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第15回佐賀県内水対策プロジェクト(拡大)会議を開催しました

最終更新日:
 

第15回佐賀県内水対策プロジェクト(拡大)会議を開催しました

令和4年2月15日(火曜日)に第15回佐賀県内水対策プロジェクト(拡大)会議を開催しました。
 

会議資料

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    会議内容

    ○司会
     皆様おはようございます。それでは、定刻となりましたので、第15回佐賀県内水対策プロジェクト会議、今回は国の機関、市町の方々も出席していただきまして、拡大会議として開催させていただきます。
     まず、山口知事よりご挨拶をいたします。知事、よろしくお願いいたします。
    ○知事
     皆様おはようございます。今日はこのように関係の皆さん方が一堂に会してお集まりいただきました。心から感謝申し上げたいと思います。そして、今コロナ禍ですけれども、豪雨災害はそれを待ってくれません。そういったこともあって、今日はこれだけ広く会場を取りながら、感染対策に気をつけながら、気持ちを共有する会議を開かせていただきました。
     コロナはやっとこの1週間で数自体は先週を下回る日が続くようになってきて、好転の兆しもあるんですけれども、若者を中心に広がっていたものが徐々に高齢者施設のほうに広がってきたところが危惧するところでありまして、そうした関係で病床使用率が徐々に今上がっているという状況でございまして、そこについても警戒が必要という状況でございます。
     さて、豪雨対策、内水氾濫対策ですけれども、去年起きました。3年前に起きました。今年起きるという、大きな豪雨が発生するということを前提に我々は立ち向かわなければいけません。そして、そのときに必要なのは、お互いがエールを送り合うことだと思います。各市町がそれぞれの立場を分かってあげて、上流と下流がそれぞれお互いのことを分かってあげて、対策を行っている国と県と市町、それぞれ立場があって仕事はしているんでしょうけれども、でも、究極のミッションは内水氾濫対策をみんなで防ぐということなので、お互いがカバーし合って、連携し合ってやっていくというところに大変意義があるんだと思っています。
     特に、ここのところ異常気象というか、これは異常気象と言えるのか、例年のことになりましたけれども、北部九州の気候変動は、これまで20年前、30年前とは全く違ったものとなっていますので、それを前提として立ち向かわなければいけません。そして、ご案内のとおり、佐賀県というのは内水氾濫が起きやすい。川の中で水を処理しにくい、流下しにくい、非常に低平地の地形が、本来我々が持っている土地ですから、言うならば、日本全国でいえば河川の決壊といったところを要注意ということで、実際、我々県の災害対策本部も河川の決壊というところを一番気にしながらオペレーションしてきたわけですけれども、やはりここまで川で水がはけないで多くの内水氾濫があって、非常に大きな状況となっていて、それは日本の中で佐賀県が、言うなれば最先端というのか、内水氾濫に関しては一番厳しい状況になっているリーディングケースになるわけですから、そういった意味からすると、我々は前例というものを考えずに──前例を考えずにというか、前例だけを前提にやるのではなくて、例えば、今回うれしかったのは、国のほうに単なる災害復旧で、同じ止水壁のところまで復旧するというような基準を大分変えていただいて、さらに上回って止水壁を設けても補助対象にしていただけるというような話もあったのは大変うれしいことであって、そういう気持ちが共有できて、佐賀県からリーディングケースとして災害対策、予防対策をやっていこうという気持ちにみんながなれたことは大変うれしいニュースでもありました。
     そして、去年起きた災害ですから、今年、必ずしも十分な体制が、ポンプも大分破損しているので、すぐ今年、全て体制が整うというふうにいかないところもあるのかもしれない。 でも、ほかにいろいろな代替手段を使って少しでも抑え込む。内水氾濫が全くゼロになるなんて我々は思っていません。なかなか難しいことであります。それでも、少しでも床の上に行かないように、少しでも低く済むように、そして、今回のプロジェクトIFの3つの項目の一つにもなっている人命を守るというところですけれども、本当に去年、命が守られたことというのは大変我々にとってうれしいことだったんですが、さらにもうちょっと事前の告知ができるような体制をカメラなどを使って整えて、場合によっては、人だけでなくて機械も増やして被害を抑えていく、最小化していくということもやっていきたいと思いますし、内水を貯めるということで、新年度予算には、上流部の理解を得ながら田んぼダムというものを、これまでのため池だとか、そういったものに加えて実施するというようなことも考えております。
