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産業常任委員長報告
副委員長 藤瀬 正男
産業常任委員長の報告をいたします。
9月26日の本会議におきまして、 本委員会に付託されました議案
及び継続審査中の事件につきまして、 9月28日及び29日の両日、
現地視察を含め委員会を開催し、 慎重に審議いたしましたので、
その経過及び結果について報告いたします。
まず、 採決の結果を申し上げます。
質疑終結の後、 直ちに採決に移り、 甲第26号議案中本委員会関
係分、 甲第28号議案、 甲第30号議案、 乙第51号議案から乙第53
号議案まで3件、 乙第56号議案、 以上7件を一括して採決の結果、
全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
続いて、 審議の過程で申し述べられました付託議案についての
主な意見及び要望の概要を申し上げます。
1． 国際価格競争を前提とした生産コストの低減、 一層の生産性
の向上や有利販売などの取り組みを推進し、 野菜の価格安定化対策
に努められたい。
1． 土地改良事業負担金の償還については、 借り換え、 繰り上げ
償還など負担農家の意向を踏まえた、償還事務の指導に努められたい。
との意見などが出されました。
以上のほか、 所管事項一般として、 申し述べられました主な質疑
の概要を申し上げます。
◎ ジャスコ大和店出店による地域商業への影響
◎ 共同店舗の現状と県の指導
◎ 企業倒産の現況と防止対策
◎ 県地域産業支援センターにおける創業・ベンチャー等の支援の概
要と今後の取り組み
◎ SAGA技術交流フェアの概要と成果、 成果を生かした本県産
業の振興
◎ 大学等の取り組みに対応した積極的な産学官連携の推進
◎ 食料自給率の向上と総合的な米対策
◎ 「佐賀農業・農村むらぐるみ発展運動」 の成果と成果を生かし
た今後の取り組み
◎ 「収益性が高く、 魅力とやりがいのある農業確立」 のための
県の取り組み
◎ 野菜価格安定のためのセーフガードの機動的発動などの国への
働きかけ
◎ 佐賀米 「活き活き」 推進運動の成果と課題、 今後の取り組み
◎ 佐賀方式としての 「準認定農業者制度」 の創設
◎ 農地流動化の現況と今後の取り組み
◎ たまねぎの産地廃棄の状況と今後のたまねぎ農家の経営安定化
対策
◎ いちごの高設栽培に対する補助など園芸対策に係る県予算の
増額と県単独補助制度の創設
◎ 雪印乳業等の食中毒事故が県内酪農家に与えた影響
◎ 県内酪農家の動向と今後の酪農振興策
◎ 酪農ヘルパー制度の利用状況と制度の充実
◎ 県産牛乳の消費拡大策
◎ 「佐賀3E運動」 の成果と今後の取り組み
などの質疑が行われました。
最後に、 6月定例会から引き続き審査中の
1． 商工労働行政について
1． 農林行政について
以上2件につきましては、 なお調査検討を要するため、 閉会中の
継続審査といたしたい旨、 議長に申し出ることに決しました。
以上をもちまして、 産業常任委員長の報告を終わります。
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