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野上農林水産大臣と佐賀県関係者との意見交換(令和2年12月20日)

最終更新日:

 

 野上農林水産大臣と佐賀県関係者との意見交換

 

 野上 浩太郎(のがみ こうたろう)農林水産大臣が佐賀県を訪問され、諫早湾干拓地及び有明海再生の現地等視察並びに関係者との意見交換が行われました。

 

 意見交換内容(テキスト)

 

【以下、意見交換の発言全文】

 

・司会

 ただいまから野上農林水産大臣との意見交換会を開催いたします。

 本日は御多忙の中、野上農林水産大臣との意見交換会に御出席を賜り感謝申し上げます。

 私は進行を務めさせていただきます九州農政局長の横井でございます。本日はどうぞよろしくお願いをいたします。

 なお、本日の意見交換会は、新型コロナウイルス対策としまして、飛沫拡散防止の観点からマスク着用の上、着席のままで御発言いただきたいと思いますので、御理解の上、御協力をよろしくお願い申し上げます。

 意見交換会に先立ちまして、野上農林水産大臣から御挨拶を申し上げます。よろしくお願いいたします。

 

 

・野上農林水産大臣

 皆様こんにちは。御紹介いただきました野上でございます。座って失礼をさせていただきますが、今日は山口佐賀県知事をはじめ、関係の皆様には大変お忙しい中、このような貴重な意見交換の場をつくっていただきまして、まことにありがとうございます。

 また、新型コロナウイルス感染症に配慮した意見交換会に御理解いただきましたことを感謝申し上げたいというふうに思います。

 また、国会議員の先生方にもお忙しい中、御同席いただきまして、本当にありがとうございます。

 先ほど有明海水産振興センターのほうに参らせていただきまして、有明海における漁業の現状ですとか、あるいは資源回復に向けた取組について視察をさせていただきました。

 ノリにつきましては17年連続で日本一という生産枚数を誇られる一方で、やはり有明海の再生のシンボルでありますタイラギについては9期連続の休業を余儀なくされているという中にありまして、今タイラギですとかアゲマキ、あるいはウミタケなどの二枚貝の回復に向けまして人工稚貝の生産や放流、あるいは漁場造成等々に取り組まれていると伺いました。

 現場ではタイラギとアゲマキの実際の稚貝も見させていただきましたが、タイラギについては今年、佐賀県初の佐賀県生まれ佐賀県育ちの稚貝がつくられたということでありますが、まだまだ数のほうは少ないということであって、これをいかに拡大していくかということが本当に重要だなというふうに感じました。

 このような取組を通して有明海の再生を速やかに進めていかなければならないと考えておりまして、そのための予算につきましても、令和3年度予算のほうで要求をしているところでございますが、本日は有明海の再生ですとか漁業振興に向けまして皆様から直接お話を伺うことができる貴重な機会でありますので、何とぞよろしくお願い申し上げたいと思います。ありがとうございます。

 

 

・司会

 続きまして、佐賀県側を代表して山口祥義佐賀県知事に御挨拶をお願いいたします。

 

 

・山口佐賀県知事

 野上農林水産大臣はじめ、皆様方、お忙しい中を御来県いただきました。本当に感謝申し上げたいと思います。私も座って説明させていただきたいと思います。

 そして、野上大臣に今お話しいただきました。まず、有明海水産振興センターに足を運ばれたということで現場大事にされているんだなということで、非常にありがたく思っております。

 今御紹介いただいたように、特に9年連続で休漁となっておりますタイラギを再生すべく頑張っておりまして、ずっと10年以上やっているわけなんですけれども、今年はやっと見ていただきましたかね、タイラギ5センチぐらいの、これ。これを3,000ぐらいでしょうか。有明海に放流することがやっとできるところまでやってきました。なので、我々は非常に今そこは喜んでいて、そこまで来るのにずっと国ともいろんなことをやりながらやってきたので、しかも今回は佐賀生まれ、佐賀育ちというところなので期待するところは大なんですが、まだ道半ば、これからそれが大きく成長できるかということなので、これからもタッグを組んでやらせていただきたいと思います。

 そして、ノリ漁期の諫干の調整地からの小まめな排水も着実に行っていただいていると思っております。これはお礼申し上げたいと思います。

 そして、ノリの養殖については、県全体では過去3番目の生産額であります。しかし状況としては、地域差があるわけでありまして、そういった中でも17年連続の日本一は達成したということです。

