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第94回佐賀県新型コロナウィルス感染症対策本部会議を開催しました

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第94回佐賀県新型コロナウィルス感染症対策本部会議を開催しました

8月11日(水曜日)に第94回佐賀県新型コロナウイルス感染症対策本部会議を開催しました。
 
詳細は下記リンクからご覧ください。
 
要約版はこちらからご覧ください。

 
 

会議資料

会議内容

○司会
 それでは、時間になりましたので、第94回新型コロナウイルス感染症対策本部会議を始めさせていただきます。
 最初に、最近の感染者の状況につきまして、甲斐部長から報告をお願いいたします。
○健康福祉部長
 新型コロナウイルスボードです。8月5日からの7日間です。(感染者数が)40件台、30件台続いておりまして、昨日52件、本日73件と大きく増加をしておりまして、厳しい状況でございます。
 73件といいますのは、これまで過去2番目に大きな数値となっております。
 現在入院されている方、113名、ホテルで療養されている方、154名でございます。
 病床使用率は30.0%、ホテル使用率は31.1%となっております。
 それで、重症者の方、今0人でございますけれども、本日未明、容体が急変されてお亡くなりになった方が1名いらっしゃいます。年齢区分は、20代から30代、この年齢区分での死亡は県内では初めてでございます。心よりお悔やみ申し上げます。
 これについて少し補足を、医療統括監からお願いいたします。
○医療統括監
 それでは、ご説明いたします。本日亡くなられた方は、これまで見られなかった若い年齢層の方ですので、特に説明をしたいと思います。
 まず、初発症状が咳、鼻水で始まりまして、4日後に体調が悪くなられました。その時点では受診はされませんでしたけれども、1週間後に医療機関を受診されました。その医療機関での診療の間に急変されまして、他の医療機関に移送して、肺炎所見が確認されました。それで、ECMO(エクモ)が導入されましたが、全身状態が悪化して、残念ながら、本日未明に亡くなられましたという経過でございます。
 最初に受診された医療機関、それから、その後に治療をされた医療機関においてウイルス検査を実施しましたけれども、新型コロナウイルス陽性が確認されています。
 また、基礎疾患はなかったということです。
 最近は若い方でも中等症が多くなる傾向が見られておりましたけれども、重症化し、死亡に至る例があることが示された事例と考えております。

