東京メトロ半蔵門線内、清澄白河から押上までの四駅構内には、華やかな色や線の中に懐かしい落ち着きのある、中島潔画伯の絵に触れることができるスポットがあります。
これらは、平成15年3月の水天宮前~押上間(6.0km)開通を記念して、製陶メーカー等から寄贈されたもので、日々行きかう人々の目を楽しませくれています。
中島潔:1943年、満州・奉天生まれ。両親のふるさとである佐賀県大和町で3歳まで過ごし、以後18歳まで厳木町で暮らす。広告代理店勤務を経て画家として独立。数々のイラストレーションや絵本を発表、昭和57年NHK『みんなのうた』で放送された絵が高く評価され、中島潔ブームに。1987年にはボローニャ国際児童図書展でグラフィック賞を受賞。主な作品に『うめ吉わん』『風ひといろ』『風と花と恋と』など多数。