 一方で、漁船漁業についてはタイラギなど依然厳しく、漁家経営の先が見通せぬ状況になっています。そして、昨年の12月16日にこのタイラギ漁をずっと主力でやっておりました大浦支所の弥永運営委員長が実は海の上で亡くなられております。私はずっとこの弥永さんにタイラギを豊漁にするところを見せると約束をしていたので、非常に痛恨の極みなんです。なので、昨年10月、江藤大臣との意見交換会でも、何とか弥永さんは国の責任で再生事業を継続して、漁業者が安心して暮らしていける海を取り戻してほしい。特に、あれは潜るもんですから、後継者がだんだんだんだん技術の継承ができなくなるので、早く頼むということを散々申し上げておりましたので、ぜひ、なかなか水産資源の安定的な維持回復は容易でありませんけれども、宝の海、有明海の再生を加速化するために、有明海再生特別措置法に基づく再生事業を長期的視点でしっかりと実施していただきたいと思っております。

 本日は、有明海における直近の状況や水産資源の回復を願う現場の生の声をぜひお聞きいただきたいと思います。よろしくお願いします。

 

 

・司会

 ありがとうございました。

 それでは、意見交換会に入らせていただきます。

 貴重な時間をより多く意見交換に充てるため、本日御出席いただきました皆様の御紹介につきましては、お手元に配付してございます名簿、この配付に代えさせていただきます。御理解賜りますようによろしくお願いをいたします。

 なお、名簿には記載しておりませんが、国会議員の方々に御参加をいただいております。御紹介をさせていただきます。

 まず、原口一博衆議院議員です。

 続きまして、大串博志衆議院議員でございます。

 続きまして、岩田和親衆議院議員の代理の方でございます。

 続きまして、古川康衆議院議員でございます。

 続きまして、福岡資麿参議院議員でございます。

 続きまして、山下雄平参議院議員でございます。

 続きまして、今村雅弘衆議院議員の代理の方でございます。

 どうもありがとうございました。

 本日の意見交換につきましては、時間の都合上、終了時間を17時5分、これを目途とさせていただきたいと思います。

 まず、佐賀県側から御出席いただいている皆様方から御意見を頂戴いたしたいと思います。

 まず、県議会を代表して、桃崎峰人佐賀県議会議長、よろしくお願いをいたします。

 

 

・桃崎佐賀県議会議長

 私も座らせて御挨拶させていただきます。

 大臣におかれましては、本日御来県いただきましてありがとうございました。国が、県や漁協とともに有明海の再生に向けた取組を行っていることには非常に感謝しております。ただ、有明海の漁場環境の変化は依然として厳しいものがあります。漁場の漁業の操業を見ると、ノリ養殖は漁業者の皆様の努力の甲斐あって、17年連続日本一となっておりますものの、県の西南部地区ではノリの色落ち被害が毎年のように発生をしております。

 また、漁船漁業では、大臣に今申していただきましたように、タイラギは9年連続の休漁となるなど、まだまだ漁業者の皆様が水産資源の回復を実感するには至っておりません。将来に不安を抱いておられ、水産資源の回復は待ったなしであることを大臣には御賢察いただきたいと思います。

 この後、漁業者の方々から発言がありますが、大臣にはしっかりと受け止めていただき、漁業者の方々が誇りを持って自分たちの子供に跡を継がせることができるように、そして、未来に宝の海、有明海を残せるように有明海の水産資源の回復に必要な取組をぜひ加速化していただきたいと願うものであります。よろしくお願いいたします。

 

 

・司会

 ありがとうございました。

 続きまして、漁業者から貞包保則佐賀県有明海漁協大浦支所運営委員長、よろしくお願いいたします。

 

 

・貞包佐賀県有明海漁協大浦支所運営委員長

 大浦の貞包です。よろしくお願いします。着座にて失礼します。

 私の大浦は15支所の中で一番南にありまして、諫干に一番近い支所です。主に漁船漁業を主体としてやっております。カニ、エビ、クラゲ、コハダ、いろいろな魚種がありますけど、何といってもメインは二枚貝のタイラギです。悲しいかな、このタイラギが諫干完成後は潮流の減少や貧酸素などの環境変化で潜水器漁業は今年で、大臣も言われたように9年連続で休漁になっております。このままでは大浦地区の潜水器漁業の危機を、存続できないような感じになっております。

