佐賀県北部の東松浦半島を周回する国道204号線の一角に玄海町浜野浦地区は位置し、浜野浦の棚田は面積11.5haの中に大小283枚の水田が幾重にも連なって海岸に伸びている。
棚田に水張りが始まると、被写体スポットとして全国から多くの写真ファンが集まってくる。水平線に沈む夕日が海面と水田をオレンジ色に染める日没の前後は、あぜ道が描く幾何学模様とのコントラストが幻想的で、訪れる人の目を楽しませてくれる。
また、田植えの季節だけでなく、季節毎の棚田の風景を楽しむことができる。
平成11年7月に日本棚田百選、平成18年には「恋人の聖地」としても認定されている。