ご意見
先日、高齢の母が物損事故を起こしてしまい、これを機会に免許を返納する事になりました。母は介護を受けている父と二人暮らしで今まで病院や買い物に行く際は母が車を運転していました。免許を返納したことから、母は移動手段を自転車やバスに切り替えようとしています。市営バスには高齢者対象料金があることから積極的に利用したいようなのですが、家からバス停までは1キロ以上あり、介護状態の父を連れて行くのは大変です。休日は私が送迎していますが、病院などへの平日の送迎は難しいです。
例えば、コミュニティバスを普及させるなどの政策を考えていただけないでしょうか。たくさんの同じ立場の高齢者が自立できるキッカケになると思いますのでご検討をお願いします。
担当課の回答
県としても、高齢化の進展や運転免許証自主返納者の増加などにより、特に通院や買い物など日常生活に必要な地域公共交通の確保は課題だと認識しています。そのため、県内の市町と連携しながら、地域の方々が住み慣れた地域で安心して暮らしていけるような地域の移動手段の確保に取り組んでまいります。
また、お父様が介護状態ということですので「福祉有償運送」制度についてご紹介させていただきます。身体障害者や要介護者など他人の介助が必要で、かつ、お一人で公共交通機関を利用することが困難な方を対象とした、地域のNPO法人等の団体が運行する制度で、ご自宅から病院・介護施設等まで直接送迎が可能です。そのため、バス停まで歩く必要はなくなりますし、実施団体がご自宅まで送迎もしてくださいますので、ご家族の皆様のご負担も軽減できるかと思います。
福祉有償運送の実施団体につきましては、下記のリンクからご確認いただけます。ご利用にあたっては、直接実施団体に連絡して、ご相談していただければと思います。なお、相談の仕方がよく分からない場合等は遠慮なく当課にご連絡ください。
福祉優勝運送実施団体一覧
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ご意見の担当課
地域交流部 さが 創生推進課
Tel:0952-25-7505
e-mail:sagasousei@pref.saga.lg.jp