     さらに、内水を流すということで、短期間で浚渫(しゅんせつ)などを行っていただいておりますけれども、排水ポンプ車も県独自に5台整備をして、さらに補充手段として様々な展開ができないか、国のほうのポンプ車とも連携しながらできないかということもやっていきたいなと思います。
     さらに申し上げて言えば、3年前の災害に対応して、国のほうで激特プロジェクトも進行しています。そちらも併せて、お互い連携しながら、今後、内水氾濫、短期的にすぐに即効性があってやらなければいけないことと、どうしても一定の時間がかかってしまうものがあります。一月でできるもの、半年でできるもの、一年二年、やっぱり5年、そして、8年かかるものがあります。そうしたものをできるだけみんなで連携しながら、早めの展開をしていくということと併せて、県民の皆さん方にしっかりと情報を提供しながら、みんなで連携して頑張っていきたいというふうに思います。
     今日お集まりの皆さん方もそれぞれの人生がある中で、こうやってこのプロジェクトIFで共に取り組む同士でありますから、一人一人がしっかりとこの役割を果たすように、全力で努力いただくことを心からお願いいたしまして、私からの冒頭のご挨拶とさせていただきます。これからもよろしくお願いいたします。
    ○司会
     ありがとうございます。
     それでは、次第に従いまして、まず、2の佐賀県の取組状況についてご説明いたします。
     まず、資料の1枚目の佐賀県内水対策プロジェクト、プロジェクトIFの令和4年度の取組でございます。
     この1枚に、人命等を守る、内水を貯める、内水を流すという3本の柱で、どういったことをそれぞれ行うのか、ページの右のほうに担当課とともに予算額について一覧表としてまとめております。一部、経済対策の令和3年度2月補正予算を含めまして、予算総額は、右上に書いております37億円となっております。
     2枚目以降は、各取組の概要を記載しております。ここからは各チームリーダーから順を追って説明してまいります。
     人命等を守るでは、内水監視カメラ・センサ等の設置を行うこととしておりまして、道路課をはじめ、県庁4課で取り組んでおります。
     まず、県の管理道路では、昨年の8月の大雨で冠水いたしました26か所について、カメラ、そして、浸水計を設置いたします。そのうち13か所につきましては、道路上に電子情報の表示板というものを設置いたしまして、いち早く道路の状況を通行車両等に知らせることとしております。
     既に11月補正予算で一部債務負担行為を起こしておりますので、手続については今進めておる最中でございます。
     また、クリークでは、自然放流を行う幹線的なクリーク等の11か所に対しまして、内水監視カメラ、水位計を設置。
     ため池では、貯留効果が期待できる20万立方メートル以上の防災重点農業用ため池の11か所に内水監視カメラ及び水位計を設置しまして、事前放流の状況や浸水の状況を早期に把握いたします。
     次に、これは危機管理防災課の取組でございますが、国の補正予算を利用しまして、県内の内水被害が想定される地域に浸水センサ、浸水計を200か所程度、市町のご協力をいただき設置することを計画しております。
     また、これも国の補正予算利用ですが、ケーブルテレビを通じまして、住民にいち早く災害時の状況を知らせるために、ケーブルテレビ事業者が設置する内水監視カメラに対しまして、設置費用の3分の2を補助いたします。これにより、40か所程度の設置を考えておるところでございます。
     こういったカメラや浸水計等からのデータを、現在リニューアル中の防災行政通信ネットワーク等を通じまして取り込んで、選択した地点の画像を映し出したり、統合型GISを使って現在の浸水状況を地図上に表したりして、内水の状況を視覚的につかめられるようにという形で考えております。
    ○農林水産部副部長
     続きまして、農林水産チームからの報告をさせていただきます。
     農機具保険への加入推進のための広報活動ということで、今現在、2月1日から3月中旬にかけまして、NBCラジオさん、FM佐賀さんの中で農業共済への加入取組のCMを流しております。また、併せまして生産組合長さん、あるいはJAさんを通しまして農機具保有の全ての方に加入促進のチラシを配布しているような状況でございます。来年度予算では、引き続きラジオCM等を継続していきたいと考えております。
     また、3月19日に大町町下潟地区におきまして、農業機械の避難訓練を行うことで、今、大町町さんと調整をさせていただいております。
     次のページをお願いいたします。