○健康福祉部長
 今呼びかけたいことがあります。発熱など症状がある場合は、出勤しないで受診をぜひお願いをしたいと思います。今まで私どもで事例を見ておりましたけれども、発熱があっても解熱剤を飲むなどして、我慢して数日御出勤を続けておられる方、そういった事例もよく見かけます。症状がなかなか収まらないので、医療機関に受診したところ、陽性が確認をされるという事例がございます。
 そういった方々、出勤されている間に職場のほうで感染が拡大しまして、さらに同僚の方の家族に感染が広がったり、ご友人の方に感染が広がったりということがございます。くれぐれもご自身のためにも、職場のためにも、発熱などの症状がある場合は出勤しないで受診をということを強くお願いしたいと思います。
 受診されるのは、まずはかかりつけ医へご相談をということですけれども、かかりつけ医がいらっしゃらない場合は受診・相談センターにお問合せをお願いしたいと思います。どうしても働いていらっしゃる方は、責任感から休むわけにはなかなかいかない、そういったことで出勤されるケースも多いと思います。職場でも、そういったときには遠慮なく休む申出ができるように、そういった声かけもしていただきたいと思いますし、勤務体制を配慮していただければと思っております。
 人口10万人当たりの1週間の感染者数でございます。
 一番上が東京都でございまして、ずっと上のほうにありまして、10万人当たりの1週間あたりの感染者は200.06人ということでございます。そして、紺色が福岡県でございまして、大阪府より上のほうにありまして、全国6位で94.69人でございます。そのほか、九州各県ですけれども、熊本県、続きまして佐賀県となっております。
 ご覧のとおり、福岡県は急速に伸びている、増加している傾向は変わりませんで、減少という傾向がなかなか見られない中、本県においても増加が続いておりまして、厳しい状況がしばらく続くものと考えております。
 それから、コロナウイルスボードにもう一回戻っていただいてよろしいでしょうか。
 新規を見ていただきたいんですけれども、今、新規の感染者数というのが13件から始まりまして、昨日28件、本日は35件と増えております。ここが我々は一番厳しいところだと思っておりまして、県では新規感染者について調査、検査して、その接触者を調査、検査しまして、囲い込んで拡大を抑えるようにしてきておりますけれども、こうして新規が20件、30件と続きますと、その後の接触者調査がかなり難しくなります。今、ぎりぎりの限界のところに来ていると考えております。
 1人の感染者が確認されますと、その方の行動歴を聞き取りまして、接触者の把握、そのお一人お一人に連絡しまして、検査の日時を調整し、検査でまた陽性が判明すれば、またその方の接触者を追っていくというふうに続いてまいります。感染可能期間に職場に出勤とか、お子さんですと保育所などに登園されていれば、そこで接触された方々の検査ということで、数十人とか100人単位の検査になることもございます。連日、県内の保健所で聞き取りを行って、接触者の把握と調査に当たっておりますけれども、この状況がこれ以上続きますと追いかけられなくなることを我々は危惧しております。
 感染事例では、福岡県など県外との往来がきっかけとなったと推測される新規の感染者も多いわけでございますが、そうした新規感染者からさらに家庭や職場、友人などへ、さらにその接触者へと広がっている状況がございます。
 また、これまでの会議で39歳以下の若い方の感染が7割以上とお伝えしておりましたけれども、ここのところ少し状況が変わってきており、40代、50代の感染者数が増加してきておりまして、昨日時点だと39歳以下と40歳以上の割合がそれぞれ5割ずつとなっております。
 事例の中で目立ちますのは、家族以外の方との飲食ですとか行動を共にする場面での感染が推測されるケースがございます。例えば、仕事関係での会食、同僚との飲み会、友人との食事会や旅行、ドライブ、宿泊、複数の家族が集まってのレジャーなどがございます。お盆に入りまして、親戚やご友人などと集まる機会が増えると思いますけれども、県民の皆様には今はできるだけ活発な行動を控えていただければというふうにお願いしたいと思います。今は家族以外の方とマスクを外して接する機会をできるだけ減らしていただきたい、一緒に生活している家族以外の方とはしっかりマスクをつけて接していただければと思います。
○坂本副知事
 さっき報告があったように、基礎疾患なしの若い方がお亡くなりになったということは非常に衝撃的な話だと思いますし、さっき健康福祉部長が言っていたように、感染症例を見てみると、県境を越えないでくださいと言っているにもかかわらず、やっぱり結構多くの方が福岡県往来とか活発な動きをされている症例が多いように思います。
 我々はこれをどうやって県民の皆さんに伝えていくかというと、この会議を若い方たちとか現役世代の方が見られていないというのはあるんだろうなと思いますので、土木とか農林とか産業とか関係団体が多いところは特に皆さんにこの情報を伝えていただきたいと思いますし、これまでも多分、いわゆる連合会みたいな一番上位にあるところにだけ伝えて、そこからお願いということをしていたと思いますけど、そこに、例えば土木でいうと下請の方とか、さらに孫請の方とかまで伝わるようなやり方を、例えば建設業協会とか、そういうところで考えていただかないといけないかなと思います。さっきも健康福祉部長が言っていたように、熱があって現場に来られている方があったという事例もあります。
 だから、そういうことがないように、ぜひ隅々までというか、できるだけ可能な限り伝わるよう、団体とかにお願いをしていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。
