村岡総本舗小城本店・村岡総本舗羊羹資料館 最終更新日:2016年4月1日 第2005-13号 村岡総本舗小城本店・村岡総本舗羊羹資料館 【小城市小城町】 概要 遺産にまつわる物語 小城は羊羹の名産地で、羊羹資料館の前身である砂糖蔵は陸軍御用による羊羹需要の増大を背景として昭和16年に建築された。富国強兵時代の携行食、保存食の代表が羊羹とキャラメルであった。昭和18年に海軍工廠の軍需工場となり増築され、1階が砂糖蔵、2階が資材倉庫となった。煉瓦造りの高床式の構造は、防火・防湿に工夫されている。 建物の特徴 羊羹資料館は、木造寄棟屋根の和風建築であるが、ファサード(正面)は煉瓦とタイルによる洋風の意匠となっており、その特徴的な外観は広く親しまれている。また、本店は当時としては珍しい有田焼の磁器のタイルが使用されている。 保存や活用の取組 砂糖の貯蔵庫を改装した羊羹資料館では、1階で、羊羹製造のビデオを紹介し、2階では羊羹づくりの道具や小城羊羹の歴史を紹介したパネル等が展示されている。また、ウォークラリーのチェックポイントとして活用されている。 写真をクリックすると大きい写真が新しいウィンドウで開きます。 アクセス より大きな地図で 佐賀県遺産 を表示 リンク 村岡総本舗