     内水を貯める取組でございますけれども、これまで有明海沿岸の東は、みやき町さんから小城市さんのところまでクリークの防災対策工事を行ってきておりましたが、来年度、新たに白石町さんのほうでクリークの防災対策工事を行うこととしております。
     それから次、田んぼダムの推進事業でございますけれども、これまで国の多面的支払交付金によりまして、300円の交付を行ってきたところでございますけれども、来年度以降につきましては、一定の要件を満たす地区につきまして、県のほうから堰板の配布、それから、田んぼダム導入協力金ということで、準備金、管理費を合わせまして、10アール当たり2,000円の協力金をお支払いしたいと考えています。
     また、田んぼダムに取り組んでいただいた方の畦畔(けいはん)等が破損した場合の災害復旧補償費ということで、1か所当たり13万円程度を見込んで予算を計上させていただいております。
     また、併せまして来年度から試行的に田んぼダムに取り組ませていただきますが、より佐賀にマッチした田んぼダムの取組を行いたいということで、佐賀大学農学部と連携した研究等も取り組んでいきたいと考えております。
     なお、今年度の実施地域につきましては、佐賀市さん、武雄市さん、神埼市さん外で約800ヘクタールの取組を考えております。
     続きまして、ため池・クリークの治水活用検討調査というようなことで、まず、ため池でございますけれども、ため池、県の西部地区にもございます。その中でも特にため池が多い杵島地域におきまして、10万トン以上のため池、約30か所について、貯留能力の評価を行い、治水活用に向けた検討を行いたいと考えております。
     また、クリークにつきましては、これは県の東部地域でございますけれども、今後も効率的なクリーク操作に係るゲートの遠隔操作、湛水被害の軽減に向けた効果的な整備計画を行うための調査を委員会にかけて行いたいと考えております。
    ○県土整備部副部長
     続きまして、県土整備部のほうから内水を流す対策についてご説明いたします。
     令和4年度の取組といたしまして、まず排水ポンプ車の整備でございます。
     これは既に5台購入に向けて契約を済ませておりまして、出水期に向けて配備をしていくというところで準備を進めているところでございます。これは内水の排除という面もありますけれども、例えば、昨年とかですと、ため池の水が出ていたときに水位を下げるためにポンプ車を使うとか、そういうオペレーションもありましたので、内水を排除するだけではなく、ほかのことにも使って、危機管理時もオペレーションの幅というものを広げていくこととしております。
     続きまして、河道内の堆積土砂の撤去でございます。
     これにつきましては、令和4年度の予算で117か所の河川内の堆積土砂の撤去を行うこととしております。このうち、50か所程度につきましては、出水期までに掘り終えることを目標に進めているところでございます。
     続きまして、河道拡幅、排水機場の新設でございます。
     今、六角川水系におきましては、県におきましても激特事業を進めているところでございます。この激特事業を進めることによりまして、川からあふれさせないというところだけではなくて、内水の軽減に寄与するということもございますので、しっかり武雄川、広田川、山犬原川での河道掘削等を、また排水機場の整備について進めてまいります。
     続きまして、排水機場の耐水化、増設でございます。
     これにつきましては、特に浸水被害の大きかった大町町にあります下潟の排水機場でありますとか、武雄市にあります志久の排水機場での耐水化を行うとともに、下潟排水機場については、ポンプの増設を行うものでございます。
     これにつきまして、今、資料上、農山漁村課の実施内容について記載しておりますが、県土整備部関係でも河川管理者として管理しております排水機場がございます。その耐水化についても今年度から進めていくこととしております。
     次に書いておりますのが、流域治水に関する調査に係る市町補助でございます。
     昨年度から市町において検討いただいております流域治水に関する調査に関する補助でございます。既に幾つかの市町に取り組んでいただいておりますが、来年度についてもさらに希望の市町がいらっしゃいましたら、そこでの調査に活用していただきたいというふうに思っているところでございます。
     次のページには、国、県、市町の取組の全体像を地図上に落としております。
     市町の取組について、全て落とし切れているわけではありませんが、やはり連携して取り組んでいかなければいけないということでございますので、さらに国、県、市町の取組を増やしていって、内水対策を拡大していければというふうに思っているところでございます。
     次のページをお願いします。これは表現の仕方を変えたということでございます。
