草場佩川(くさばはいせん)の作品(さくひん)を見にいこう!
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草場佩川《双鶴図並賛》(部分)個人蔵 | 草場佩川『婆心帖』(武士図)個人蔵 |
草場佩川(くさばはいせん)は、幕末維新期(ばくまついしんき)に活躍(かつやく)した副島種⾂(そえじまたねおみ)、⼤隈重信(おおくましげのぶ)、江藤新平(えとうしんぺい)などの優(すぐ)れた⼈材(じんざい)を育てた佐賀藩(さがはん)の学校、弘道館(こうどうかん)の先生をしていた一人です。
この佩川を紹介(しょうかい)する展覧会(てんらんかい)を、佐賀県立博物館(さがけんりつはくぶつかん)で開催(かいさい)しているよ。
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草場佩川-竹図並賛金地屏風-左隻-多久市郷土資料館蔵 |
多久出身の佩川は、小さいころから勉強が得意で、18歳の時、弘道館で学(まな)び、のちに弘道館の先生になったんだ。
また、武士(ぶし)にだけではなく、庶民(しょみん)の子供向けの教育施設(きょういくしせつ)でも教えていて、そこには大人(おとな)も聞きに来ていたといわれてるよ。
ほかにも、佩川は学問(がくもん)だけでなく、武芸(ぶげい)・詩歌(しいか)・絵画(かいが)などにも優(すぐ)れた才能(さいのう)を備(そな)えていたんだ。
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草場佩川《牡丹に蝶図並賛》個人蔵 |
この展覧会(てんらんかい)は、草場佩川(くさばはいせん)の初(はじ)めての本格的(ほんかくてき)な展覧会(てんらんかい)で、展⽰資料(てんじしりょう)の⼀部(いちぶ)を多久市郷⼟資料館(たくしきょうどしりょうかん)でも展⽰(てんじ)してるよ。
この機会(きかい)に、ぜひ見に来てね。
◆概要
企画名: 没後150年 草場佩川 ―奇才の遺産―
場所:佐賀県⽴博物館(3号展⽰室)、多久市郷⼟資料館
日時:会期2017年12⽉22⽇(⾦曜⽇)〜2018年2⽉4⽇(⽇曜⽇)
休館⽇:⽉曜⽇
時間:午前9時30分〜午後6時
※多久市郷⼟資料館は午前9時〜午後4時
入場料:無料
◆関連サイト
佐賀県⽴博物館・美術館
(外部リンク)
多久市郷⼟資料館
(外部リンク)