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令和3年8月 第15回九州ミドルゲートボール大会パンフレットへの祝辞『彼を知り、己を知る』

最終更新日:

 このたび、「第15回九州ミドルゲートボール大会兼公益財団法人日本ゲートボール連合杯争奪ゲートボール大会」が、佐賀県において開催されますことを心からお喜び申し上げます。
 九州各県からお越しになられた皆様を心から歓迎いたします。

 「カキーン」、「コーン」という、ゲートボールの軽快な音を聞くと、プレーヤーの皆さんの意気込みや和気あいあいとした様子が伝わってきて、私自身、とても元気をもらいます。
 実際プレーを見学してみると、限られた競技時間の中でゴールまでの道のりには、チームそれぞれの作戦が練られていることに気づきます。
 球をコントロールする技術はもちろんのこと、相手の先を読む戦略、それを叶えるチームワーク、一打ごとの重みに負けない精神力など、どれ一つ欠けても勝敗に大きく影響するのでしょう。
 誰もが楽しめる競技というだけでなく、ゲートボールは、知れば知るほど面白く、若い人から年配の方まで、多くの人が熱中されていることもうなずけます。
 とりわけ、本大会のように、幅広い年齢層の方々が九州各県から参加される大会では、ともに戦うことで、新たな気づきや発想も生まれ、戦略の幅も競技の楽しさもますます広がっていくのではないでしょうか。

 中国の戦略の書として有名な兵法書『孫子』に次のような言葉があります。
 「彼を知り己を知れば、百戦して危うからず」
 どんな戦いも、まずは戦う相手を知ること。そして、自分を知ること。そうすれば、恐れるものはないというこの言葉は、ゲートボールの戦いにも通じるものがあるように思います。

 戦後間もなく子どもたちの遊びからはじまったゲートボールは、いまや、海外でも広がりを見せ、老若男女を問わず親しまれるスポーツとなりました。
 昨年から続く新型コロナウイルス感染症の影響で、世界各地のゲートボールを愛するプレーヤーたちは、再びゲートボールができる日を待ち望んできたことでしょう。
 そして、本大会に出場される皆さまもまた、この日に向けて、お一人お一人ができることを積み重ねてこられたのではないかと思います。
 本日は、メンバーの力を結集し、団結して、思いっきりプレーを楽しまれ、また、互いの交流を深められながら、ゲートボールの魅力を広げていかれることを期待しています。

 いよいよ2024年、「国民スポーツ大会・全国障害者スポーツ大会(SAGA2024)」が、体育大会からスポーツ大会に名称が変わる初めての大会として、佐賀の地で開催されます。
 新たなスポーツ文化を佐賀から発信できるよう準備を進め、スポーツの振興に力を尽くしてまいります。

 結びに、本大会の御成功と、皆様方のますますの御活躍と御健勝をお祈りしまして、お祝いの言葉といたします。





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