     最後に、プロジェクトIFと激特事業の関係という資料を作っております。
     冒頭、知事の挨拶でもありましたが、内水対策として進めているところでありますから、国、県で行っております激特事業、これも川をあふれさせない対策という面もございますが、それを激特事業を行うことによって、内水対策にも効果があるということで、しっかり激特事業と連携しながら内水対策を進めているところでございます。
    ○司会
     ありがとうございました。質問等につきましては、一番最後に時間を設けて、そこでいただきたいと思っております。
     次に、次第3、国の取組状況でございますが、国の機関を代表いたしまして、国土交通省九州地方整備局武雄河川事務所の阿部事務所長お願いいたします。
    ○武雄河川事務所長
     今ご紹介いただきました国土交通省武雄河川事務所長の阿部でございます。
     それでは、国の取組ということで、代表して六角川のお話をさせていただきます。お手元の資料、3ページの資料があるんですけれども、実は先ほど県のほうからご紹介いただきましたプロジェクトIFの資料の後ろから2枚目の中で、結構ご親切に、非常にありがとうございます。国の事業も後ろから2ページ目のところに記載をしていただいているというところでございます。
     当然、先ほど県土整備部副部長さんからお話がありましたように、特に激特事業ですね、これはあくまでも外水氾濫を抑えるためのものでございますけれども、やはりこれを進めることによって内水対策にも寄与するというところで、今一緒に進めさせていただいているというところでございます。
     特に、この県のプロジェクトIFの後ろから2枚目の左側のほうに国の事業をいろいろ書いてございますけれども、浸水センサであれば、本年度、残りの3つの市町さんの設置も完了するというところでございますし、以降、その下にもいろんな激特事業のメニュー等々を引き続き前倒しで進んでいるというところで今取り組んでいるというところでございます。
     実は、このような取組が今既定路線の中で加速化をしていくというものでございますけれども、それ以外に、ちょっと今日お話ししたいのが、別途3枚お示しをしている資料のほうでございます。こちらは何を言っているかといいますと、まず1ページ目を見ていただきますと、内容的には河道掘削でございます。当然これは河道の容量を増やすということで非常に即効性のあるものでございますけれども、ただ、いかんせん、やはり低平地、あるいは感潮河川でありますと、川の中にはヨシというものが生えておりまして、洪水のときに非常に悪さをするというものでございます。
     この1ページを見ていただきますと、どういうことかと言いますと、これは昨年12月に特別予算を確保いたしまして、今年の春から現場に入るというふうに思ってございます。内容的には、この1ページ、これは8キロ区間と3キロ区間で、合計で11キロ区間の河道を掘削するというところでございますけれども、実はこの特徴が、ただ単に掘削するというものではございませんで、掘削と合わせてヨシが生えにくくなるような工夫をするというものでございます。これは何かといいますと、次のページを開けていただきまして、2ページでございます。構造は非常に単純でございます。特に右側の河川を輪切りにしたような絵が書いてございます。上と下、2段に書いてございますけれども、通常、上の段でたとえ河川を掘削して広くしたとしても、すぐヨシが生えてまいりますので悪さをすると。じゃ、今回どうするかということは、その下の段を見ていただきますと、実は一番ヨシが生える高水敷と言われるところですね、平たいところがございますので、ここに浅い水たまりを少しつくってあげるということによってヨシが生えない。
     実は、次の3ページのところに、牛津川で平成25年から試験施工をやっているものでございますけれども、このようなちょっと写真が分かりにくいかもしれませんけれども、特に右下の写真なんかが分かりやすいかと思います。通常の河川であれば、こういったものは洪水が起きますと土砂が入ってすぐ埋まってしまうというものが常でございますけれども、実はこの牛津川、令和元年、さらに令和3年の出水を受けましても、たまることなく、あるいは壊れることなくその機能を維持していくというところでございます。さらに、この水というのはちょうど大潮の満潮のときに水が入れ替わるような高さに設定しておりますので、実は中の水質、あるいは生物の環境も含めまして非常に良好だというところでございますので、この技術を六角川の本川にも活用していきたいというふうに思っているところでございます。これによりまして、これが全て終わりますとどういう効果があるかといいますと、昨年8月出水がございました。そのときの出水は、河川でいうハイウォーターレベルという水位を越えました。非常に河川内の水位が高くなったということでございますので、このことによってどういうことが起きたかというと、排水ポンプが停止するということになったんですけれども、今回、この工夫をすることによって、昨年8月と同じ洪水が起きたとしても、ハイウォーター以下に水位を抑えることができるということが計算上分かってまいりましたので、まさにこの即効性を確保するために、このような計画を今私どもで考えているというところでございます。
