議案等の審議結果
令和2年2月定例県議会
委員長報告
総務常任委員長報告
委員長 岡口 重文
総務常任委員長の報告をいたします。
3月4日の本会議におきまして、本委員会に付託されました議案及び継続審査中の事件につきまして、3月9日及び10日の両日、委員会を開催し、自発の地域づくりに取組む「分校カフェharuhi」及び「九州佐賀国際空港」の現地視察を含め、慎重に審議いたしましたので、その経過及び結果について報告いたします。
まず、採決の結果を申し上げます。
質疑終結の後、直ちに採決に移り、甲第1号議案中、本委員会関係分、甲第2号議案、甲第6号議案、甲第7号議案、甲第8号議案中、本委員会関係分、甲第12号議案、甲第14号議案、乙第1号議案から乙第10号議案まで10件、乙第29号議案から乙第32号議案まで4件及び乙第44号議案から乙第46号議案まで3件、以上24件の議案を一括して採決した結果、全会一致をもって原案のとおり可決いたしました。
続いて、審議の過程で申し述べられました付託議案等についての主な意見の概要を申し上げます。
1 SAGA2023の開催に間に合うようSAGAサンライズパークの施設整備を着実に進めるとともに、多額の投資額に見合う施設の効果が発揮できるよう、「オール佐賀」「ワンチーム」で管理運営に取組まれたい。
1 観光・県産品情報発信拠点運営事業については、観光課と流通・貿易課の両課で連携をとり、事業の目的に沿った効果的な取組を推進されたい。
との意見が出されました。
次に、付託議案及び所管事項一般として申し述べられました主な質疑の概要を申し上げます。
◎ 第5世代移動通信システムいわゆる5Gの特性と活用に向けた取組
◎ 地域おこし協力隊支援事業の成果や課題、退任後の定着率向上の取組
◎ 九州佐賀国際空港の利用状況と機材の大型化に対する認識及び国内外の路線誘致や空港施設の機能強化等、空港発展に向けた取組
◎ 九州新幹線西九州ルート開業に伴う長崎本線の上下分離に向けた関係者との協議状況と沿線地域の振興策
◎ 九州新幹線西九州ルート新鳥栖ー武雄温泉間の5つの整備方式の概要と国土交通省との協議に向けた県の考え方
◎ 入札不落後のSAGAアリーナの再設計の概要と再入札に向けた検証分析結果、SAGAサンライズパーク指定管理者選定委員会における提案内容とその評価
◎ SAGAアリーナ以外のSAGAサンライズパーク内施設に係る再整備事業の内容と必要性
◎ SAGAアリーナへの集客を図るための施設の特徴と利用促進に向けた県や地元企業の関わり方
◎ SAGA2023に向けたSAGAサンライズパーク等の施設整備の概要と開催後の利用想定及びSAGAスポーツピラミッド構想いわゆるSSP構想に基づく好循環創出の取組
◎ 名護屋城エリアにおける観光の現状と同エリアにおける文化・観光振興の取組
◎ 「コムボックス佐賀駅前（仮称）」に開設する観光・県産品情報発信拠点の運営のあり方と県が観光案内所を支援するに至った経緯と理由及びスタッフの人材育成の必要性
などの質疑が行われました。
最後に、11月定例会から引き続き審査中の
1 財政確立について
1 政策の企画・調整について
1 危機管理・報道行政について
1 総務行政 一般事項について
1 地域交流行政について
1 文化・スポーツ交流行政について
以上6件につきましては、なお調査検討を要するため、閉会中の継続審査を議長に申し出ることにいたしました。
以上をもちまして、総務常任委員長の報告を終わります。