秘窯の里 大川内山 最終更新日:2016年4月1日 第2008-1号 秘窯の里 大川内山 【伊万里市大川内町大川内山】 概要 遺産にまつわる物語 大川内山には1660年代頃に鍋島藩の御用窯が築かれた。そこで作られた「鍋島」は日本の磁器の中で最も格調高く優れたものであった。「鍋島」は販売目的ではなく将軍家への献上品や、諸大名への贈答品とするためのものであったため、地区内に役所や番所を設け厳しく管理していた。その伝統や技法は現在でも守り受け継がれており、およそ30の窯元が軒を連ねている。狭い谷間にレンガ造りの煙突や窯元が立ち並び、その後背に青螺山がそびえる風景はさながら山水画のようであり、「秘窯の里」としての雰囲気を醸し出している。 保存や活用の取組 地区住民からなる「大川内山を守る会」が中心となり、地区内の植樹や清掃など行っている。また、地区内の建築に関して、景観を乱さないよう地区内で自主規制を設けている。 一部が「大川内鍋島藩窯跡」として国史跡の指定を受けている。 写真をクリックすると大きい写真が新しいウィンドウで開きます。 アクセス より大きな地図で 佐賀県遺産 を表示 リンク 伊万里鍋島焼協同組合 佐賀県WEB情報局 観光映像「まだ、見たことのない風景」 第14回山あいに隠された秘窯の里 ※佐賀県WEB情報局 観光映像「まだ、見たことのない風景」をご覧になるには「Windows Media Player」が必要です。 当コンテンツには、Media Playerによる動画配信ページが含まれております。Media Playerがインストールされていない方は左のアイコンをクリックしてインストールして下さい。