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土木水産常任委員長報告
委員長 宮崎繁則
土木水産常任委員長の報告をいたします。
3月8日の本会議におきまして、本委員会に付託されました議案及び
継続審査中の事件につきまして、3月10日及び13日の両日、現地視察
を含め委員会を開催し、慎重に審議いたしましたので、その経過及び
結果について報告いたします。
まず、採決の結果を申し上げます。
質疑終結の後、直ちに採決に移り、甲第1号議案中、本委員会関係分、
甲第11号議案、乙第20号議案から乙第23号議案まで4件、以上6件の議
案を一括して採決の結果、全会一致をもって原案のとおり可決すべき
ものと決しました。
次に、審議の過程で申し述べられました付託議案についての主な意見
及び要望の概要を申し上げます。
1．有明海の漁場環境については、関係部局や関係県と連携し保全のた
めの積極的な取り組みを行うとともに、県民への啓発に努められたい。
1．ノリ養殖漁家の協業化の一層の推進のため、問題点を踏まえた指導
と啓発などに取り組まれたい。
1．小城と佐賀の土木事務所の統合については、平成12年度は準備期間
とし、平成13年度からの実施とされたい。
1．道路情報の表示については、道路の安全、円滑な通行の確保に役立
つようにその工夫に努められたい。
1．交通混雑の著しい県道佐賀環状東線、県道西与賀佐賀線の早期整備
に取り組まれたい。
1．県道波佐見山内線の補修、県道嬉野山内線の歩道の早期整備に取り
組まれたい。
1．市街地の用水路確保については、県としても取り組みを行うととも
に、市町村の取り組みに積極的な支援を行われたい。
1．嘉瀬川整備構想の早期実現に努められたい。
1．若年世帯や高齢者世帯からの公営住宅へのニーズや民間による住宅
の供給状況等を踏まえ、借り上げ公営住宅制度の導入や特定優良賃
貸住宅制度の活用など民間による賃貸住宅の供給に取り組まれたい。
1．県営住宅の建て替えについては、周辺環境への配慮や高齢者のニー
ズを踏まえ実施されたい。
1．老朽化が著しい県営住宅千場団地の早期建て替えに取り組まれたい。
との意見などが出されました。
以上のほか、所管事項一般として申し述べられました主な質疑の概要
を申し上げます。
◎ 公共事業については、中小建設業者にも配慮し早期発注を行うとと
もに、年間を通じた事業量の確保
◎ 市街地における道づくりにあたっての、歩道のバリアフリー化、公
共交通機関の利便性の向上、環境問題への配慮などへの取り組み
などの質疑が行われました。
最後に、11月定例会から引き続き審査中の
1． 土木行政の推進について
1． 水産行政の推進について
1． 災害対策について
以上3件につきましては、なお調査検討を要するため、閉会中の継続審
査といたしたい旨、議長に申し出ることに決しました。
以上をもちまして、土木水産常任委員長の報告を終わります。
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