議案等の審議結果
令和3年2月定例県議会
委員長報告
新型コロナウイルス感染症対策等特別委員長報告
委員長 石井 秀夫
新型コロナウイルス感染症対策等特別委員長の報告をいたします。
新型コロナウイルス感染症及びその影響による緊急経済対策等に関する諸問題の調査に関する件につきまして、3月15日に委員会を開催し、質疑を行いましたので、その過程で申し述べられました主な質疑の概要を報告いたします。
まず、新型コロナウイルス感染症関係としては、
◎新型コロナウイルス感染症の基本的な感染対策や換気の重要性
◎保健福祉事務所や医療現場の状況と負担軽減策
◎ワクチン接種に関する不安解消に向けた対応
◎前広に幅広くPCR検査を実施する「佐賀方式」の特徴と、その評価
◎「プロジェクトM」の具体的な取組みと特徴及び、その評価
◎第3波時の宿泊療養施設の運営と看護師確保の状況及び潜在看護師等の活用に向けた今後の取組み
◎自宅療養の基準や自宅療養者の健康管理と生活支援
◎感染のリバウンド対策
◎県内の検査体制の拡充状況と検査を受けるための流れ
◎医療機関や高齢者施設等への抗原検査キットの配付概要と検査キットを活用するための指針の必要性
◎県のワクチン接種の進め方と実施主体の市町の準備状況や課題に向けた県の対応
◎ワクチン接種における県の役割
◎県内における先行接種の状況や接種後の副反応の状況、優先接種の対象者及び今後の取組み
◎mRNAワクチンの特徴やワクチンの安全性と接種による有効性及び集団免疫の獲得の必要性
◎医療従事者へのワクチン接種の考え方と、その伝達の必要性
◎ワクチン接種に係る具体的な広報手段と接種の判断に関する情報提供及び市町との広報内容の調整状況
◎県内の献血の状況とワクチンを接種された方の献血の受入基準及びワクチン接種後の献血者の確保策
◎新型コロナウイルスの変異株に係る学校での感染症対策の必要性及び市町教育委員会への支援の必要性
◎県内の感染後遺症の現状と後遺症のケアへの県の考え方及び大阪府泉大津市の取組みに対する県の所見
◎変異株の特徴と県内の確認体制及び今後の対策
などの質疑が行われました。
次に、新型コロナウイルス感染症の影響による緊急経済対策関係としては、
◎雇用調整助成金の現況と今後の取組み
◎飲食店への時短要請協力金の交付状況及び佐賀型中小事業者応援金の要件緩和に向けた支援策検討の必要性
◎国の一時支援金制度の概要と要件緩和に向けた県の対応
◎国の事業再構築補助金制度の概要と県としての関わり方
◎制度金融による資金繰り支援の実績や新型コロナ対策資金の返済開始の状況及び今後の資金繰り支援への取組み
◎県独自の宿泊キャンペーンの状況と今後の観光事業者への支援策
などの質疑が行われました。
最後に、新型コロナウイルス感染症及びその影響による緊急経済対策等に関する諸問題の調査に関する件につきましては、今後なお検討すべき重要な問題が残されておりますので、閉会中の継続審査を、副議長に申し出ることにいたしました。
以上をもちまして、新型コロナウイルス感染症対策等特別委員長の報告を終わります。