
令和4年5月20日 佐賀県立九州陶磁文化館 担当者 德永 山本 直通 0955-43-3681 【E-mail】kyuto@pref.saga.lg.jp |
リニューアル記念 特別企画展を開催します
「海を渡った古伊万里~ウィーン、ロースドルフ城の悲劇~」
オーストリア、ウィーン近郊にたたずむ古城ロースドルフ城では、古伊万里を中心とした陶磁器が多数コレクションされ、城内を美しく飾る調度品として大切に伝えられてきました。第二次世界大戦の戦禍によりその多くが破壊されてしまいますが、城主ピアッティ家は破壊された陶片を廃棄せず、平和への願いを込めてインスタレーション展示を行ってきました。
本展では、当館所蔵品を始めとする古伊万里の名品とともに、ロースドルフ城所蔵の日本、中国、西洋の陶磁器コレクションを海外において初公開します。
日本の修復技術による復元作品も展示し、「再生」にも焦点を当て、波乱に富んだロースドルフ城コレクションの全貌を紹介します。
この機会にぜひ御観覧ください。
記
1 会 期 令和4年5月28日(土曜日)~同年7月18日(月曜日・祝日)
開館時間 午前9時~午後5時(入館は4時30分まで)
※月曜休館(ただし7月18日(月曜日)は開館)
2 会 場 九州陶磁文化館 第3~5展示室(西松浦郡有田町戸杓乙3100-1)
3 主 催 九州陶磁文化館
4 特別協力 ロースドルフ城ピアッティ家、
一般社団法人古伊万里再生プロジェクト
5 観 覧 料 一般 600円(500円)
大学生 300円(200円)
高校生以下及び障害者手帳又は指定難病受給者証をお持ちの方とその介助者(1名)は無料
※( )内は20名以上の団体料金
6 展示構成 ・日本磁器誕生の地-有田
・海を渡った古伊万里の悲劇-ウィーン、ロースドルフ城
展示作品 約180件(予定)
7 開 会 式 日時:5月27日(金曜日)午前11時から
場所:九州陶磁文化館 講堂
※終了後に関係者内覧会を行います。
8 関連イベント (1)記念講演会「ロースドルフ城所蔵の陶磁器が語る物語~破壊から再生への道へ~」
日時:6月18日(土曜日)13時30分~15時
会場:九州陶磁文化館 講堂
講師:荒川正明氏(学習院大学教授 本展監修者)
参加費:無料
申込方法:当館HP
(外部リンク)に記載された申込先(「海を渡った古伊万里講演会事務局」)のメール、電話、FAXにより事前にお申込みください。
(2)特別対談「「破壊」から「再生」へ ~ 甦った陶片たち」
日時:6月19日(日曜日)13時30分~15時
(外部リンク)
会場:九州陶磁文化館 講堂
講師:繭山浩司氏(修復家)・荒川正明氏
参加費:無料
申込方法:当館HP
(外部リンク)に記載された申込先(「海を渡った古伊万里講演会事務局」)のメール、電話、FAXにより事前にお申込みください。
(3)学芸員によるギャラリートーク(展示解説)
日時:会期中の毎週土曜日(6月18日を除く)
14時から1時間程度
※展覧会の観覧料が必要です。
新型コロナウィルスによる感染拡大防止のため、お客様に入館時の検温チェック、マスク着用、アルコール消毒等のご協力をお願いしています。 感染拡大の状況によっては、臨時に休館する可能性があります。 |
添付資料
- 添付資料
チラシ
(PDF:2.05メガバイト)