平成21年2月定例県議会 県土整備常任委員長報告《委員長 土井敏行》
| |
  |
| 平成21年2月定例県議会 |
 |
県土整備常任委員長報告
委員長 土井敏行
県土整備常任委員長の報告をいたします。
3月 6日の本会議におきまして、本委員会に付託されました議案及び請願、並びに継続審査中の事件につきまして、3月11日及び12日の両日、現地視察を含め委員会を開催し、慎重に審議いたしましたので、その経過及び結果について報告いたします。
まず、採決の結果を申し上げます。 質疑終結の後、直ちに採決に移り、甲第1号議案中、本委員会関係分を採決した結果、賛成者多数をもって原案のとおり可決いたしました。 次に、甲第14号議案、乙第19号議案、乙第20号議案、及び乙第23号議案、以上4件の議案を一括して採決した結果、全会一致をもって原案のとおり可決いたしました。
次に、請第1号請願「長崎新幹線の建設凍結を求める請願」を採決した結果、賛成者少数により不採択となりました。
続いて、審議の過程で申し述べられました付託議案についての主な意見及び要望の概要を申し上げます。
1、小石原川ダム事業に対する負担については、佐賀県における不特定用水、及び渇
水対策用水の確保に努めるとともに、関係機関に対し、事業実施期間の厳守、及
びコスト縮減に努められるよう強く要請されたい。
との意見などが出されました。
次に、付託議案及び所管事項一般として、申し述べられました主な質疑の概要を申し上げます。
◎ 緊急総合対策に係る補正予算の執行状況、及び県内経済に対する波及効果
◎ 建設業再生支援緊急対策事業の実績と課題、及び今後の取組み
◎ 総合評価落札方式の拡大、及び評価方法の一部見直しの内容とその目的
◎ 新幹線を活かした、新鳥栖駅周辺、及び県都佐賀市におけるまちづくりの取組み
◎ 準都市計画区域設定にあたっての考え方、及び今後のスケジュール、並びに地域
住民に対する周知の取組み
◎ 県管理河川である町田川の整備状況、及び五藤田川 の河川管理に対する取組み
◎ 嘉瀬川水系における地域環境用水利用の検討状況と今後の取組み
◎ 森林環境税を財源とした事業の実施状況、及び林道整備の今後の展開
◎ 都市計画道路大手口佐志線の整備状況と今後の取組み
◎ 西九州自動車道における千々賀山田インターチェンジ設置の見通し、及び鷹島肥
前大橋開通に伴うアクセス道路の整備状況
◎ 国道263号渡月橋付近における歩道整備の取組み
◎ 県道中原鳥栖線における鳥南橋の架け替え等、新産業集積エリアへのアクセス道
路としての整備状況
◎ 鳥栖駅周辺における、健全な市街地形成を目的とした鉄道高架化の可能性、及び
東西交通の円滑化に向けた取組み
◎ 有明海沿岸道路久保田インターチェンジ（仮称）の設置を見据えた、佐賀外環状
線の整備状況
などの質疑が行われました。
最後に、11月定例会から引き続き審査中の
1、県土づくり行政について
1、交通政策行政について
1、災害対策について
以上3件につきましては、なお調査検討を要するため、閉会中の継続審査を議長に申し出ることにいたしました。
以上をもちまして、県土整備常任委員長の報告を終わります。
| | |
|