
令和4年(2022年)1月6日 政策部 企画チーム 担当者 島松、南雲 内線1461 直通0952-25-7360 E-mail:kikakuteam@pref.saga.lg.jp |
大隈重信を主人公とした歴史小説「威風堂々」出版記念トークイベントを早稲田大学で開催します
佐賀の偉人・大隈重信侯は、令和4年1月10日、没後100年を迎えます。
県では、この節目の機会に、改めて大隈重信侯の功績を顕彰し、佐賀への誇りや愛着を醸成する「大隈重信100年アカデミア」を展開しています。
この度、令和元年8月から令和2年12月まで佐賀新聞で連載された、大隈重信を主人公とする歴史小説「威風堂々」が、中央公論新社より書籍として令和4年1月7日(金曜日)に全国主要書店で発売されることとなりました。
ついては、これを記念して、大隈重信没後100年を迎える令和4年1月に、大隈重信が創設した早稲田大学にて、著者である伊東潤氏の他、ゲストに脳科学者の茂木健一郎氏を招き、下記のとおりトークイベントを開催します。
記
(1)日時 令和4年1月18日(火曜日)15時00分~16時00分(14時30分~受付)
(2)場所 小野記念講堂(早稲田キャンパス27号館 地下1階)
(3)参加費 無料
(4)定員 70名(事前申込・先着制・・・すでに申込締切)
(5)ゲスト 伊東 潤氏(作者、歴史小説家)、茂木健一郎氏(脳科学者)
(6)コーディネーター 中尾清一郎氏(早稲田大学校友会佐賀県支部長、佐賀新聞社社長)
(7)タイトル 変革期の寵児・大隈重信に迫る 小説「威風堂々」から読み解く大隈メソッド
(8)トーク構成
〇大隈侯の生涯~幕末佐賀藩、主君鍋島直正の影響、青年期の大隈について
〇明治新政府の中心人物となった理由
〇大隈のマルチな功績とその手法。その発想力と実行力の源泉は?
〇早稲田大学建学への想い、志
〇現代に大隈が生きていたら、何を考え、どう行動するか?
(9)登壇者プロフィール
<作者>伊東 潤(いとう じゅん)/歴史小説家
1960年神奈川県横浜市生まれ。早稲田大学卒業。外資系企業に勤務後、経営コンサルタントを経て2007年、『武田家滅亡』でデビュー。『黒南風の海―加藤清正「文禄・慶長の役」異聞』で「第1回本屋が選ぶ時代小説大賞」を、『国を蹴った男』で「第34回吉川英治文学新人賞」を、『巨鯨の海』で「第4回山田風太郎賞」と「第1回高校生直木賞」を、『峠越え』で「第20回中山義秀文学賞」を、『義烈千秋 天狗党西へ』で「第2回歴史時代作家クラブ賞(作品賞)」を受賞。著作多数。近著は『夜叉の都』。
〈ゲスト〉茂木健一郎(もぎけんいちろう)/脳科学者
1962年東京生まれ。東京大学理学部、法学部卒業後、東京大学大学院理学系研究科物理学専攻課程修了。理学博士。理化学研究所、ケンブリッジ大学を経て現職。専門は脳科学、認知科学。「クオリア」(感覚の持つ質感)をキーワードとして脳と心の関係を研究するとともに、作家、ブロードキャスターとしても活動。2005年、『脳と仮想』で、第四回小林秀雄賞を受賞。2009年、『今、ここからすべての場所へ』で第12回桑原武夫学芸賞を受賞。早稲田大学国際教養学部非常勤講師 (Brain and
Cognition)、理工学部との共同研究、早稲田大学主催の各種シンポジウムにも多数出演。
(10)書籍情報
「威風堂々(上)~幕末佐賀風雲録~」
「威風堂々(下)~明治佐賀風雲録~」
筆者:伊東 潤
発売日:令和4年1月7日(金曜日)
定価:上下巻とも本体1,800円+税
発行:株式会社中央公論新社
主人公である大隈重信の生涯を通して、彼自身の功績はもちろん、幕末の佐賀藩や、維新後の新政府で共に活躍した佐賀出身の偉人たちにまつわる逸話等も描かれており、激動の時代の日本における佐賀人の志に触れることができる内容となっている。