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平成30年度公共用水域及び地下水の水質測定結果をお知らせします

最終更新日:

記者発表ヘッダー


令和元年(2019年)11月8日

環境課 大気・水質担当

担当者 靏、野口

内 線 1872、1974

直通 0952-25-7774

E-mail: kankyou@pref.saga.lg.jp

 

平成30年度公共用水域及び地下水の水質測定結果をお知らせします

 県では、水質汚濁防止法の規定に基づき、河川や海域等の公共用水域及び地下水の水質調査を毎年実施しており、1年分を取りまとめて公表しています。

 この度、平成30年度の水質測定結果をまとめましたのでお知らせします。

 

1 公共用水域

(1)調査地点数

   河川100地点、湖沼・クリーク12地点、海域26地点の計138地点で調査しました。

 

(2)調査結果の概要

 (i) 健康項目について

   カドミウム、全シアン、鉛等人の健康に影響を及ぼす健康項目について、主要地点や発生源の立地等により汚染が懸念される57地点(河川28地点、湖沼3地点、海域26地点)において調査した結果、河川では、「八田江」の1水域で鉛の環境基準を達成しませんでした。なお、「八田江」については、感潮河川であり、採水時に巻き上げた泥等に付着している自然由来の鉛の影響が考えられます。

 ※ 詳しくは、【参考資料1】 人の健康の保護に関する環境基準(健康項目)の達成状況を御覧ください。

 (ii) 生活環境項目について

  ア 生物化学的酸素要求量(BOD)又は化学的酸素要求量(COD)について 

    有機汚濁物質による汚れの度合いを表す生物化学的酸素要求量(BOD)又は化学的酸素要求量(COD)については、河川では、環境基準の類型を当てはめた全ての水域で環境基準を達成しました。しかしながら、湖沼では「北山ダム貯水池」の1水域で、また、海域では「有明海A」、「玄海A」及び「伊万里湾B」の3水域で環境基準を達成しませんでした。

    なお、生物化学的酸素要求量(BOD)又は化学的酸素要求量(COD)等生活環境項目に関する環境基準は、平成31年3月31日現在、39河川(58水域)1湖沼(1水域)2海域(6水域)について、類型を当てはめて指定しています。   

 

年度

H26

H27

H28

H29

H30

河川(BOD)

達成水域/基準設定水域

61/61

61/61

58/58

58/58

58/58

達成率

100%

100%

100%

100%

100%

湖沼(COD)

達成水域/基準設定水域

0/1

0/1

0/1

1/1

0/1

達成率

0%

0%

0%

100%

0%

海域(COD)

達成水域/基準設定水域

4/6

4/6

3/6

3/6

3/6

達成率

66.7%

66.7%

50.0%

50.0%

50.0%

 ※ 詳しくは、【参考資料2】 BOD(河川)又はCOD(湖沼、海域)(75%値)の推移を御覧ください。

  イ 全窒素及び全燐について

    富栄養化の度合いを示す全窒素及び全燐については、湖沼では「北山ダム貯水池」の1水域、海域では「有明海(イ)」及び「有明海(ニ)」の2水域で環境基準を達成しませんでした。

    なお、全窒素及び全燐に係る環境基準は、1湖沼(1水域)2海域(7水域)について、類型を当てはめて指定しています。

年度

H26

H27

H28

H29

H30

湖沼

達成水域/基準設定水域

0/1

0/1

0/1

0/1

0/1

達成率

0%

0%

0%

0%

0%

海域

達成水域/基準設定水域

5/7

5/7

5/7

5/7

5/7

達成率

71.4%

71.4%

71.4%

71.4%

71.4%

 ※ 全窒素及び全燐ともに環境基準を満足している場合に、達成水域としました。

 ※ 詳しくは、【参考資料3】 全窒素・全燐(年平均値)の推移を御覧ください。 

 

  ウ 水生生物の保全に係る環境基準項目について

    水生生物の保全に係る環境基準項目については、環境基準の類型を当てはめた全ての水域で環境基準を達成しました。

    なお、水生生物の保全に係る環境基準は、2河川(2水域)について、類型を当てはめて指定しています。

 

