議案等の審議結果

平成26年6月定例県議会

委員長報告 

総務常任委員長報告
委員長　大場　芳博

　総務常任委員長の報告をいたします。

　6月20日の本会議におきまして、本委員会に付託されました議案、及び継続審査中の事件につきまして、6月25日及び26日の両日、委員会を開催し、神埼市立脊振中学校武道館及び佐賀県警察本部交通機動隊への現地視察を含め、慎重に審議いたしましたので、その経過及び結果について報告いたします。
　
　まず、採決の結果を申し上げます。

　質疑終結の後、直ちに採決に移り、甲第33号議案中、本委員会関係分、甲第35号議案、乙第72号議案、及び乙第79号議案、以上4件の議案を一括して採決した結果、全会一致をもって、原案のとおり可決いたしました。

　次に、乙第81号議案「公害審査会委員の任命について」を採決した結果、全会一致をもって、これに同意することにいたしました。

　次に、乙第82号議案「収用委員会委員の任命について」を採決した結果、全会一致をもって、これに同意することにいたしました。

　続いて、審議の過程で申し述べられました付託議案についての主な意見及び要望の概要を申し上げます。

1、民間企業等で働く体験は職員の資質向上が図られ、県庁全体の活性化にもつながるため、県職員の配偶者同行休業や自己啓発等休業の期間中の公務外への仕事を可能とする制度づくりについて検討されたい。

　との意見などが出されました。

　次に、付託議案及び所管事項一般として申し述べられました主な質疑の概要を申し上げます。

◎ 佐賀県総合計画の策定意義、施策評価の結果と、その生かし方、及び次期総合計画の策定にあたっての施策等の継続性
◎ ICTを活用した業務改善の取組状況とその効果、業務量増加の抑制の必要性、及び今後の取組み方針
◎ 原子力災害時の避難計画策定にあたっての避難元と避難先の市町間の調整状況、及び原子力災害対策についての周知方法
◎ 県内の消防団員の減少要因と、消防団員確保に向けた県の取組及び佐賀市消防団県庁部の発足理由、活動内容とその取組み効果
◎ アベノミクスに対する県の認識、県及び県内市町の臨時財政対策債発行額、及び県内市町の国民健康保険の決算状況、平成25年度の普通交付税の合併算定替の影響額、合併市町に対する国への要望状況、今後の合併市町に対する支援
◎ ふるさと納税普及のための一定期間のキャンペーン実施
◎ 県警察の警察官による「不適切事案」の概要と公表状況、及び今後の再発防止対策
◎ 特殊詐欺の特徴や現状、及び被害防止に向けた広報啓発や、金融機関などと連携した取組と今後の防止対策
◎ 警察における誤認逮捕事案の発生件数と、その原因、及び取調べの録音・録画による可視化の実施状況と必要性

　などの質疑が行われました。
　最後に、2月定例会から引き続き審査中の

1、財政確立について
1、政策の統括及び調整について
1、経営支援一般事項について
1、警察行政について
　

　以上4件につきましては、なお調査検討を要するため、閉会中の継続審査を議長に申し出ることにいたしました。
　以上をもちまして、総務常任委員長の報告を終わります。