議案等の審議結果
令和3年2月定例県議会
委員長報告
新幹線問題対策等特別委員長報告
委員長 藤木 卓一郎
新幹線問題対策等特別委員長の報告をいたします。
九州新幹線、新幹線停車駅周辺整備及び並行在来線、在来線に関する諸問題の調査に関する件につきまして、3月17日に委員会を開催し質疑を行いましたので、その過程で申し述べられました主な質疑の概要を報告いたします。
◎九州新幹線西九州ルート武雄温泉・長崎間の工事の進捗状況と開業時期の見通し及び事業費と佐賀県負担額の累計額と今後の見込み
◎武雄温泉・長崎間を運行する新幹線の名称と車両編成及び開業後の運行ダイヤの見込み
◎フリーゲージトレインを導入した場合のフリーゲージトレインと特急列車の運行本数
◎武雄温泉・長崎間の開業後における博多・佐世保間の特急列車の運行本数及び普通列車の運行への影響
◎九州新幹線西九州ルートに関する県民への情報提供の内容やスケジュールの検討状況
◎佐賀空港を通るルートに言及した知事インタビューでの発言の根拠とその影響及び様々なルートについて鉄道局と協議することに対する県の認識
◎関西直通の実現性がないフリーゲージトレインに拘らず、現実的な整備方式について鉄道局と協議を進めることに対する県の考え方
◎九州新幹線鹿児島ルートに関する民間調査機関の研究結果の受止めと、九州新幹線西九州ルートを全線フル規格で整備した場合の効果
◎IC乗車券の導入エリア拡大に対する県の考え方
などの質疑が行われました。
最後に、九州新幹線、新幹線停車駅周辺整備及び並行在来線、在来線に関する諸問題の調査に関する件につきましては、今後なお検討すべき重要な問題が残されておりますので、閉会中の継続審査を副議長に申し出ることにいたしました。
以上をもちまして、新幹線問題対策等特別委員長の報告を終わります。