記者レク内容
○健康福祉部長
今日は久しぶりに我々がここに座っておりますが、初めて県内の福祉施設でクラスターが発生いたしましたので、それをご報告させていただきます。
255例目の方が昨日、陽性を確認いたしました。80歳代女性、白石町。行動履歴は資料に書いているとおりでございますが、この方は80歳代の女性で、福祉施設の入所者で、感染しにくい方だろうということで、施設の職員ですとか入所者あたりからの感染が疑われるということがございましたので、今日、施設関係者等々、かなり多数の検査を行いました。その結果、施設Aの関係者を合計18人、既に退所された入所者も含めて、入所者が10人と職員8人の検査を行ったところ、その中から入所者が4人と職員が2人、陽性を確認いたしました。255例目のご本人を含めて合計7人の感染者、その255例目以外の6人が縦表の方々です。この縦表の方々、257例目は元入所されていた方、258例目は職員、259例目も職員、下の3人は入所者です。
現在の症状としましては、上の3人は軽症で、下の3人は無症状という状況でございます。これ以上の詳細なところはまだこれから調査をしていくことになりますので、取りあえずこの255例目の方を調査する中で、幅広、前広に調査をしたところ、ご本人を含め7人の感染が出たということでございます。
今回、高齢者福祉施設ですけれども、県内初めての福祉施設でのクラスター発生ということで、我々といたしましては非常に緊張感を持って、今後徹底的に調査を進めて、封じ込めに努めていきたいというふうに考えております。
256例目についても簡単にご説明をさせていただきます。
この方は20代男性、鳥栖市の方です。行動歴がございますように、大阪と大分に訪問と書かれていますが、ご旅行をされていて、大阪か大分かで感染された可能性が高いというふうに思っております。
11月から新しい医療提供体制に変えましたけれども、その新しい受診・相談センターに11月1日に電話で相談があって、今回、陽性を確認いたしました。この方については、大分に友人2人と一緒に旅行に行かれていたので、この2人について接触者として調査を行うことといたしております。