議案等の審議結果

平成26年11月定例県議会

委員長報告 

総務常任委員長報告
委員長　大場　芳博

　総務常任委員長の報告をいたします。

　12月4日の本会議におきまして、本委員会に付託されました議案及び継続審査中の事件につきまして、12月9日及び10日の両日、委員会を開催し、佐賀県警察学校及び佐賀県警察本部刑事部科学捜査研究所への現地視察を含め、慎重に審議いたしましたので、その経過及び結果について報告いたします。
　
　まず、採決の結果を申し上げます。
　質疑終結の後、直ちに採決に移り、甲第41号議案中、本委員会関係分、甲第42号議案、乙第104号議案から乙第107号議案まで4件、乙第115号議案及び乙第117号議案以上8件の議案を一括して採決した結果、全会一致をもって原案のとおり可決いたしました。

　次に、甲第45号議案「平成26年度一般会計補正予算（第3号）の専決処分について」を採決した結果、全会一致をもってこれを承認することにいたしました。

　次に、付託議案及び所管事項一般として申し述べられました主な質疑の概要を申し上げます。

◎　まち・ひと・しごと創生に関する国における検討状況と国への政策提案内容や県における取組状況、「地方版総合戦略」の策定にあたっての農業の位置づけ
◎　佐賀県総合計画2011の施策評価における企業誘致と雇用者数の実績
◎　県内消防の広域化の目的と広域化 推進計画の策定経緯及び今後の消防本部体制のあり方
◎　佐賀県行財政改革緊急プログラムの取組実績及び同プログラム実施以降の給与改定等の状況と県職員の士気への対応
◎　佐賀県行財政運営計画2011をはじめとした行財政運営状況と今後の財政運営
◎　平成27年度当初予算編成スケジュールと知事改選に伴う予算編成の考え方
◎　県債残高増加の要因や多額の資金を投入した事業に対する補助金の財源及び悪化する財政状況に対応した今後の財政運営の基本的な姿勢
◎　リーマンショックをはさんだ県税収入の動向、アベノミクスによる県の税収への効果
◎　県内農家の軽油引取税免税制度の利用状況と免税軽油に対する国の検討状況及び免税措置廃止となった場合の県の対応
◎　子どもに対する声かけ事案の発生状況、防犯ボランティアの現状と活動状況、通学路の安全対策
◎　高齢者が関係する交通死亡事故の発生状況と特徴及び事故防止対策

などの質疑が行われました。

　最後に、9月定例会から引き続き審査中の

1、財政確立について
1、政策の統括及び調整について
1、経営支援一般事項について
1、警察行政について
　
以上4件につきましては、なお調査検討を要するため、閉会中の継続審査を議長に申し出ることにいたしました。

　以上をもちまして、総務常任委員長の報告を終わります。