○南里副知事
 私からも1つ申し上げたいことがありますけれども、今日のお話を聞いていますと、基本的には非常にアクティブに動かれている層の感染が増えていることが1つあろうかと思います。そして、これはちょっと野田医療統括監に改めて教えていただきたいんですけど、感染力が非常に強いような印象を受けるんですよね。しかも県境を越えるようなことも含めてアクティブに動かれている中で感染が広がっているような感じがするんですけど、その辺はいかがでしょうか。
○医療統括監
 今、流行しているコロナウイルスについてはデルタ株が主流になっておりまして、当県でも9割のデルタ株陽性率になっているわけですけれども、デルタ株については、もともと従来株に比べてウイルス量が1,000倍単位で多いということと、それから、潜伏期が少し短くなるということで、非常に早い速度で多くの人に伝わっていくという特徴がありまして、感染予防策は従来のことより厳格に行うということではあるわけですけれども、お一人お一人が場面場面で、その都度自分の状況がコロナの感染に対して予防がしっかりできているのかということをお気持ちとして確認するということをしませんと、えっ、というきっかけでうつってしまうということがあると思います。
○南里副知事
 ありがとうございました。先ほどからいろんなところにまた情報を出していこうというお話になっておりますけれども、今のような話も含めて、やっぱり広めていく必要があるし、やはりくれぐれも無理をしないということを言っていく必要があるのかなと思います。
○司会
 それでは、知事からお願いいたします。
○知事
 今日は94回目の佐賀県新型コロナウイルス感染症対策本部会議です。この2日間、非常に大きい数字が出たということで、それを受けて今日の会議があるわけでございますけれども、特に、昨日の感染者数が52人で今日が73人ということで、10歳未満、10代、20代、30代、40代、50代、60代・・・ということで、今まさに議論があったように、このデルタ株はウイルス量も多いし、飛ぶのが速いので非常に脅威的だということで、感染力は半端ない状況だというのを我々も今、強く認識しています。
 その中でも、一つ言えるのは、やはり70代以上は7%ですね。いわゆる高齢者層が非常に少なくなってきました。先ほど計算してみたんですけれども、佐賀県のワクチンの接種率はずっと全国のトップを走っていて、今でもトップクラスなんですが、高齢者の2回接種率は88.5%です。逆に言えば、高齢者以外の接種率は今14.6%です。という状況でありますので、やはりワクチンの効果というのはかなりあるのではないのかなと、この統計を見ただけでも非常によく分かるわけです。ですので、もちろん希望接種であります──希望接種でありますけれども、できる限り県としてワクチン接種を推奨しているのはそういった意味もあります。
 それに対して、もちろんワクチンを打つことができない病気を抱えている方もおりますから、ただ打たないということで誹謗中傷しては決していけないんだけれども、一般的にはできるだけ多くの方が打っていただくことによりまして、全体としての公益という意味では非常に大きな効果を生むということについては、改めて申し上げておきたいなと思います。
 それから、先ほど説明がありましたように、ここのところ、30代以下が非常に多かったわけです。7割ぐらい、七、八割あったんですけど、徐々に40代、50代と現役世代が増えてまいりました。
 共通して言えるのは、毎日体温を計っていただいていると思うんですけれども、ちょっと怪しいな、一旦熱が高くなってきたなというときに、無理して出勤している方が非常に多いんです。ですので、その間にうつしてしまっている場合もありますし、自らが悪化する場合もあるわけで、自分の体調が優れないときに自重していただくことというのは、周りの人のためでもあるし、ご本人の、先ほど極めて悲しい若い方の亡くなられた例がありましたけれども、まさにその日に急に動いたような、まさかそんなところまでというような過程で亡くなられたりすることは、非常に我々つらく思います。
 今非常に、中等症とよく言いますけれども、中等症というのは、僕らの感覚からいくと重症のイメージです。ここで言う重症者は今0人ですけれども、この重症者というのは極めて危険な状況で、ECMOをつけている状況だと思っていただいて。いろんな管がつながっているんですね。なので、中等症という時点で僕らの感覚で言う重症者みたいなイメージなので、そこも何となく若い人は簡単に終わってしまうんじゃないかって思っている方も多いと聞いておりますけれども、一旦かかると本当に厳しい、つらい状況になりますから、ぜひそういったところを、これを聞いている皆さん方も、若い皆さん方にお伝えいただきたいなと。なかなかこの対策本部会議を若い皆さんがどれだけ見ているのか分かりませんけれども、できるだけお伝えいただいて、やはり自分を守るためと、周りにいる大事な人たちを救うためだということで、ぜひそれを皆さん方にお伝えいただければなと思います。
 ぜひ毎日の検温、改めてお願いして、一旦熱が上がったときには、ぜひ休むように。そして、会社のリーダーの皆さん方は、それを認めてあげていただきたいと思います。ついつい、一旦治ったからといってまた出てきてしまっても、一旦上がるということはやっぱり非常にリスクを抱えているということなので、その辺りをぜひよく分かっていただきたいと思います。
