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OKADA-ROOM Vol.15の展示がスタートします おもざしをうつす―岡田三郎助と洋画家たちの人物画―

最終更新日:

記者発表ヘッダー


令和元年(2019年)11月22日

佐賀県立博物館・美術館 学芸課 

担当者 秋山 沙也子

内線 3717 直通 0952-24-3947

E-mail:hakubi@pref.saga.lg.jp

 

OKADA-ROOM Vol.15の展示がスタートします  おもざしをうつす―岡田三郎助と洋画家たちの人物画―

佐賀県立美術館は開館以来、明治から昭和初期にかけて活躍した佐賀県出身の日本近代洋画の巨匠、岡田三郎助(おかだ・さぶろうすけ、1869~1939)の画業と人物を顕彰してきました。今年、令和元年は岡田三郎助の生誕150年にあたります。

Vol.15では、「おもざしをうつす―岡田三郎助と洋画家たちの人物画―」と題し、人物を描いた作品に焦点を当てます。古来より“人”というテーマは、画家たちにとって大変重要なものでした。それは岡田をはじめとする近代の洋画家たちも同様で、数々の印象深い人物画を残しています。彼らの自画像からは、画家としての意気込みや自己の内面に対する深い思索が見いだせます。また、親しい人々やモデルを描いた作品からは、像主の人となりや息づかいまでも感じられるようです。さらに当時の名士たちをモデルに画家が腕を振るった肖像画からは、時代の一断面も垣間見えます。

今回の展示では、岡田三郎助と、同時代の洋画家たちの手による人物画を、下記のとおり選りすぐって紹介します。画家ごとの人物表現の違いにもぜひ御注目ください。

 

 

1 展覧会名称

OKADA-ROOM vol.15 

おもざしをうつす―岡田三郎助と洋画家たちの人物画―

2 期間

令和元年(2019年)11月23日(土曜日・祝日)

~令和2(2020)年2月24日(月曜日・祝日)

3 開館時間

9時30分~18時

4 休館日

毎週月曜日 ただし祝日の場合は開館、翌火曜日休館

12月29日(日曜日)~31日(火曜日)

 ※11月25日(月曜日)は県展会期中のため開館

 ※令和2年は1月1日(水曜日・祝日)から開館

5 会 場

佐賀県立美術館 OKADA-ROOM

6 観覧料

無料

 

 
 
 

主な出品作品(★印はOKADA-ROOM初展示作品)

 

(1)身近な人へのまなざし
1 岡田三郎助《中野多津像》 1893頃 油彩・画布 個人蔵(寄託)
2 岡田三郎助《自画像》 1899 油彩・画布佐賀県立美術館
 ※~12月22日まで期間限定展示(その後、2020年1月1日より博物館「県博クロニクル」展で展示予定)
3 岡田三郎助《ぬいとり》 1914 油彩・画布 佐賀県立美術館
4 黒田清輝 《小代為重像》 1897 油彩・画布 佐賀県立美術館
5 御厨純一《自画像》★ 不詳 油彩・画布 佐賀県立美術館

(2)人のすがたの探求
6 岡田三郎助《矢調べ》 1893 油彩・画布 佐賀県立美術館 (佐賀県重要文化財)
7 岡田三郎助《少年》★ 1899 油彩・画布 佐賀県立美術館
8 岡田三郎助 《薊》 1908 油彩・画布  佐賀県立美術館
9 岡田三郎助 《朝鮮婦人》1922 油彩・画布 佐賀県立美術館
10 岡田三郎助《裸婦》 1935 油彩・画布 佐賀県立美術館 (佐賀県重要文化財)
11 百武兼行《タンバリンを持つ少女》1881頃油彩・画布個人蔵(寄託)
12 三根霞郷《アイヌの顔》★ 1924 油彩・厚紙 佐賀県立美術館
13 北島浅一《画家の妹》★ 1929 油彩・画布 佐賀県立美術館

(3)  時代を生きた人々
14 岡田三郎助《藤山雷太像》 1914 油彩・画布佐賀県立美術館
15 岡田三郎助《斎藤恒三像》★ 1936 油彩・画布 佐賀県立美術館 (新収蔵資料)
16 岡田三郎助 《斎藤はる像》★1936油彩・画布 佐賀県立美術館 (新収蔵資料)
17 青木繁《木下秀康大尉像》 1910 油彩・画布 個人蔵(寄託)
18 高木背水《婦人肖像》1915頃 油彩・画布 佐賀県立美術館


 



岡田三郎助《藤山雷太像》1914年、油彩・画布、佐賀県立美術館


岡田三郎助《ぬいとり》1914年、油彩・画布、佐賀県立美術館

 


高木背水《婦人肖像》1915年頃、油彩・画布、佐賀県立美術館

 


青木繁《木下秀康大尉像》1910年、油彩・画布、個人蔵(寄託)

 

 

 

岡田三郎助肖像

)岡田 三郎助(おかだ さぶろうすけ) 1869(明治2)~1939(昭和14) 

1869(明治2)年、佐賀県佐賀町(現佐賀市)に旧佐賀藩士石尾孝基(いしおたかもと)の三男として生まれる。幼時に油絵に関心を持ち、のち洋画を学ぶ。黒田清輝(くろだせいき)、久米桂一郎(くめけいいちろう)らとともに洋画団体「白馬会」を創立、東京美術学校の西洋画科の助教授に就任する。また文部省の留学生としてフランスに渡り、画家ラファエル・コランから穏やかで明るい色調の作風を学んだ。帰国後は東京美術学校教授として、官展の指導者として、後進の育成に力を注ぎ、1937(昭和12)年、第1回文化勲章を受章した。

繊細優美な婦人像を多く描き「美人画の岡田」と呼ばれた。

 

 

 

 

 

岡田三郎助アトリエ 

岡田三郎助は、明治41(1908)年から昭和14(1939)年まで、現在の東京都渋谷区恵比寿で暮らし、制作に打ち込みました。自宅に隣接したアトリエは木造の洋風建築で、岡田の没後は洋画家の辻永(つじひさし)が譲り受けました。その後、辻家の人々により守られた後、平成30(2018)年に佐賀県立博物館東隣に移築・復原されました。

このアトリエで岡田の名作の数々が誕生し、またその一室は、彼が主宰した画塾「女子洋画研究所」の教室として使用され、数多の女性画家たちが巣立ちました。

御来館の際は、ぜひアトリエもあわせてご見学ください。

 岡田三郎助アトリエ外観  岡田三郎助アトリエ内観

 

 

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