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『佐賀県近世史料』第9編(文学編)第2巻を刊行しました~大潮元晧

最終更新日:

記者発表ヘッダー


 平成31年4月26日

佐賀県立図書館

担当者 総務・広報担当

直通 0952-24-2900

【E-mail】saga-kentosyo@pref.saga.lg.jp

 

『佐賀県近世史料』第9編(文学編)第2巻を刊行しました~大潮元皓と売茶翁に関する史料を収集~

 県立図書館では、くずし字などで記された佐賀県の近世史に関する重要な資料を活字化し刊行する、佐賀県近世資料編さん事業(全40巻刊行予定)を行っています。

 今春は第9編(文学編)第2巻(通巻27冊目)として、大潮元皓(だいちょうげんこう)と売茶翁(ばいさおう)の作品を収録した史料集を刊行しました。

 この史料集は、当館で5月7日(火曜日)から閲覧・貸出を開始し、5月8日(水曜日)から販売を行います。

 研究者の方はもちろん、歴史と文化を愛する県民の皆様の基礎資料として、是非御活用ください。

 

 

1 内容

 大潮元皓は伊万里で生まれ、十代の頃長崎に出て漢文を学んだことから中国語に堪能でした。蓮池(佐賀)の黄檗宗(おうばくしゅう)寺院龍津寺(りゅうしんじ)に入門。二十歳の頃、京都の寺で修業を積んだ後、龍津寺に戻り、黄檗宗の禅僧として生涯を送りました。漢文に優れた才能を持つ大潮は、黄檗宗の僧侶に限らず、各宗派の僧侶、全国の学者、医者など様々な人々との交流があったようです。その様子は『松浦詩集(しょうほししゅう)』、『魯寮詩偈(ろりょうしげ)』など彼の多くの著作の中に見受けられます。

 売茶翁は蓮池藩に仕える藩医の三男として生まれました。十二歳の時に龍津寺に入門。その後江戸、仙台、福岡の雷山などで修行を行った後、黄檗宗の僧侶として龍津寺で過ごしました。五十歳代で寺の仕事を大潮に託し、自らは京に上り、鴨川の近くで小さな庵「通仙亭」を構え、煎茶を売り暮らしました。売茶翁は茶を売る商人に身を挺することで、自分とは何か、社会とは、そして文化とは何かということを追い求めた人物だと言われています。彼はその頃の心境を『対客言志(たいかくげんし)』に書き残しています。

 

対客言志(部分)
【口絵】対客言志(部分)〔26.7×360.0cm〕(清荒神清澄寺 鉄斎美術館蔵) 

 近代文人画家・富岡鉄斎が所蔵していた巻子。売茶翁が書いた「対客言志」を巻子の中央に、鉄斎自らが描いた売茶翁像や草場船山の跋をその前後に配しています。
 

2 本文頁数  976頁(他に口絵8頁、解題(かいだい)25頁)

        ※解題…史料の内容や時代背景について分かりやすく説明した解説。

 

3 発行    佐賀県立図書館

 

4 価格    1冊 10,000円

 

5 お申込み方法

別添の「佐賀県近世史料購入申込書」に必要事項を記入の上、2階総合カウンターへ提出していただくか、郵送又はファックスにてお送りください。 

申込書は県立図書館にも設置しています。

 

6 申込・問い合わせ先

佐賀県立図書館 近世資料編さん室 山口、松田

〒840-0041佐賀市城内2丁目1-41

電話: 0952-24-2900  ファックス:0952-25-7049

 

 これまでに刊行した『佐賀県近世史料』
【参考 これまでに刊行した『佐賀県近世史料』】

 

添付資料







 

 

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(ID:68356)
佐賀県庁(法人番号 1000020410004) 〒840-8570  佐賀市城内1丁目1-59   Tel:0952-24-2111(代表)     
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