ひのはしら一里塚 最終更新日:2016年4月1日 第2005-15号 ひのはしら一里塚 【神埼市神埼町田道ヶ里】 概要 遺産にまつわる物語 ひのはしら一里塚は、筑前・筑後・肥前境の三国峠を基点に一里(約4キロメートル)ごとに、江戸に向かって左側に設置されたものの一つである。長崎街道で現在唯一築山が確認されている一里塚である。ひのはしら(緋=赤色)とは、往時ここに櫛田宮の赤木の鳥居がそびえていたことによる。 頂上に祭られている「いぼ地蔵」は、脊振山と背比べをするために土を盛られることを好む。また、立願には、いり豆を好むといわれている。 建物の特徴 5間(9m)四方で、周囲に高さ1.7~3.4mの石垣が積まれ、内部は高さ約4mの盛土による築山であり、往時の一里塚の姿を良好に残している。 保存や活用の取組 地域の文化財として保存の意識が高く、地区において、清掃・草刈等・いぼ地蔵の管理がなされ、地区の祭行事も行われている。また、見学者も年間を通じて訪れている。 写真をクリックすると大きい写真が新しいウィンドウで開きます。 アクセス より大きな地図で 佐賀県遺産 を表示 神埼市観光協会(外部リンク)