|
総務常任委員長報告
委員長 緒方勝一
総務常任委員長の報告をいたします。
6月27日の本会議におきまして、本委員会に付託されました議案及び継続審査中の
事件につきまして、6月29日及び30日の両日、現地視察を含め委員会を開催し、慎重に
審議いたしましたので、その経過及び結果について報告いたします。
まず、採決の結果を申し上げます。
質疑終結の後、直ちに採決に移り、甲第29号議案中本委員会関係分、乙第58号議案から
乙第64号議案まで7件、及び乙第70号議案、以上9件の議案を一括して採決の結果、全会
一致をもって原案のとおり可決いたしました。
続いて、審議の過程で申し述べられました付託議案についての主な意見及び要望の概要
を申し上げます。
1、特別職の退職手当については、今回の計算にあたっての在職月数の見直しにとどまらず、
県の厳しい財政状況を踏まえ、今後、支給水準そのものの引き下げをするべきである。
との意見などが出されました。
以上のほか、所管事項一般として、申し述べられました主な質疑の概要を申し上げます。
◎ 三位一体改革のこれまでの総括とそれを踏まえた、行政改革推進法や今後の地方交付税
制度のあり方について
◎ 国民保護法に基づく有事を想定した訓練の内容、実施時期、規模及びその実効性
◎ 原子力発電所へのテロの可能性についての認識及びテロに対する県の対策の現状と今後
の取り組み
◎ 上空からのテロに対する防御や県民保護体制の現在の内容及び今後の具体化の検討
◎ テロ発生時の離島における避難体制
◎ 特定業者との随意契約といった一連の電子県庁システム入札に係る契約方法の妥当性
◎ 県庁内におけるコンプライアンス体制の現状とその認識及び確立に向けた今後の取り組み
◎ 県職員の懲戒処分の基準や手続き及び時効の考え方
◎ 組織としての過去の不祥事問題に対する遡及した懲戒処分の検討
◎ 人事評価と職員登用の考え方
◎ 県職員のメンタルヘルス対策
◎ 公平審査制度の概要や手続き、審理の考え方
◎ 市町村合併に伴う合併後のまちづくりへの県の支援
◎ 合併市町に対する県事業の優先採択と非合併市町における県事業不採択の考え方
◎ 本部制による予算編成の基本的考え方とその問題点や今後のあり方
◎ これまでの県税徴収率向上対策と徴収体制強化等の今年度の取り組み
◎ 駐車監視員制度導入の現況と今後のあり方
◎ 信号機設置基準の現状と本年度の設置箇所及び今後の取り組み
◎ 国道34号堀立交差点の一時停止規制について事故防止や交通量の観点からの再検討
などの質疑が行われました。
最後に、2月定例会から引き続き審査中の
1、財政確立について
1、政策の統括及び調整について
1、経営支援一般事項について
1、警察行政について
以上4件につきましては、なお調査検討を要するため、閉会中の継続審査を議長に申し
出ることに決しました。
以上をもちまして、総務常任委員長の報告を終わります
|