新型コロナウイルス感染症に関する記者説明を開催しました(2月5日)
2月5日(土曜日)に新型コロナウイルス感染症に関する記者説明を開催しました。
要約版はこちらからご覧ください。
要約版
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記者説明内容
○東健康増進課副課長
はじめに、本日確認の陽性者数についてご報告します。
これまでに、518件の「陽性」を確認しています。
この内訳は、現時点において、新規が193件、既陽性者関連が325件となっています。
なお、疑似症患者数は19件です。
次に、新たに確認したクラスター4件について、ご説明いたします。
1件目として、鳥栖市の医療法人社団「如水会 今村病院」で感染者集団、いわゆるクラスターを確認しました。
「如水会 今村病院」の全体像、いわゆる枠内については、職員6名、入院患者3名の計9名です。同病院では、随時消毒を実施されており、必要な検査を進められおられます。なお、クラスターが確認された病棟については、現在新規の受入れを停止されています。
2件目として、みやき町の特定医療法人「勇愛会 大島病院」で感染者集団、いわゆるクラスターを確認しました。
「勇愛会 大島病院」の全体像、いわゆる枠内については、職員3名、入院患者5名の計8名です。同病院では、随時消毒を実施されており、必要な検査を進められています。なお、クラスターが確認された病棟については、現在新規の受入れを停止されています。
3件目として、神埼市の介護付有料老人ホーム「ハーモニーライフきぼう神埼 壱番館」で感染者集団、いわゆるクラスターを確認しました。
「ハーモニーライフきぼう神埼 壱番館」の全体像、いわゆる枠内については、職員5名、入院患者12名の計17名です。同施設では、随時消毒を実施されており、必要な検査を進めておられます。
4件目として、伊万里市の地域密着型通所介護施設「デイサービス ノア」で感染者集団、いわゆるクラスターを確認しました。
「デイサービス ノア」の全体像、いわゆる枠内については、職員4名、入所者4名の計8名です。なお、枠外としては、職員の関連3名となっています。同施設では、随時消毒を実施されており、必要な検査を進めておられます。また、2月1日からデイサービスの受入れを停止されています。
次に、2月3日公表分の変更についてお知らせいたします。
12846例目について、医療機関から発生届の取り下げがありました。
このことから2月3日の件数を558件とし、その内訳を、既陽性者関連372件はそのまま、新規を186件に修正させていただきます。
次に、これまでクラスターとして公表した3件についてお知らせします。
1件目として、1月30日に公表しました佐賀市の「早津江病院」のクラスターについて、新たに職員3名、入院患者11名の計14名の陽性者が確認されました。このため、「早津江病院」の全体像、いわゆる枠内については、44名となりました。
2件目として、1月31日に公表しました鳥栖市の「松岡病院」のクラスターについて、新たに職員2名、入院患者15名の計17名の陽性者が確認されました。このため、「松岡病院」の全体像、いわゆる枠内については、30名となりました。
3件目として、2月2日に公表しました嬉野市の「嬉野温泉病院」のクラスターについて、新たに職員3名、入院患者9名の計12名の陽性者が確認されました。このため、「嬉野温泉病院」の全体像、いわゆる枠内については、75名となりました。
次に、本日の検査件数について、ご報告いたします。
本日の検査件数は、1,518件です。
次に、現時点での病床使用率などについて、ご報告いたします。
病床は、病床全体の確保数545床に対し、病床使用数は190床で、病床使用率は、34.9%となっています。
ホテルは、確保数515に対して、使用数は260で、ホテル使用率は、50.5%となっています。
なお、自宅療養者数は3,275人、重症者の方は0人、中等症の方は59人となっています。
最後に、県民の皆様に対して、感染拡大防止のために、正しいマスクの着用、こまめな手洗い、定期的な換気、3密を避けるなどの基本的な感染予防策の徹底をお願いさせていただきます。
また、報道機関各位におかれましては、陽性者情報やクラスター情報などが誹謗中傷につながらないよう、御配慮をお願いいたします。
私からの説明は以上となります。
県民の皆様へ
新型コロナウィルス感染症に感染された方やその御家族、濃厚接触者に対して、不当な差別や偏見があっています。
佐賀県は慈しみ合う県です。感染された方、その御家族、濃厚接触者などに対する情報の詮索、不当な差別、偏見、いじめというのが決してないようにお願いします。