中島酒造場 最終更新日:2016年4月1日 第2005-5号 中島酒造場 【鹿島市浜町】 概要 遺産にまつわる物語 浜川の河口に位置するこの地は、江戸時代、長崎街道の脇街道である多良海道の宿場町として、「浜千軒」と言われるほど賑わっていた。豊かな多良岳の水により酒造業が栄え、現在も酒造場の主屋や土蔵が多く残り、通称「酒蔵通り」と呼ばれている。 中島酒造は浜町の中で一番古い酒屋である。 建物の特徴 明治18年に建築された入母屋造妻入り土蔵造の主屋の入口には、馬を繋ぐ鉄の輪が残り、当時のたたずまいを今に伝えている。酒蔵は、主屋の背後と旧往還の向かいに並んでおり、旧往還を挟む蔵の配置構成が、通りの重要さを物語っている。 保存や活用の取組 鹿島市や「まちづくり協議会」、「肥前浜宿水とまちなみの会」等の団体により、年間を通し酒蔵コンサート、スケッチ会、絵画展、花と酒まつりなど様々なイベントが開催されている。平成18年に通称「酒蔵通り」である「浜中町八本木宿」と、浜橋より下流に位置し茅葺き町屋が建ち並ぶ「浜庄津町浜金谷町」が国の重要伝統的建造物群保存地区に選定された。 写真をクリックすると大きい写真が新しいウィンドウで開きます。 アクセス より大きな地図で 佐賀県遺産(外部リンク) を表示 リンク 鹿島市(外部リンク) 佐賀県WEB情報局 観光映像「まだ、見たことのない風景」 第7回 世紀を超えた町並み ※佐賀県WEB情報局 観光映像「まだ、見たことのない風景」をご覧になるには「Windows Media Player」が必要です。 当コンテンツには、Media Playerによる動画配信ページが含まれております。Media Playerがインストールされていない方は左のアイコンをクリックしてインストールして下さい。