年度

H26

H27

H28

H29

H30

河川

達成水域/基準設定水域

2/2

2/2

2/2

2/2

2/2

達成率

100%

100%

100%

100%

100%

 ※ 水生生物の保全に係る環境基準項目(全亜鉛等)全ての項目で環境基準を満足している場合に、達成水域としました。

 ※ 詳しくは、【参考資料4】 水生生物の保全に係る環境基準項目(年平均値)の推移を参照ください。 

 

2 地下水

(1)調査地点

   49地区において、270本の井戸を調査しました。

 

(2)調査結果の概要

 (i) 概況調査(*1)について

   29地区50本の井戸を調査した結果、新たな汚染は確認されませんでした。

 (ii) 汚染井戸周辺地区調査(*2)について

 (ア)吉野ヶ里町松隈地区周辺

    県が吉野ヶ里町松隈地区の井戸水の水質調査をしたところ、2本の井戸から環境基準値を超過する砒素が検出されました。このことを受け、松隈地区及びその周辺65本の井戸の水質調査を実施したところ、1本の井戸で砒素の環境基準値を超過しました。(平成30年9月に県から公表済)

    なお、この地区については、今年度の県の水質測定計画に組み入れ、水質調査を継続しています。

 (イ)有田町戸矢地区

    県が有田町戸矢地区の井戸水の水質調査をしたところ、ほう素及びふっ素の環境基準値を超過する疑いがあることが分かりました。このことを受け、この井戸を含む戸矢地区24本の井戸の水質調査を実施したところ、2本の井戸で環境基準値を超過しました(平成30年12月に県から公表済)

    なお、この地区については、今年度の県の水質測定計画に組み入れ、水質調査を継続しています。

 (ウ)鳥栖市真木町、安楽寺町、高田町及び水屋町

    佐賀県東部環境施設組合が実施した鳥栖市真木町の井戸水の水質調査において、環境基準を超過したほう素が検出されました。このことを受け、鳥栖市真木町、安楽寺町、高田町及び水屋町の40本の井戸の水質調査を実施したところ、鳥栖市真木町、安楽寺町及び高田町の10本の井戸でほう素の環境基準値を超過しました。(平成31年4月に県から公表済)

    なお、この地区については、今年度の県の水質測定計画に組み入れ、水質調査を継続しています。

 (iii) 継続監視調査(*3)について

   15地区47本の井戸を調査した結果、8地区15本の井戸について、トリクロロエチレン等5項目で環境基準を超過しました。

 (iv) 再度汚染井戸周辺地区調査(*4)について

 (ア)小城市三日月町長神田地区

    小城市三日月町長神田地区では、平成24年にベンゼンによる地下水汚染が判明して以降、継続監視調査を実施してきました。

    平成30年度は調査範囲を拡大し、継続監視井戸以外に周辺20本の井戸を調査したところ、全ての井戸において環境基準値の超過はありませんでした。

 (イ)上峰町坊所地区

    上峰町坊所地区では、平成25年にトリクロロエチレン及びテトラクロロエチレンによる地下水汚染が判明して以降、継続監視調査を実施してきました。

    平成30年度は調査範囲を拡大し、継続監視井戸以外に周辺22本の井戸を調査したところ、全ての井戸において環境基準値の超過はありませんでした。

 *1 概況調査:地域の代表的地点での地下水質の把握を目的に、県内一円で実施する調査

 *2 汚染井戸周辺地区調査:概況調査の結果等により、新たに汚染が判明した地域について、汚染範囲を確認するために実施する調査

 *3 継続監視調査:過去に汚染が確認された地区の地下水質の動向を経年的に把握するために実施する調査

 *4 再度汚染井戸周辺地区調査:継続監視調査地区において、おおむね5年間ごとに実施している調査で、汚染の拡がりを再確認するため調査範囲を拡大して実施する調査

 ※ 詳しくは、【参考資料5】 地下水調査結果を御覧ください。

 

添付資料


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