県では、「スポーツ基本法」に基づき、県が実施するスポーツに関する施策を総合的かつ計画的に推進するための計画を策定(平成26年11月19日策定)しました。
今般、県民のライフスタイルやスポーツの楽しみ方の変化・多様化が進むなどスポーツを取り巻く環境が変化する中で、スポーツの一層の推進を図るため、概ね今後10年間を見据え、佐賀県が目指す姿やスポーツ基本法の趣旨、国・県・市町・スポーツ団体等の役割分担を踏まえ、佐賀県のスポーツ推進に係る取組の方向性を体系的に整理しました。
今後、本計画に沿って、総合的かつ計画的にスポーツ推進に取り組んでいきます。
【推進計画の概要】
<スポーツ推進の目的>
スポーツの持つ多面的な効果(スポーツの“ちから”)を利用して、県民の「健康」「楽しみ・生きがいつくり」「コミュニケーション」を促進し、県民の暮らしを豊かにしていく。
<目指す姿>
年齢、性別、障害の有無に関係なく、誰もが、それぞれのスタイルで、スポーツを楽しむことができる
→【スポーツのユニバーサルデザイン化】
身近なスポーツ大会から世界レベルの国際大会まで、県内で様々なスポーツ大会やイベント等が開催され、県内外からの参加者と一体となって、地域が賑わっている
→【スポーツによる地域の活性化】
<施策の柱・施策目標>
【スポーツのユニバーサルデザイン化】
日常的にスポーツに親しむ県民を増やす(日常的にスポーツに親しむ障害者を増やす)
県民の誰もが、それぞれのライフスタイルやライフステージに応じ、継続してスポーツを楽しむことができるようにする
新しいスタイルのスポーツの楽しみ方として、スポーツに関するボランティア活動に参加する県民を増やす
スポーツ活動への参加を通じた地域のコミュニケーションを促進する
(指標)
平成35年度までに、
・「週1日以上」運動やスポーツを行う成人の割合を50%以上にする
・1年間のうちに運動やスポーツを「まったく行わない」成人の割合を20%以下にする
・スポーツに関するボランティア活動に参加したことがある成人の割合を25%以上にする
【スポーツによる地域の活性化】
たくさんの佐賀県ゆかりのアスリート・チームが世界や国内トップレベルの舞台で活躍する環境をつくる
アスリートやチームを支える関係者(コーチ、トレーナー、マネージャー、サポートスタッフ、外部の協力者・支援者など)を増やす
県内で様々なスポーツ大会やスポーツイベント等が開催され、県内外からたくさんの参加者や応援者が集まるようにする
国内だけでなく海外からも多くのチームやアスリートが、スポーツキャンプやスポーツ合宿で佐賀県を訪れるようにする
(指標)
平成35年度までに、佐賀県スポーツ賞優秀賞(全国大会3位以上)の受賞数を、毎年80以上(人・チーム)にする
2020年の東京オリンピック・パラリンピックで複数の佐賀県ゆかりのメダリストを輩出する
平成35年度までに、国内外からのスポーツキャンプ・スポーツ合宿の参加者数を年間延12,000人以上にする
2019年ラグビーワールドカップ、2020年の東京オリンピック・パラリン ピックの事前キャンプを誘致する
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