
公共工事における建設現場一斉閉所についてアンケート結果をお知らせします
県は、国や市町とともに、建設産業の働き方改革に取り組んでいます。
今年度初めての取り組みとして「建設現場の週休2日」の更なる普及を図るため、令和2年8月8日(土曜日)に「建設現場一斉閉所」を実施しました。
この取り組み状況を把握するため、受注者に対してアンケート調査を行い、476件の回答があり、調査結果をまとめましたのでお知らせします。
記
1 アンケート結果の概要
・8月8日の一斉閉所の実施割合は約96%であった。
・今回の一斉閉所の取り組みは、「これからの担い手の確保」や「熱中症の予防」に効果的であるとの声がある一方「下請けの調整に苦労した」などの意見があった。
・閉所できなかった理由としては、工程上の都合が過半数を占めている。
・今後、建設工事に週休2日を普及させるには「日給で働く作業員の所得確保」や「余裕のある工期設定」が必要であるとの声が多くあった。
2 今後の取り組み
週休2日の実施については、担い手確保を図るうえで大変重要な課題であることから、建設関係団体等とも十分連携を図りながら、一斉閉所の取り組みを行うとともに、引き続き週休2日工事の取り組みを積極的に推進してまいります。
添付書類