     あと、ちょっとスライドのほうだけ1ページめくっていただけますか。すみません、お手元の資料はなくて、それぞれ画面だけちょっと見ていただきたいんですけれども、これは今、私ども、佐賀県さんとも、あるいは流域市町さんとの協働で、今後3月に向けて今回の出水対応、あるいは3年前の出水対応を含めて、今後、どういうふうにして外水氾濫、あるいは内水氾濫を含めて水災害をどうやってなくしていくかというところを議論しているというところでございますけれども、その中で、これはあくまでイメージでございます。まずは外水をいかにして下げるかと。それでもいろんな家屋浸水が起こるようであれば、追加で県あるいは市町さんの御協力をお願いして、どんな対策を講じていくのかというところを今、議論しているというところでございます。
     画面を見ていただいていれば、これから私どもが河川の中でどういったメニューを大体いつぐらいに考えて、そうすると床上浸水は内水浸水としてどのぐらい残りますというようなものをセットでお示しして、それによる事業効果、あるいは追加で必要となるメニューがどういうものがあるのかというところを皆さんと、それぞれ関係がある方々と議論を重ねているというところでございます。
    〇司会
     阿部事務所長様、ありがとうございました。
     それでは、次に市町の取組状況でございますが、先進的に取り組まれているところに前もってお声かけをさせていただいております。
     それでは、まず江北町の山中副町長さんお願いいたします。
    〇江北町副町長
     おはようございます。江北町の副町長、山中でございます。よろしくお願いいたします。
     江北町も内水氾濫が非常に多くて、雨の事前落水をしようということで、クリーク、河川の早期事前の落水、それに加えて、ため池の落水をしたらいいんじゃないかということで検討したところでございます。
     落水の取組は、河川やクリークについては思い切った落水をしていただいておりますけれども、ため池については、雨が降らなかったときの農作物へのリスクが大きいことから、なかなか思い切った落水ができていないことが現状でありました。
     平野部の河川やクリークは、事前落水をした結果、重い雨が降らなくても、空振りに終わっても農作物への影響を抑えることができますが、山間部につきましては、ため池の水に頼るほかはないということで、空振りができないという心配があり、思い切った落水ができておりませんでした。
     そういうこともありまして、地元のため池の管理者の勘と経験だけに頼るのではなく、ため池の水量が回復するに必要な降雨量と時間を数量的に分析して、そのデータをため池管理者と共有することで、その分析結果を基に一定の落水をお願いできれば、これまでの心配や不安が少しでも改善できないかと思ったところでございます。
     分析の内容につきましては、想定される降雨量がため池の貯水量の何%、また、何トンを回復させるのかというものであります。
     ということで、気象庁から雨がどのくらい降りますということであれば、水を落とすのにどのくらいかかるかとか、ちょっと昨日資料をもらったばかりで、私もよく分析をしておりませんけれども、江北町では30のため池がありますけれども、10万トン以上のため池5か所について調査をさせていただきました。それが20万トンのため池であれば、24時間前から落水といいますか、ため池のほうから水を落とすわけですけれども、普通は1か所落とすんですけれども、2か所の場合に24時間で10%程度の水が落ちると。20万トンですので、約70センチぐらい24時間で落ちるということになりました。それに対して、落とした分がどのくらいの雨が降ったら、また元に戻るかということを計算されていますけれども、これが90ミリ降れば、それだけの水がたまるということですので、仮に1メートルを落とすにはどのくらい時間がかかると、そしてまた、1メートルためるのにはどのくらいの雨が降ったらこのため池がまた元に戻るというふうな数字的なものを出していただきまして、それを地元の皆さんに1メートル落としてくださいとか、1メートル50センチ落としてくださいとか、雨が3日後にはこのくらい降るということでしているところでございます。
