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土木水産常任委員長報告
委員長 宮崎繁則
土木水産常任委員長の報告をいたします。
9月22日の本会議におきまして、本委員会に付託されました議案及び継続審査中の事
件につきまして、9月24日及び27日の両日委員会を開催、24日は台風のため視察を中止
し諸手続きを行い、27日は慎重に審議いたしましたので、その経過及び結果について報
告いたします。
まず、採決の結果を申し上げます。
質疑終結の後、直ちに採決に移り、甲第34号議案中本委員会関係分、乙第55号議案、
乙第56号議案、乙第57号議案、乙第58号議案以上5件の議案を一括して採決の結果、全
会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、審議の過程で申し述べられました付託議案についての主な意見及び要望の概要
を申し上げます。
1．玄海地区における栽培漁業の効果的な推進のため、効率的な種苗生産体制を確立さ
れたい。
1．本県水産業の振興を図るため、研究職員の資質向上や施設の充実など、水産試験研
究機関の充実・強化に努められたい。
1．県東部地域における慢性的な交通混雑解消のため、バイパス化への取り組みなど、
県道及び国道の早期の整備に努められたい。
との意見などが出されました。
以上のほか、所管事項一般として申し述べられました主な質疑の概要を申し上げます。
◎経常建設共同企業体制度の積極的な活用と市町村への制度導入の働きかけ
◎公共事業における事前評価システム導入の必要性
◎大規模開発等に伴う安全性に配慮した付加車線の設置
◎社会情勢の変化や社会ニーズに対応した歩道橋の設置や撤去
◎県東部地域における県道及び県際道路の整備促進
◎市道橋整備への県費補助制度創設の検討
◎県道梅野有田線、県道北方朝日線における歩道の早急な整備
◎広域農道の県道編入についての県の考え
◎鳥栖駅周辺市街地整備計画の具体的な見直し
◎公共下水道整備における県の財政支援と行政指導の状況
◎公共土木施設被災箇所を減らすための災害の未然防止対策への取り組み
◎21世紀に向けた河川整備のあり方
◎堤防補強等高良川の河川改修の早期実現
などの質疑が行われました。
最後に、6月定例会から引き続き審査中の
1．土木行政の推進について
1．水産行政の推進について
1．災害対策について
以上3件につきましては、なお調査検討を要するため、閉会中の継続審査といたした
い旨、議長に申し出ることに決しました。
以上をもちまして、土木水産常任委員長の報告を終わります。
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