 国におかれましても、有明海再生事業には取り組んでもらっていますけど、未だ回復のめどが立っていません。何とか二枚貝が回復するような、いろいろな関係、様々な裁判も継続中ですけれども、今まで以上に有明海再生ができるような再生事業の予算を確保してもらって、これ以上にしていただきたいとお願いします。もうこれは組合員、漁民みんなの切なる願いです。よろしくお願いします。

 以上です。

 

 

・司会

 続きまして、同じく漁業者から岩永政幸佐賀県有明海漁協白石支所運営委員長、よろしくお願いいたします。

 

 

・岩永佐賀県有明海漁協白石支所運営委員長

 有明海漁協白石支所の岩永でございます。

 まずは、大臣、今日は佐賀においでいただきましてどうもありがとうございます。

 私は有明海漁協の中でも西南部地区というところで、諫早湾にある程度近い場所でノリの養殖を行っている者でございます。私たちが今感じておりますのは、諫早湾の締切りからもう20年以上たちますけど、締切り当初から潮流が非常に緩くなったという感覚を持っております。そのためだろうと思いますけれども、我々の地区では、もうたびたび赤潮の発生があっており、それがまた長期に滞留するという現状になっております。そのために海域の栄養塩が大きく落ち込んでノリの色落ちということがたびたび起こっております。

 今年の漁期におきましても、採苗日から育苗期にかけて、栄養塩が大きく落ち込みまして、色落ちがあったわけでございます。非常に不安の中で今年の漁期をつとめているような現状でございます。

 ただ、最近は全国的なノリの不作もありまして、何とか単価が保たれ、ノリの養殖を継続できているというのが現状でございますが、こういう状況でございますので、我々の地区は特にですけれども、若い人もなかなか先に希望が見出せんという状況で、後継者もなかなか育っておりません。

 私もノリ養殖を始めて50年になりますけど、ずっと諫干が締め切られてからいろんな部分で環境の悪化というものを肌で感じながらやってまいりました。その中で我々が今思うのは、やはり有明海の再生のためには、諫干の開門調査を含む有明海の環境変化の調査を急いでいただきたいという強い思いがあるわけでございますけど、現在の状況を見ておりますと、なかなか難しいものがあるのかなという気はいたします。

 そういう中で、じゃ、何からやっていけばいいのかということで、我々が一番赤潮の発生の原因と考える部分で、諫干の調整池からの排水というものがございます。それが今も知事の話の中にもございましたけれども、我々の要望を聞き入れていただいて、このような分散排水ということを十分行っていただいているというふうには思っておりますけれども、まだまだ一時期に大量排水ということがなされることもございます。そういうことがないように、とにかく排水に関しては分散して小まめな排水をお願いしたいというふうに思っております。

 また、それと同時に、一時期に大量に排水をする必要がないように、現在堤防の中央部に設置されております排水ポンプ、その増設を是非していただいて、常時少量の排水をお願いしたいというふうに思うところでございます。

 また、二枚貝の資源回復につきましても、一生懸命努力いただいておりますが、アゲマキやウミタケに関しては少し希望が見えてきたかなという気はいたしますけど、本格的な漁獲量の回復というところに関しては、まだまだほど遠い部分がございます。

 今後、我々の漁獲回復が目に見えますように、国におかれましても十分な有明海再生に対して努力をしていただき、我々が安心して生活ができ、後継者ができるような海にしていただきたいと思っておりますので、今後ともよろしくお願いいたします。

 終わります。

 

 

・司会

 ありがとうございました。

 続きまして、漁業者を代表して、西久保敏佐賀県有明海漁協組合長よろしくお願いいたします。

 

 

・西久保佐賀県有明海漁協組合長

 野上大臣には御就任おめでとうございます。またお忙しい中の御来県、本当にありがとうございます。

 私は、本年6月から組合長に就任しており、江藤大臣とは7月にお会いしましたが、野上大臣とは本日初めてお目にかかります。

 先ほど漁船漁業とノリ養殖業を代表して、2人の漁業者からお話がありましたが、有明海の環境が変化し、以前では考えられないような赤潮の多発や夏場の貧酸素水塊により、非常に不安定な漁場環境となっております。

