
令和4年(2022年)7月11日 佐賀城本丸歴史館 企画学芸課 担当者 野下 直通 0952-41-7550 【E-mail】 rekishikan@pref.saga.lg.jp |
佐賀城本丸歴史館でテーマ展「生誕200年 枝吉神陽」を開催します
幕末佐賀で異彩を放っていた枝吉神陽(えだよししんよう)は、藩内外から才覚を高く評価された人物です。幅広い視野と見識を備えた神陽のもとには副島種臣(そえじまたねおみ)や島義勇(しまよしたけ)、大隈重信(おおくましげのぶ)など、幕末維新期に活躍した佐賀藩士が多く集まりました。
文久2年(1862年)、神陽はコレラに倒れた妻の看病中に自身も罹患し、明治維新をみることなく41年の生涯を閉じました。その思想や言動をとおして藩内外に影響を与えた神陽は、幕末維新期の佐賀で輝いた偉人といえます。
本展覧会では、枝吉神陽の生誕200年を記念し、初公開となる枝吉家伝来の資料を中心に枝吉神陽のすがたを探ります。多くの皆様の御来館をお待ちしています。
記
1 会期 令和4年7月29日(金曜日)~9月19日(月曜日・祝日)
2 開館時間 9時30分~18時
3 休館日 なし
4 会場 佐賀県立佐賀城本丸歴史館 御小書院(特別展示室)
5 展示構成 (1)神陽と枝吉家 (2)佐賀藩士枝吉神陽 (3)神陽の思想
6 展示資料 蠟色塗紺糸威二枚胴具足(枝吉家資料/個人蔵)、枝吉神陽あてしづ(神陽妻)消息(当館蔵)、義祭同盟連名帖(龍造寺八幡宮蔵)ほか
7 観覧料 無料
8 内覧会 日時:令和4年7月29日(金曜日) 9時~
9 関連講座 第211回歴史館ゼミナール「幕末のカリスマ 枝吉神陽の足跡」
日時 令和4年8月27日(土曜日) 13時30分~15時
会場 佐賀県立佐賀城本丸歴史館 外御書院
講師 野下俊樹(当館学芸員)
※聴講無料/事前申込制
当館ホームページ、電話、館内受付カウンターで申込みを受け付けます。申込開始日はホームページを御確認ください。
※ホームページURL:https://saga-museum.jp/sagajou/
新型コロナウィルス感染拡大防止のため、当館においても対策を行うとともに、お客様にも入館時のマスク着用、手指のアルコール消毒等の御協力をお願いしています。
【参考】主な展示資料
枝吉南濠「送経種遊学江都」(つねたねのこうとにゆうがくするをおくる)
枝吉神陽「鎌倉懐古・大江広元墓」(かまくらかいこ・おおえのひろもとはか」(枝吉家資料/個人蔵)
義祭同盟連名帖(ぎさいどうめいれんめいちょう)(龍造寺八幡宮蔵)