佐賀県の森林・林業 最終更新日:2018年11月20日 佐賀県の森林・林業林業(りんぎょう)とは、スギやヒノキなどの樹木や竹、キノコなどを商品として育てる産業(さんぎょう)のことを言うんだ。森林は、ほおっておいて勝手にできるものではないんだよ。木のまわりにはえた草をかったり、いらない木をまびいたり、こまめに手入れをしないと、りっぱな森林にはならないんだ。勝手に木が生えて成長し、森林ができるわけではないんだね! 森林は佐賀県にとって大切な資源佐賀県には11万ヘクタールの森林がある。これは、佐賀県の面積の45%にあたるんだよ。日本全国の森林面積の平均は67%だから、佐賀県はほかの県にくらべて森林のわり合が低い県といえるね。だから、佐賀県にとって森林はきちょうな資源(しげん)なんだ。そして、佐賀県の森林の特徴(とくちょう)は、人の手によって植えられた人工林(スギ、ヒノキなど)のわり合が多いことなんだ。 【ヘクタール】面積の単位1ヘクタール=1万平方メートル 100メートル×100メートル ゆたかな森林づくりを目指す佐賀県森林は水をたくわえたり、山くずれをふせぐなど、私たちが安全で安心な生活を送るためにも守っていかねばならないきちょうな財産(ざいさん)なんだ。でも、手入れができていないために、森林の働きを十分にはたせなくなっているスギ・ヒノキの人工林が多くあるんだよ。また、最近では、野生生物(やせいせいぶつ)のすみかや、レクリエーション活動をする場所として、広葉樹林(こうようじゅりん)が注目されているんだよ。佐賀県は、県民の人たちといっしょに森林の手入れや広葉樹(こうようじゅ)を植えているよ。