鍋島直正(なべしまなおまさ)公の銅像(どうぞう)が建てられたよ!
みんなは「鍋島直正(なべしまなおまさ)」って人、知ってるかな?佐賀に住んでいる子は、一度は聞いたことがあるかもしれないね!
幕末(ばくまつ)と言われる時期の佐賀(佐賀藩(さがはん))は、西洋の科学技術(かがくぎじゅつ)をいち早く取り入れ、日本で初めて鉄製大砲(てつせいたいほう)や実用蒸気船(じつようじょうきせん)を製造(せいぞう)するなど、全国から注目される存在(そんざい)だったんだ!「鍋島直正(なべしまなおまさ)」は、そんな佐賀藩(さがはん)の10代目のお殿(との)様で、今も歴史に名前を残す偉人(いじん)の一人。「佐賀の七賢人(しちけんじん)」の一人としても知られているんだよ。そんなすごい人の銅像(どうぞう)が生誕(せいたん)200年を記念して、佐賀城旧二の丸跡(さがじょうきゅうにのまるあと)に73年ぶりに再建されたんだ!

3月4日に記念式典と除幕(じょまく)式が行われたよ!
建てられた銅像(どうぞう)は、台座(だいざ)も入れると約8.5メートル!たくさんの人の寄付(きふ)金が全国から集まって、たくさんの人の力によって建てられてたんだよ。近くで見てみるとすごく大きいよ!
3月4日の除幕(じょまく)式では、赤松小学校や附属(ふぞく)小学校のお友だちも除幕(じょまく)を手伝ってくれて、佐賀北高校の吹奏(すいそう)楽部の演奏(えんそう)で華(はな)やかに開催(かいさい)されたよ。当日はたくさんの人が見に来ていて、カノン砲(ほう)の発射(はっしゃ)など盛大(せいだい)におこなわれたんだ!この日の事は、これからずっとずっと未来にも受け継(つ)がれていくんだろうね。
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除幕(じょまく)した直後の様子だよ。 | カノン砲(ほう)は周りの人がびっくりするくらい、すごく大きな音だったよ! |
前に建てられたのは大正2年(1913年)。生誕(せいたん)100年を記念して今の徴古館(ちょうこかん)北東の位置に建てられてたんだ。その時は大隈重信(おおくましげのぶ)さんたちが中心になって建てたんだよ。この銅像(どうぞう)は、太平洋戦争の時(1944年)に武器の原料として国に渡(わた)してしまったんだけど、それまでは佐賀のシンボルの一つとしてみんなに愛されていたんだ!
平成30年は明治維新(めいじいしん)から150年
来年の平成30年は、明治維新(めいじいしん)150年という事で、「肥前(ひぜん)さが幕末(ばくまつ)維新(いしん)博覧会(はくらんかい)」という博覧会(はくらんかい)が3月に開催(かいさい)される予定だよ!開催(かいさい)場所は、今回鍋島直正(なべしまなおまさ)公の銅像(どうぞう)が建てられた場所周辺の予定なんだ。みんなに佐賀をもっと知ってもらえるような、もっと好きになってもらえるような博覧会(はくらんかい)になるから、みんなもぜひ参加してね!
これからも“さいこう”の佐賀になるように、みんなで考えていこう!

関連リンク
肥前さが幕末維新博覧会
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