 そのような中でも、ノリについては組合員の必死の努力や国や県の力添えにより、何とか17年連続日本一を達成でき、私は責任産地の組合長として誇らしく思っております。

 我々は代々有明海の恵みに感謝しながら、ノリ養殖、タイラギ漁、アゲマキ漁などを生業としてきました。我々漁業者の有明海を再生してほしい、宝の海を取り戻したいという切実な思いを受け止めていただきたいと思います。

 本年7月の豪雨では、貝類のへい死やごみの漂着、漁港や航路への土砂の堆積など、多くの被害が発生し、また、ノリ漁期初めの栄養塩類の低下など大変心配しましたが、漁業者が一丸となって対応し、その都度、国や県などの力添えをいただき乗り切ってくることができました。

 特に、早津江川に堆積した土砂の撤去については、国を中心として迅速な対応をしていただき感謝申し上げます。国には今後も我々の意見や要望を聞く機会を設けていただき、有明海の再生に向け、引き続き誠意ある責任を持った対応をしていただくようお願いいたします。

 終わります。

 

 

・司会

 ありがとうございました。

 続きまして、沿岸市町を代表して、秀島敏行佐賀市長よろしくお願いいたします。

 

 

・秀島佐賀市長

 野上大臣、本当に寒い中、お忙しい中、おいでいただきましてありがとうございます。感謝申し上げます。

 先ほど紹介がありましたように、私は佐賀県の有明海沿岸の4市2町ございますが、その中で振興協議会というのを結成しており、その会長をしています秀島と申します。佐賀市長でございます。

 今日は、こういう新聞の切り抜きを持ってきたんですが、これは西日本新聞の佐賀版なんですが、実際は長崎総局の方が書かれているということで、明日がいわゆる裁判で開門の命令が出てから10年ということになるようでございますが、そのときで、当時の農水省の考え方というのも示されておりました。開門ということを物すごく重く受け止めた形での記事ですね。

 ただ、長崎側の強い意見もございましたので、それが叶わなかったということであります。そして、その弊害じゃないけれども、影響というものが今、西の地区の漁業者の皆さんからおっしゃったとおりでございます。我々も首長として、やっぱり海の状況には、ものすごく神経質になります。何とか漁業者の皆さんたちの努力によって、ノリだけは何とかしていますが、ノリも地域差がございまして、南西のほうは非常に苦労されている状況です。そしてまた、漁船漁業等もほとんどできないような状況ですね。そういった中で県、それからまた我々市も町も一緒なんですが、一緒になって豊穣の海がまた再びというような感じで期待を持って努力をさせていただいておるところでございますが、これからもそういう立場で、そういう部分は国としても頑張っていただきたいな、そういうふうにも思うところであります。

 我々としても海底耕うん、海の中を耕すような以前は考えらないようなことも今させていただいているような部分もございます。そういうところで頑張りたいと思いますので、国のほうとしても再度になりますが、有明海の再生に向けて頑張っていただければと、そういうふうに思うところでございます。

 そして、最後はお礼になります。先ほど西久保組合長のほうからもお話がございました。大雨のたびに河川から流れ出るごみ、それから、最近では土砂が非常に迷惑するようになりました。特に、今年は早津江川というところがありまして、そこに筑後川の上流部から流れてくる土砂が堆積して漁船が漁期に外に出にくいような状況になったということであります。国交省の支援も得て何とか場をしのいでいるところでありますが、まだまだ残された部分もございます。今後は、農水省の方でそちらを手がけていただくと、一定の条件を整えていただくというような報告も私は受けておりますので、そちらの方ではよかったなと、我々としても条件にかなうような整備をしなければなりませんが、国としてもそちらの方をこれからもお願いしたいと。特にごみ、それから、堆積土というのは市とか県の段階ではどうしようもないぐらいの量にもなっておりますので、そこら辺についてはこれからもよろしくお願いをいたしたいということを最後に申し上げさせていただきまして、私からの意見とさせていただきます。ありがとうございます。

 

 

・司会

 様々な御意見をいただき、ありがとうございました。

 そろそろ時間もございます。総括として、山口祥義佐賀県知事から御発言をいただければと思います。よろしくお願いをいたします。

 

 