     そういうふうなことで、今からの課題ですけれども、実際、水を落とすのは20センチぐらいの穴から流れていくわけですけれども、時間が非常にかかると。1メートル落とすのに、やっぱり2日から3日ぐらいかかるんじゃないかなという想定をしております。ですから、前もって、いかに地元の人に理解をしていただいて落水をするかということが非常に問題ということでございます。
     江北町については、総合排水計画をしていますけれども、以前の計算の中では、48時間で320ミリぐらいの雨が降ることで総合排水計画をしていましたけれども、今回は、24時間で407ミリ、百年に一度ぐらいの雨が降る想定をして計画を今年の3月までにつくっていきたいと思っているところでございます。流域治水事業の補助をいただきまして、こういうふうな調査ができたということで非常に喜んでいるところでございます。
     私のほうからは以上でございます。どうもありがとうございました。
    ○司会
     ありがとうございました。
     そうしましたら、次に武雄市の北川副市長さんお願いいたします。
    ○武雄市副市長
     皆さんおはようございます。武雄市の取組ということで、私たちのほうも昨年の水害が一昨年前の水害よりもかなり大きかったということで、昨年11月に専門部署として治水対策課を設置して取組を進めております。これからの取組とはなりますけれども、本年度につきましては、この本川へ流す対策につきましては、国、県に指示してもらっておりますので、本市ではできるだけ水をためる施策を中心に進めていきたいというふうに考えているところであります。
     新年度につきましては、貯水量130万トンを目指して、各種対策を講じていくということでお願いしたいと思いますけれども、130万トンというのは、六角川調整池が大体貯水量が350万トンから450万トンぐらいあります。その分の3分の1ぐらいをまずめどにということで考えておりますが、この六角川調整池が完成しますと、上流部の排水ポンプの停止基準であります新橋の水位が80センチほど下がるということで計画をされております。調整池については、今進めております途中ですので、その手前にできる貯水量として、その3分の1の130万トンというのを設定しているところです。
     方法として、その1つは、先ほど県とともにありました田んぼダムの取組であります。
     六角川の最上流部に当たります武雄市では、昨年の12月、田んぼダムとしての効果が高いと見込まれる地域の方々に、制度と協力の説明会を実施して、お願いに回ったところであります。
     これに伴う費用につきましては、県の多面活動対策等での協力金の関係もございますので、こういったところも含めながら、積極的に取り組んでいきたいというふうに考えております。
     また、市内に多く点在するため池と、先ほど六角川流域ということでありましたけれども、市内には260か所ぐらいございます。どの程度、治水に利用できるのか。もう既に受益面積がなくなって用途廃止といいますか、用途をしていない、使っていないというため池もたくさんございますので、その分の調査を現在行っておるところでありまして、これらのため池も活用しながら、浸水対策に取り組んでいきたいというふうに考えております。
     また、県との調整の中で、県営ダムの矢筈ダムですけれども、これにつきましては、6月から9月いっぱいの出水期の期間中にダムの水位を常時2メートル低下してもらうということで県と協議をしたところであります。
     それとあわせて、白石土地改良区の焼米ため池ですけれども、ここの分についても、貯留機能の強化について取り組んでもらっております。
     そのほか、大規模なため池がございます。現在、貯留機能調査等を行っていただいておりますので、その調査後に、この機能強化についてもぜひ取り組んでいただきたいなというふうには考えております。
     あと、今4点ぐらい言いましたけれども、田んぼダム、それから矢筈ダム、それから焼米のため池、それから流域内のため池というため池の活用をしながら、約30万トンの貯留を目指したいというふうに考えて、今取組を進めているところであります。
     そのほか、新年度予算につきましては、今朝ほど佐賀新聞のほうに載っておりましたけれども、市独自でも排水ポンプ車を購入することとしておりますし、また、市河川の浚渫(しゅんせつ)等も併せて取り組んでいきたいというふうに考えております。
     またあわせて、治水に関する見える化、考える化という形で考えてもらうシンポジウム等も開催をしながら、市民に見せていきたいなというふうに考えております。
     ただし、いずれにしましても、先ほど河川事務所長さんのほうからもありましたけれども、激特事業が完了をいたしましても、武雄市内では、まだ多くの床上浸水が出てくるということで、完全解消にはなりません。そういった中で、今、河川事務所等の協力を受けながら、さらに対策が取れないものかということで、今後また調査に寄与していきたいというふうに考えております。
