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文教厚生常任委員長報告
委員長 木原奉文
文教厚生常任委員長の報告をいたします。
３月９日の本会議におきまして、本委員会に付託されました議案及び請願、並び
に継続審査中の事件につきまして、３月１１日及び１２日の両日、現地視察を含め
委員会を開催し、慎重に審議いたしましたので、その経過及び結果について報告い
たします。
まず、採決の結果を申し上げます。
質疑終結の、直ちに採決に移り、
甲第１号議案中本委員会関係分及び乙第１３号議案、以上２件の議案を一括して
採決の結果、賛成者多数をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、甲第２号議案、甲第３号議案、甲第１３号議案、乙第９号議案から乙第
１２号議案まで４件、乙第１４号議案から乙第１８号議案まで５件、以上１２件の
議案を一括して採決の結果、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決し
ました。
次に、請第１号請願「障害者(児)の諸施策と障害児教育の拡充を求める請願書」
を採決の結果、賛成者少数をもって不採択とすべきものと決しました。
続いて、審議の過程で申し述べられました付託議案についての主な意見及び要望
の概要を申し上げます。
１、改築や学校教育の導入など大きな転換期を迎えている虹の松原学園について、
今後も児童自立支援施設としての機能を十分に発揮できるよう最大限に努力され
たい。
１、県立病院好生館の医療機器の整備については、新病院の開院を控えているから
との理由で最小限に抑えるのではなく、必要なものは整備し、良質な医療を確保
されたい。
１、菖蒲処分場関係予算については、十分な審議が図れるよう、事業の費用対効果
や収支計画など、重要な情報は自主的に開示されたい。
１、菖蒲処分場の工事中断の一刻も早い克服と安全安心な処分場としてのいち早い
供用開始に努められたい。
１、市町村立学校県費負担教職員に係る定数条例の改正については、減員を抑え、
平成１６年度の小学校１年生について３５人学級を導入されたい。
１、「オンリーワン」のさが体験活動支援事業の実施に当たっては、現場に喜んで
受け入れられ、また地域との連携が円滑に図られるよう取り組まれたい。
１、図書の市町村間の相互貸借に積極的に取り組むとともに、県立図書館の図書サ
ービスの充実に努められたい。
１、市町村合併に伴う広域的な拠点としての市町村立図書館のレベルアップと周辺
地域への図書サービスの充実に対し支援されたい。
との意見などが出されました。
以上のほか、所管事項一般として、申し述べられました主な質疑の概要を申し上
げます。
◎ 保育所における軽度の負傷への対処方法と応急手当についての職員の認識並び
に研修体制
◎ 県立病院好生館における接遇教育や看護師に対する教育の状況
◎ 県立病院好生館の佐賀市内での移転改築と県南西部地域における三次医療提供
の考え方
◎ 鳥インフルエンザの人への感染の可能性と鶏肉や鶏卵の安全性並びに鳥インフ
ルエンザが発生した場合の対応
◎ 飲料水供給施設の整備など鏡山山頂における給水対策に対する県の支援
◎ 同和対策実態調査の結果及び地対財特法失効後の同和対策の取り組み
◎ 唐津東高校への併設型中高一貫教育導入に向けた取り組みの状況と施設設備の
整備方針
◎ 専門高校再編に係るアンケート調査の中立性、家庭科と農業科の総合選択制の
妥当性、家庭科の学科構成比の見直し、並びに牛津高校と高志館高校の再編の再
検討
◎ 完全学校週５日制に対する評価及び学力向上に向けた今後の取り組み
◎ 生徒指導への対応とあるべき教師像
などの質疑が行われました。
最後に、１１月定例会から引き続き審査中の
１、厚生行政について
１、環境生活行政について
１、教育の振興について
以上３件につきましては、なお調査検討を要するため、閉会中の継続審査といた
したい旨、議長に申し出ることに決しました。
以上をもちまして、文教厚生常任委員長の報告を終わります。
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