山口佐賀県知事

 本日は野上大臣、本当にお忙しい中、ありがとうございました。今、るる漁業者の皆さん方からお話があったわけですけれども、私からも改めて申し上げたいと思います。

 野上大臣、漁業者の皆さんはずっと代々宝の海、有明海を守って、代々漁業を生業としていたわけです。例えば、潜水の仕事なんかも代々子供に引き継ぎながら漁業を営んでいた。何も悪くない。それが、平成9年の堤防締切りから急に海がおかしくなったということで漁獲量の減少が何年も続いて、皆さん方は憤懣やる方ない思いだった。そういうときに開門して調査すべきだとずっと訴え続けていたのが、国が自分の方から開門するということを確定させていたのが、まさに先ほど話があった10年前、平成22年12月21日、開門を命じる判決が確定して、あ、これでという形で希望の光が見えたわけですが、もう10年たってしまった今になっても開門は実現せず、有明海の再生も道半ばだという心情をまず理解してあげてほしいなと。

 何で俺たちがというこういう辛い気持ち、そこがまず原点にあるということです。

 そして、そういう気持ちの中で国に対する不信感とか、そういったものがあったり、将来の不安感、そういったものを抱えて、もう子孫に跡を継がせてやれるんだろうかという切実な声すら上がっているわけであります。

 漁獲量の回復を巡ってはいろんな見方がありますが、私は今のタイラギなどの二枚貝の現状からして、漁業者の皆さん方に回復を実感していただくには、まだまだ汗をかかなければならない状態だと認識しています。

 国には、今後の裁判の帰趨に関わらず、有明海の再生に向けて事業に必要な予算を確保、拡充してもらって、漁業者が具体的にその成果を実感できるような取組をお願いしたいと思います。

 牧元局長も黒萩部長も、そして横井局長も、ぜひよろしく今後ともお願いしたいと思っています。

 そして我々、有明海の再生のためには、開門調査を含む有明海の環境変化の原因究明が必要だという思いはいささかも変わっておりません。開門調査を含む環境変化の原因究明をしっかりと行っていただき、一日も早く宝の海である有明海の再生を実現していただきたいと考えています。よろしくお願いします。

 

 

・司会

 ありがとうございました。

 それでは最後に、野上大臣から一言いただきたいと思います。よろしくお願いをいたします。

 

 

・野上農林水産大臣

 本日は、お忙しいところお集まりいただきまして、今また大変貴重なお話を伺うことができました。本当にありがとうございます。感謝申し上げたいと思います。

 皆様からの御意見をお伺いいたしまして、やはりタイラギなどの漁業につきましては、依然として極めて厳しい状況にあるということを改めて認識をさせていただきましたし、また、同時に、一刻も早い、この有明海再生を望む思い、本当に切実な思いを強く感じさせていただきました。我々も全く同じ思いであります。

 農林水産省では、先ほど申し上げましたが、令和3年度予算要求におきまして、有明海再生に向けました調査ですとか、あるいは技術開発等に必要な予算として、引き続き18億円の予算を盛り込んでいるところであります。

 先ほどお話もいただきました小まめな排水につきましても、これまで同様にその小まめな排水につきまして努力をしてまいりたいというふうに思いますし、土砂撤去のお話につきましても、こういう漁港機能が低下する恐れがない場合でも漁場に影響がある場合には土砂等の撤去が行えるように、今、財務省と調整をしておるところでございますので、これもしっかり対応してまいりたいと考えております。

 また、有明海の再生の予算の継続ということでありますが、これも有明海の再生予算の継続につきましては、これは開門問題の訴訟の状況に関わらず、特措法に基づいて着実に実施し、しっかりと進めてまいりたいと考えております。

 我々も皆様の御意見をお聞きしながら、有明海の再生に向けて全力を尽くしてまいりたいと考えておりますが、一方で開門問題につきましては、引き続き開門によらない、基金による和解を目指すとの方針の下、適切に対応してまいりたいと思いますが、今日お聞かせをいただいた、その切実な皆様の思いに応えることができますように、この有明海の再生を速やかに進めることが重要でありますので、しっかりと取組を進めてまいりたいと思います。

 皆様の思いを実現できるように努力してまいりますので、引き続き、御理解と御協力を賜りますように、よろしくお願いを申し上げます。

 本当に今日はありがとうございました。貴重な機会を賜りました。ありがとうございました。

・司会

 以上をもちまして本日の意見交換会を終了いたします。

 本日は意見交換会に御出席を賜りましてありがとうございました。

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