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麻しん(はしか)患者の発生がありました~麻しんと思ったら事前に医療機関へ連絡して受診してください~

最終更新日:

記者発表ヘッダー


 令和元年(2019年)5月17日

健康増進課 感染症対策担当

担当者 松﨑、横尾

内線 1836、1851  直通 0952-25-7075

E-mail: kenkouzoushin@pref.saga.lg.jp

 

麻しん(はしか)患者の発生がありました~麻しんと思ったら事前に医療機関へ連絡して受診してください~

 県内で約9年ぶりとなる麻しんの患者発生がありました。

 当該患者が利用した下記の施設等において、当該患者と接触された方は、麻しんに感染している可能性があることから、広く情報提供するものです。

 下記の施設等を利用された方で、施設等を利用した後、約10日~12日後に発熱や咳、鼻水といった風邪のような症状が現れた場合は、事前に医療機関に連絡してから受診していただくようお願いします。また、受診の際は、公共交通機関の利用は控えてください。

  感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律第3条において求められているように、患者の人権尊重には御配慮、御理解いただきますようお願いします。

                    記

1 麻しん患者が利用した施設等のうち、接触者が特定できない施設等

患者が利用した時間帯

施設等

所在地

4月28日(日曜日)

午後4時から午後9時まで※1

モラージュ佐賀

佐賀市

5月1日(水曜日)

午後2時30分から午後4時まで

第116回有田陶器市

(有田町東出張所

  ご当地グルメ会場周辺)

有田町

5月3日(金曜日)

午後5時45分から午後8時まで※1

西松屋新アクロスプラザ武雄店

(トイレ利用)

武雄市

5月3日(金曜日)

午後6時から午後9時まで※1

スシロー武雄店

武雄市

 

 この時間帯以外に利用された場合は、感染の心配はありません。

 ※1 麻しんウイルスの空気中での生存期間は2時間以下とされているので、患者の施設滞在時間にウイルスの生存期間の2時間を加味した時間帯です。

 

2 県民の皆様へ

 麻しんは、感染すると約10日~12日後に発熱や咳、鼻水といった風邪のような症状が現れます。2~3日熱が続いた後、39度以上の高熱と発疹が出現します。

 肺炎、中耳炎を合併しやすく、脳炎を発症することもあります。

 気になる症状があったら、事前に医療機関に連絡してから受診していただきますようお願いします。

 また、麻しんの定期の予防接種(第1期:1歳、第2期:小学校入学前)がまだの方は早めに予防接種を受けましょう。

 

3 医療機関の皆様へ

 発熱や発疹を呈する患者が受診した際は、麻しんの予防接種歴や渡航歴の確認、国内の麻しん発生地への行動歴の確認等、麻しんを意識した診療をお願いします。

 麻しんを疑う患者を診察した際は、個室管理を行う等、麻しんの感染力の強さを踏まえた院内感染対策を実施してください。

 臨床症状等から麻しんと診断した場合は、直ちに最寄りの保健福祉事務所に届出を行うとともに速やかに御連絡ください。

 

保健福祉事務所一覧

名 称(管轄市町)

電話番号

佐賀中部保健福祉事務所

(佐賀市・多久市・小城市・神埼市・吉野ヶ里町)

(0952)

30-3622

鳥栖保健福祉事務所

(鳥栖市・基山町・上峰町・みやき町)

(0942)

83-2161

唐津保健福祉事務所

(唐津市・玄海町)

(0955)

73-4186

伊万里保健福祉事務所

(伊万里市・有田町)

(0955)

23-2101

杵藤保健福祉事務所

(武雄市・鹿島市・嬉野市・大町町・江北町・白石町・太良町)

(0954)

22-2104

4 届出患者の概要

 年齢  33歳

 性別  男性

 住所  佐賀市

 発症日 4月28日(日曜日)

 届出日 5月5日(日曜日)

 症状  発熱、発疹、咳、鼻汁、結膜充血、腸炎

 

 患者の経過、行動等 

 4月17日(水曜日) 福岡空港からカンボジアへ旅行。

 4月18日(木曜日)~4月19日(金曜日) カンボジア滞在。

 4月20日(土曜日) 帰国。

 4月22日(月曜日)~4月27日(土曜日) 職場勤務。

 4月28日(日曜日) モラージュ佐賀を利用。

            37.8度の発熱が出現、市販薬を服用。

 4月29日(月曜日) 患者親族宅(佐賀県内)を訪問。

 4月30日(火曜日) 水様性下痢出現。

   5月1日(水曜日)  第116回有田陶器市(有田町)へ参加。

 5月2日(木曜日) 自宅へ帰宅後、体調不良のため佐賀市内のA医療機関を受診。佐賀市内の薬局を利用。

 5月3日(金曜日) 発疹が出現。患者親族宅(佐賀県内)を訪問。

           西松屋新アクロスプラザ武雄店のトイレを利用。

           スシロー武雄店を利用。

 5月4日(土曜日) 発疹が全身へ広がり、佐賀市内のB医療機関を受診。

           夕方に熱が39.5度に上がり、佐賀市内のC医療機関を受診し、入院。

 5月5日(日曜日) 風しんを疑い、風しん及び麻しんの検査を実施。

           麻しんウイルス陽性が判明。

 

入院の有無 あり

 海外渡航歴 あり(カンボジア)

 

5 県の対応

 (1)今後、患者が退院された場合、感染可能期間中の行動自粛を要請しました。

 (2)患者家族、親族、患者が就業している職場の従業員、患者が受診した医療機関等の職員に対して健康観察を要請しました。また、健康観察中に発疹等の症状が出た場合、事前に医療機関に連絡し、受診方法を確認した上での受診を依頼しました。


≪麻しんについて≫

 麻しんは、麻しんウイルスによって引き起こされる感染症で、「はしか」とも呼ばれています。

 麻しんウイルスの感染経路は、空気感染、飛沫感染、接触感染でヒトからヒトへ感染が伝播し、その感染力は非常に強いと言われています。免疫を持っていない人が感染するとほぼ100%発症すると言われています。

 

〇麻しんの症状について

 麻しんに感染すると約10日~12日後に発熱や咳、鼻水といった風邪のような症状が現れます。2~3日熱が続いた後、39度以上の高熱と発疹が出現します。肺炎、中耳炎を合併しやすく、患者1,000人に1人の割合で脳炎が発症すると言われています。死亡する割合も、先進国であっても1,000人に1人と言われています。

 その他の合併症として、10万人に1人程度と頻度は高くないものの、麻しんウイルスに感染後、特に学童期に亜急性硬化性全脳炎(SSPE)と呼ばれる中枢神経疾患を発症することもあります。 

〇感染予防について

 麻しんは感染力が強く、空気感染もするので、手洗い、マスクのみで予防はできません。麻しんの予防接種が最も有効な予防方法といえます。

 麻しんの定期の予防接種(第1期:1歳、第2期:小学校入学前)がまだの方は早めに予防接種を受けましょう。

 なお、ワクチン1回接種による免疫獲得率は93~95%以上、2回接種による免疫獲得率は97~99%以上とされています。

 

〇麻しんの発生件数(令和元年(2019年)5月6日現在)

                                     (単位:人)

 

2010年

2011年

2012年

2013年

2014年

2015年

全国

447

439

283

229

462

35

佐賀

2

0

0

0

0

0

 

 

2016年

2017年

2018年

2019年

全国

165

186

279

406※2

佐賀

0

0

0

1※3

 ※2 全国は、平成31年(2019年)4月14日現在。

 ※3 今回の事例含む。

 

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