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つつじ寺 大興善寺

最終更新日:

第2018-1号  つつじ寺 大興善寺【基山町】 

概要

 

遺産にまつわる物語

 

 大興善寺は奈良時代の養老元(717)年に僧行基が草庵を起こし、一刀三礼にて十一面観世菩薩を彫り安置されていたことから開山したとされている。その後、承和元(834)年に大火に遭うも本尊である十一面観世菩薩のみ焼けずに立っていたことから「火除けの仏様」として広く知られるようになっている。承和14(847)年に慈覚大師円仁より再興され、寺名を「大興善寺」と成して比叡山延暦寺の末寺とした。戦国時代に3回の兵火に遭って堂塔はことごとく焼失したが、筑紫氏や対馬主宗氏の信仰を受け、天文11(1542)年に勝尾城主筑紫惟門によって再建され、元和10(1624)年に対馬島主義成によって本堂が改建された。昭和53(1978)年には九州で最初の天台宗別格本山となり、由緒ある古刹として今日まで法灯を伝えている。

 

 

建物の特徴

  

 大興善寺には小松集落を南北に伸びる参道の最奥部の左右につつじを植栽した長い傾斜のある石段があり、その最上部の境内入口にあたる場所に江戸時代中の部材を使用した19世紀末頃建築の仁王門が聳え建っている。この仁王門をくぐると正面に参道が伸び、正面に江戸時代建築の茅葺屋根の本堂がある。この本堂は江戸時代建築の拝堂(旧本堂)の背後に、現在対馬藩主の御霊堂が建つ場所にあった護摩堂を明治時代に移築して一体化されたものとして、その経緯が明らかであるとともに、前身建築の痕跡もいたるところに残している。本寺に所在する建造物は長い歴史性を感じさせる四季折々の自然と良好な景観が落ち着いた佇まいを見せている。

 

  

保存や活用の取組

 

 大正期より当時の住職と地元の小松集落の住民によるつつじの植栽活動により、つつじ園が充実していることに伴い、「つつじ寺 大興善寺」として本町の観光を担ってきた。またこの影響により、つつじが町民にとっては親しみと愛着のある植物として昭和53年に町木、昭和62年に町花に指定されるとともに、町内の全家庭へつつじの苗木の配布が行われ、町全体につつじを植える活動が開花した。近年ではつつじだけでなく紅葉の時期などにも多くの人々が訪れるようになり、ウォーキングイベントなどが開催されている。

 

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アクセス

    つつじ寺 大興善寺

  (住所)〒841-0203

      三養基郡基山町園部3628

  (電話番号)(0942)92-2627

 
 


 

 




 

 




 

  
    

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