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佐賀県立名護屋城博物館テーマ展「螺鈿と蒔絵ー美しさをまとうー」を開催します

最終更新日:

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令和2年(2020年)6月16日

佐賀県立名護屋城博物館 学芸課企画普及担当

担当者 企画普及担当(学芸員) 飯田

直通 0955-82-4906

【E-mail】nagoyajouhakubutsukan@pref.saga.lg.jp

 

佐賀県立名護屋城博物館テーマ展「螺鈿と蒔絵―美しさをまとうー」を開催します

 

螺鈿(らでん))蒔絵(まきえ))は、どちらも古くから伝わる漆器の装飾技法です。 

螺鈿とは主に東アジア地域で盛行した技法で、真珠層を持つ夜光貝(やこうがい))やアワビ貝などの貝を加工し、接着剤の役割を持つ漆の上に貼ること、もしくは木質に直接嵌め込むことで、文様等を表したものです。

一方の蒔絵は、日本で独自に発達を遂げた技法で、螺鈿と同様に漆を接着剤として用い、その上から金や銀の粉末を「蒔く」ことで、平面的だけでなく立体的にも文様を表現することができます。

双方ともに大変美しく、かつ高価であったため、主に上流階級や資産家などの富裕層に好まれました。中・近世には、螺鈿や蒔絵の漆器は遠く海を越えてヨーロッパへも運ばれています。現代においても、その美しさは私たちを魅了してやみません。

   今回の展覧会では、名護屋城博物館が所蔵する朝鮮時代の螺鈿漆器を一堂に展示するとともに、同時期の日本で制作された蒔絵として、豊臣秀吉が慶長2(1597)年に大坂の鍋島邸を訪れた際に入浴道具として設えられたとされ、小城鍋島家へと伝来した蒔絵什器をはじめ、佐賀県内に残る様々な蒔絵の優品を紹介します。また、日本や朝鮮に大きな影響を与え、螺鈿の本家ともいえる中国で制作され、佐賀県内に伝わった螺鈿琵琶も展示します。

 

新型コロナウイルス感染拡大防止のため、名護屋城博物館においても対策を行うとともに、お客様にも入館時のマスク着用、アルコール消毒等の御協力をお願いしています。

 

 

 1 会期 令和2年(2020年)6月19日(金曜日)~8月16日(日曜日)〔59日間〕

            ※月曜休館(ただし8月10日(月曜日・祝日)は開館し、翌日を休館とする。)

 

 2 会場 佐賀県立名護屋城博物館 企画展示室

 

3 内容

(1)朝鮮半島の螺鈿 (2)吉祥の螺鈿家具 (3)螺鈿で描かれた龍

(4)蒔絵―桃山・江戸時代の美― (5)中国の螺鈿

 

4 出品点数  約30点

 

5 観覧料   無料

 

6 主催   佐賀県立名護屋城博物館

 

7 会期中のイベント

   なごや歴史講座 

    6月21日(日曜日) 「昭和期の玄海捕鯨」

   7月19日(日曜日) 「螺鈿と蒔絵」

いずれも13時30分~15時、本館ホール

料金:無料(事前申込等も不要です)

 

螺鈿雲龍円文衣裳函(らでんうんりゅうえんもんいしょうばこ)(朝鮮時代後期)(名護屋城博物館蔵)黒漆(くろうるし)花鳥(かちょう)文(もん)螺鈿(らでん)琵琶(びわ)「孝鳥絃(こうちょうげん)」(明代)

螺鈿雲龍円文衣裳函(らでんうんりゅうえんもんいしょうばこ)

)(朝鮮時代後期)(名護屋城博物館蔵)

アワビ貝を敷き詰めた螺鈿で全面を豪華に飾り、中央には王族を象徴する龍の図柄が施されている。

 

黒漆)花鳥))螺鈿)琵琶)孝鳥絃)」(くろうるしかちょうもんらでんびわ「こうちょうげん」)(明代)

 (佐賀県重要文化財、佐賀県立博物館蔵)

江戸時代に佐賀の豪商であった、武富家に伝わった中国の螺鈿琵琶。細部まで丁寧な螺鈿で花や鳥が絵画的に描かれている

 

立葵蒔絵螺鈿箏(たちあおいまきえらでんごと)(桃山~江戸時代初期)(佐賀県重要文化財、多久市郷土資料館蔵)

 

 

立葵蒔絵螺鈿箏(たちあおいまきえらでんごと))(桃山~江戸時代初期)(佐賀県重要文化財、多久市郷土資料館蔵)

佐賀藩祖鍋島直茂の娘千鶴が使用したとされる箏。螺鈿と蒔絵の両方によって華麗に装飾されている。

 

 

 

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