
佐賀県立佐賀東高等学校演劇部による「大隈重信100年アカデミア」の演劇会を開催します
県では、佐賀の偉人・大隈重信侯の没後100年を契機に、改めて大隈重信侯の功績を顕彰し、佐賀への誇りや愛着を醸成する「大隈重信100年アカデミア」を開催しております。その取組の一つとして、佐賀県立佐賀東高等学校演劇部による演劇を下記のとおり上演することとなりましたのでお知らせします。
大隈重信を通して、「いま」を生きる高校生が100年目のメッセージを投げかけます。大隈重信の功績と志に改めてふれる素晴らしい機会です。ぜひ多くの県民の皆様に観劇いただきますようお願いします。
記
【出演】佐賀県立佐賀東高等学校演劇部
【内容】
〇作品名:「太陽の羅針盤」
〇上演スケジュール
(1)唐津公演
日時:令和3年7月31日(土曜日)15時~16時
場所:唐津市文化体育館(唐津市和多田大土井1番1号)
受付人数:180人(事前申込制・先着順)
(2)佐賀公演
日時:令和3年8月1日(日曜日)15時~16時
場所:アバンセ(佐賀市天神3丁目2-11)
受付人数:150人(事前申込制・先着順)
※申込みは、電話またはメールにて受付いたします。
いずれの公演も、入場料は無料。
【その他】
※当日は、新型コロナウイルス感染対策を十分に行ったうえで開催します。事前に申し込みがない方は原則入場できません。
また、御来場の際は、マスクを必ず着用ください。なお、当日、発熱等の症状がある方は入場出来ませんので御了承ください。
※なお、事前お披露目会を以下のとおり開催します。
事前お披露目会
日時:令和3年7月15日(木曜日)10時~12時
場所:佐賀市立諸冨文化体育館(ハートフル)(佐賀市諸富町諸冨津52)
内容:佐賀東高校主催の学校関係者向けお披露目会。
山口知事・落合教育長等が来賓として出席予定。
演劇の上演後、知事と演劇部によるトークセッションを予定。
【参考】
~「太陽の羅針盤」序章~
舞台は『肥前さが幕末維新博覧会』の閉幕から約2年後の世界。
僕たち「佐賀東高校演劇部」に来た依頼は、「大隈重信の劇」だった。
だけど「江藤新平の悔しさ」を演じてきた僕たちは、ちょっぴり複雑になったんだ。
だって僕ら、「ここ」に生きているから。
「この東京駅を、まるで光を放つ『太陽』のような存在にしたい。」
東京駅の開業式。そこには日本の近代化を牽引したあなたの姿があった。
「東京」も「鉄道」も、「太陽暦」も「貨幣」も、みんなあなたがつくってくれた。
僕たちはそのことが誇らしい。だけどちょっぴり寂しくなるんだ。
だって僕ら、「ここ」に生きているから。
あなたは海の上の「蒸気機関車」のように、夢を背負って走っていった。
幼少期の大怪我、母のぬくもり、従順、反抗、邂逅、盟友の死、孤独。
ぜんぶ背負って、走っていった。あなたはとっても、「人間」だった。
大隈さん。
僕たちも100 年、皆と背負って生きてきたよ。
僕たちずっと、あなたの故郷で生きてきたよ。
大隈さん。
僕たち、いま、伝えたいことがあるんだ。
添付資料