 そして、もう一点だけなんですが、今、病床使用率が30%です。前回感染者数が75件に上がったときがありました、一番多かったとき。そのときの病床使用率が43%だったと。今回は何で病床使用率が30%で留まっているのかということです。
 我々のこのコロナ対策の究極の目的は、コロナじゃない救急の患者さんだとか、通常の診療体制に影響を及ぼさないこと、医療資源をしっかりと確保していくことは再三ここで申し上げているんだけれども、そういった意味からすると、今はまだ(病床使用率が)30%というところを維持できていることは、我々にとってありがたいことだと思っています。もちろん予断は許さない。
 それで、何で今まだ30%かということで、先ほど計算してみたところ、やはり若い方が多いので、入院の日数が少ない、回転が早いので。ですから、佐賀県のやり方は、一旦入院していただいても、経過を見てよければホテルに下り搬送しますから、そういった意味で、病床自体の回転はよくなっているということは言えます。
 ですので、病床の逼迫というのは、今はまだ30%で収まっているということは言えるんですけれども、やはり、その全体としての逼迫の問題というよりは、先ほどから申し上げているように、若い方でも中等症にかかると本当にきつい状況なので、ぜひ感染しないような努力をしていただきたいなと思いますし、最近は若い人なので、ファミリーが非常に多いんですね。佐賀県は家族だったら致し方ないなということで、家族単位での感染はもう、家族で隔離というのは難しいので、そういうふうにずっとやっているんですけれども、やはり家族単位でここでつかまっているということで、10歳未満の皆さんもこうやってかかっているという方も多いということであります。そういった方については家族丸ごと病院に入っていただいている場合もありますし、丸ごとホテル療養していただいている方もおられるという状況でございます。
 そういったことで、佐賀県は今「プロジェクトM」で、機能しながら上り搬送下り搬送を使って、そして、病床自体もここのところ13床かな、増やしながら、オペレーションがちゃんとできるようにしております。
 ただ、この今の佐賀県のやり方を維持するためにも、これから後が、特に今からお盆が大きな1つの山場になると思いますので、ぜひ皆さん方にお願いしたいのは、デルタ株は、マスクを取った瞬間に、リスクが激しく上がるので、その瞬間を避けるためにはどうすればいいのかなと考えていただきたいなと思います。ですので、お盆だとどうしても人が集まってみんなでついついふだん会わない人たちとちょっとお食事だとか、せっかく来ていただいたんでお食事をサービスするということというのは、まま佐賀県ではありがちな光景ではあるんだけれども、そこを少しでも減らしていただいて、今年だけはお食事なしで、マスクをしながら故人を弔うとか、いろんなやり方もあると思いますので、ぜひそういった努力をしていただきたい。
 そして、今は無症状で感染されている方も相当多いと認識しています。ですので、そういった状況の中で、ましてや、県境を移動してということについては非常にリスクが高い行動だと思っていただきたいと思いますし、我々一つ一つ、陽性の皆さん方の行動の分析もさせていただいておりますけれども、やはり、いろいろ、特に現役世代は営業とか大変だと思います。お仕事も大変だと思います。いろんなところに行かれて、いろんな営業をされて、その中でマスクを外している場面というのが多々見受けられるような事例も多くありますので、ぜひここのところ、そういったところに留意をいただいて、この数字(感染者数)を減らしていく努力を皆さんと共にやっていきたいと思います。このお盆については、県民の皆さん方と共に最大限の警戒をさせていただきたいと思っております。
 さらに、今先ほどワクチンの話もさせていただいていましたけれども、非常に高齢者以外はまだ、日本でトップクラスで進んでいる佐賀県であっても、いまだ14.6%という水準にとどまっているのが現状です。
 ぜひ、これは国にもみんなでいろんなタイミングで言っていきましょう。やはり、先に接種を進めてきた佐賀県が、体制が整っているわけですから、そのペースでワクチン接種を進めさせていただけるようにということと、そして今、ラムダ株というのもまたちらほら聞くようになってまいりました。こういう段階で国でしっかりと水際で止めていただくということが何より大事です。デルタ株のときも、たしかこんな感じで、デルダというデの字が出たときに、しっかりと水際止めていただくということが大事だと申し上げておりましたけれども、佐賀県でも今9割方置き換わりという状況になってしまいました。
 なので、危機管理はスタートダッシュとか、初動のところできっちりやっていただくことが大事だと思うので、ぜひ国におかれましてはよろしくお願いしたいと思います。
 結びになりますけれども、こういった状況の中で、医療現場をはじめ、各現場で皆さん頑張っておられます。そして、県民の皆さん方もそれぞれで、こうやって対策本部の話を聞いていただいたり、それに伴った行動をしていただいていることに心から感謝申し上げたいと思います。
 そして、誹謗中傷については、もうこれはこの感染症対策のとても大きな基本前提です。もちろんワクチン接種についてもそうですし、人のことを何か言うんではなくて、頑張っている皆さん方にエールを送り合うということが何よりもコロナ対策にとって大事なことなので、こちらもよろしくお願いしたいと思います。
 チーム佐賀・オール佐賀で、この今の危機を乗り越えていきたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。

 

  

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