知らせします。
本プログラムでは、復元した茶室内で、お抹茶でのおもてなしや学芸員による解説などを行います。史料に基づき忠実に再現された「黄金の茶室」に入ることができる、全国でもここでしか体験できない特別なプログラムです。豊臣秀吉や大名が見たような黄金で包まれた世界をぜひお楽しみください。
記
1 プログラム概要
(1) 大名コース(公開タイプ)
茶室の障子は閉めますが、外に見学者がいる状況での体験です。
・定員:1回あたり2名
・所要時間:25分間
・体験料:お一人5,000円
(2) 太閤コース(貸切タイプ)
他の見学の方がいない貸切の状態で行います。
呈茶後、館蔵品の陶磁器を手に取って鑑賞いただけます。使用する陶磁器は400~500年ほど前の古唐津・朝鮮陶磁から1点ずつです。
・定員:1回あたり2名
・所要時間:35分間
・体験料:お一人10,000円
・その他:名護屋城や唐津に関係するお土産が付きます。
(両コース共通)
・茶室内でお菓子とお抹茶をお出しします。
(点前は行わず、点て出しでの提供となります)
・お茶碗は唐津焼の14代中里太郎右衛門氏や金箔を用いた「釉裏金彩」
の技法で知られる小野珀子氏の作品にてご提供します。
・学芸員が解説を行います。
・記念に限定の城郭符(名護屋城跡、黄金バージョン)を進呈します。
2 実施日時
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月日 |
募集回数 |
備考 |
大名コース |
太閤コース |
1 |
7月27日(水曜日) |
3回 |
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午前中のみ |
2 |
7月28日(木曜日) |
3回 |
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午前中のみ |
3 |
8月18日(木曜日) |
3回 |
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午前中のみ |
4 |
8月19日(金曜日) |
3回 |
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午前中のみ |
5 |
9月2日(金曜日) |
3回 |
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午前中のみ |
6 |
9月3日(土曜日) |
3回 |
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午前中のみ |
7 |
10月7日(金曜日) |
5回 |
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8 |
10月8日(土曜日) |
5回 |
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9 |
10月18日(火曜日) |
5回 |
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10 |
10月19日(水曜日) |
5回 |
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11 |
11月22日(火曜日) |
4回 |
1回 |
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12 |
11月23日(水曜日、祝日) |
5回 |
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13 |
11月29日(火曜日) |
4回 |
1回 |
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14 |
11月30日(水曜日) |
4回 |
1回 |
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15 |
12月9日(金曜日) |
4回 |
1回 |
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16 |
12月10日(土曜日) |
4回 |
1回 |
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※詳細は当館ホームページにてご確認ください。
※実施日の追加も予定しています。決まり次第お知らせします。
3 申込方法
・下記の申し込みフォームもしくはお電話にてお申込みください。
・先着順にて決定します。
・体験料は名護屋城博物館受付にて当日お受けします。
【参加申込先】
佐賀県立名護屋城博物館
・申込専用フォーム https://logoform.jp/form/jbBd/114988
・電話 0955-82-4906(学芸課直通)
・お名前、電話番号、メールアドレス等をお尋ねします。
・お伝えいただいた個人情報は本プログラムの運営にのみ使用します。
4 体験にあたってのお願い
・茶室や展示している金の茶道具にはお手を触れないようお願いします。
・未就学児の参加はできません。小学生は保護者の方とともにお申込みください。
・1名でお申込みの場合、他のお客様とご一緒の体験となる場合があります。
・服装は和服でなくて結構ですが、裸足での入室はできません。
・体験にあたってアクセサリー等を外していただく場合があります。
・懐紙・黒文字(楊枝)は不要です。
・貴重な焼き物に触れていただく機会になりますので、職員が扱い方などをご説明する場合があります。その際には説明に従って体験をしてください。
・作法に詳しくなくても問題ありません。お気軽にお申込みください。
5 主催、協力
主催:佐賀県立名護屋城博物館
協力:裏千家淡交会唐津支部、茶道宗徧流唐津支部、表千家唐津、
茶苑海月
6 お問合せ先
佐賀県立名護屋城博物館
〒847-0401 佐賀県唐津市鎮西町名護屋1931番地3
TEL.0955-82-4906(学芸課直通) FAX.0955-82-5664
e-mail nagoyajouhakubutsukan@pref.saga.lg.jp
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体験プログラムの様子 |
「黄金の茶室」の復元及び体験プログラムの開発にあたっては、文化庁の令和3年度文化資源
活用事業費補助金(Living History[生きた歴史体感プログラム]促進事業)を活用しました。