
「第1回司書のつどい」を開催します
佐賀県では、地域の知の拠点となる図書館づくりにおいて重要な役割を担う司書を対象に、「第1回司書のつどい」を開催します。
この催しを通して、館の垣根を越えた交流の機会を創出することで新たなネットワーク形成を促進し、県内図書館の連携強化を図ります。
1 日時 令和3年2月10日(水曜日)14時30分から16時30分まで
2 場所 佐賀県立男女共同参画センター・佐賀県立生涯学習センター アバンセホール(佐賀県佐賀市天神3-2-11)
3 次第
(1)開会
(2)講演
演題:「司書、図書館の思い出」
講師:作家 東山 彰良(ひがしやま あきら) 氏
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東山 彰良 氏 |
(3)県内公共図書館司書表彰式※1
○表彰状贈呈者
佐賀県知事 山口 祥義
伊万里市民図書館 中村 由紀子(なかむら ゆきこ)
伊万里市民図書館 小柳 良子(こやなぎ りょうこ)
(4)鼎談
テーマ:「司書、図書館に光を当てる」
鼎談者:作家 東山 彰良 氏
司書 辻 成美(つじ なるみ)(多久市立図書館長)
佐賀県知事 山口 祥義
(5)チーム司書ネットワーク「ロゴ※2」発表
(6)「帯プロジェクト※3」発表
(7)閉会
4 参加者
・参加者は、県内公共図書館、公民館図書室に勤務する司書、職員のみとしています(約70名)。
・マスク着用、手指消毒、検温を実施し、間隔を空けた配席にするなど、新型コロナウイルス感染防止対策を徹底した上で、開催します。
○講師プロフィール
作家 東山 彰良
1968年台湾生まれ。5歳まで台北で過ごし、9歳の時に日本に移る。
2002年に第1回「このミステリーがすごい!」大賞銀賞・読者賞を受賞。2003年『逃亡作法TURD ON THE RUN』でデビュー。
2003年『逃亡作法 TURN ON THE RUN』でデビュー。
2009年『路傍』で第11回大藪春彦賞を受賞。
2015年『流』で第153回直木三十五賞を受賞。
2016年『罪の終わり』で第11回中央公論文芸賞を受賞。
2017年『僕が殺した人と僕を殺した人』で第69回読売文学賞、第34回小田作之助賞、第3回渡辺淳一文学賞を受賞。
最新作は『小さな場所』。
※1 県内公共図書館司書表彰者の功績
多様な資料・情報の案内提供及び調査研究や課題解決の支援等の図書館業務に従事し、且つ、図書館サービスの向上や地域住民との協働・連携に顕著な功績又は長年にわたり県民の読書活動や図書館行政を支えた功労を有しています。
※2 チーム司書ネットワーク「ロゴ」について
司書のネットワークのシンボルとなる「ロゴ」を作成しました。
※3「帯プロジェクト」について
“司書のネットワークをアピールしたい”という思いから、司書が発案した企画です。県内各司書がおすすめする新書版本に、それぞれ手作りの“帯”を作成し、本と帯を県内図書館に巡回展示します。