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総務常任委員長報告
委員長 緒方勝一
総務常任委員長の報告をいたします。
9月21日の本会議におきまして、本委員会に付託されました議案及び継続
審査中の事件につきまして、9月25日及び26日の両日、現地視察を含め
委員会を開催し、慎重に審議いたしましたので、その経過及び結果について報告
いたします。
まず、採決の結果を申し上げます。
質疑終結の後、直ちに採決に移り、甲第30号議案中本委員会関係分、
甲第31号議案、乙第72号議案から乙第76号議案まで5件、乙第79号議案、
及び乙第84号議案、以上 9件の議案を一括して採決の結果、全会一致を
もって原案のとおり可決いたしました。
次に、乙第88号議案「公安委員会委員の任命について」を採決の結果、
全会一致をもってこれに同意することにいたしました。
次に、乙第89号議案「公害審査会委員の任命について」を採決の結果、
全会一致をもってこれに同意することにいたしました。
続いて、審議の過程で申し述べられました付託議案についての主な意見及び
要望の概要を申し上げます。
1、行政委員会委員の選任にあたって、議会に対し、同意の判断等のため、
より多くの情報を提供されたい。
1、県民から多数の設置要望があり、今回補正予算で増設する信号機に
ついては、今後も要望数に合わせた設置を検討されたい。
との意見などが出されました。
以上のほか、所管事項一般として、申し述べられました主な質疑の概要
を申し上げます。
◎ 県行政を進めるにあたっての「説明責任」や「裁量権」の考え方
◎ 議会と執行部間の議論の前提となる信頼関係の構築
◎ 県重要情報の意図的な隠蔽や偏った資料提供の際の罰則の有無と処分
◎ 6月議会以降のコンプライアンス体制確立に向けた検討状況
◎ 県職員公益通報制度の概要と同制度の充実に向けた条例化の検討
◎ 第三者への通報ルートの創設といった県職員公益通報制度の見直し
◎ 「原子力広報事業費」に係る事務分掌の考え方及び同予算の計上方法
や執行方法の妥当性
◎ パブリックコメントの考え方とプルサーマル導入にあたっての実施の有無
◎ 電子県庁システム入札の状況と特定業者との随意契約の妥当性
◎ 情報関連業務入札に関する議会への情報提供のあり方
◎ 電子申請システムの効果や利用状況及び今後の利用促進の取り組み
◎ BUYさがん2006県民運動の目的と推進体制
◎ 県職員の懲戒処分の基本的考え方と諭旨免職などの手続き及び時効の考え方
◎ 食糧費等問題における職員の責任と懲戒処分の検討
◎ 県債残高の現状と計画されている大型事業を含む今後の見込みの妥当性
◎ 合併特例債や合併市町村交付金の活用状況と今後の留意点
◎ 市町村合併後の行財政運営に対する県の対応
◎ 警察予算中、被服費予算の減額の理由と職務への影響及び石油価格高騰
による燃料費の確保
などの質疑が行われました。
最後に、6月定例会から引き続き審査中の
1、財政確立について
1、政策の統括及び調整について
1、経営支援一般事項について
1、警察行政について
以上4件につきましては、なお調査検討を要するため、閉会中の継続審査を
議長に申し出ることに決しました。
以上をもちまして、総務常任委員長の報告を終わります
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