     武雄市からは以上です。
    ○司会
     ありがとうございます。
    ○農林水産部副部長

     これまで、江北町さん、武雄市さんのほうからお話がありました件で、少し私のほうから補足で説明をさせていただきます。
     江北町のほうでため池の調査をされているというようなことで、通常の農業用水の斜樋を介して事前落水をすると1週間程度かかるというふうなことでございましたけれども、それをもっと時間を短縮する方法として、ため池の堤体、洪水吐のところに切り欠き、スリットを入れるという方法がございます。そのことにつきましては、今現在、武雄市の北川副市長さんからもお話がありましたとおり、焼米ため池のほうで洪水吐に切り欠きを入れて、これは2メートル程度の切り欠きを入れようというふうなことで今計画をしております。
     通常、農業用水の斜樋を利用して事前落水をしようとすると、やはり四、五日程度はかかる。2メートル程度の切り欠きを入れると、大体1日から2日で落水できるというふうなことで今計画をしております。
     先ほど申しましたとおり、県の西部地域はため池が多うございますので、武雄市さん、大町町さん、江北町さん、白石町さんの10万トン以上のため池について、来年度、県のほうで、今、焼米ため池で行っているような切り欠きをハード面で入れられるかどうか、そういったものを検討するようにしておりますので、またその検討結果を市町さんのほうと協議させていただいて、事前落水をより効率的、有効に行えるようなことについて検討してまいりたいというふうに思っております。
     以上、補足でございます。
    ○司会
     ありがとうございます。
     そうしましたら、次に佐賀市の白井副市長さんお願いいたします。
    ○佐賀市副市長
     佐賀市でございます。佐賀市のほうでは、この県のプロジェクトIFの資料にも書いていただいておりますけれども、平成26年に佐賀市排水対策基本計画を策定しまして、翌27年に「100mm/h安心プラン」の登録をしながら、排水機場の整備とか、雨水幹線の整備等々について取り組んでいるところでありまして、これを今、既定路線の中で加速化していきたいと考えているところです。
     特に、水対策は一丁目一番地ということで佐賀市は取り組んでいるわけでありますけれども、去る1月20日に佐賀市浸水軽減対策協議会を開催しまして、国のそれぞれの河川事務所の方々、それから、県も県土整備部、農林水産部の方々においでいただきまして開催をいたしました。
     そこで、坂井市長のほうから、出水期前まではハード・ソフト対策を含めて、多様な観点から実行可能な対策を取りまとめるということが言われまして、今それに向かって国、県、地元に協力いただきながら、それを取りまとめているところでありまして、5月中には整理をしていきたいというふうに思っております。
     そういう取組の中で幾つかご紹介しますと、先ほどから出ている取組と同じようなものもありますけれども、1つは、クリークの先行排水につきましては、これは従来から取り組んでおりますが、今回、特にお濠の事前排水について1月26日に実証実験を行いました。これは5時間で3センチほど下がったんですけれども、お濠はもともと、昔は水位を上に上げる、ためながら使っていましたけど、それを一旦下げて、さらにためるという取組を今やっているところであります。これは県の皆さんあたりも協力いただいていますし、農業関係者の方々、特に農業用水に使われていますから、そういった皆さん方の協力、ご理解いただきながら取り組んでいるところでございまして、これは出水期までに何とかいろんな実験をしながら取り組んでいきたいと思っています。
     それから、いわゆる標尺、浸水標尺につきましては、主な浸水箇所が83か所ありますけれども、そこに設置していまして、特にその中の29か所は自動浸水標尺をつけています。これをスマート化して、25メートルメッシュですけれども、どこがどの程度つかっているのかというのをウェブ上でちゃんと見れるように、これは市民の方々、あるいは経済活動で市内外からたくさんの方々がお見えですけれども、そういった方々のお役に立つように、いわゆるスマート化について、これも今年の出水期までには整備をしようというふうには思っております。
     それから、田んぼダムにつきましても、これも県と協力をさせていただきながら取り組みたいと思っておりますし、先ほどご紹介しました対策協議会の中で出ましたけれども、早め早めの樋門とかポンプの操作、これは市だけでも取り組みながらしておりまして、これは県とか国とか、それぞれの方々、あるいは地元の農業関係の皆さん方、みんなで協力して、できるだけ早め早めに、タイムリーに操作をしていくということが必要でありまして、そういったことについては共同で訓練できないかなとか、そういった話題も出ておりました。いろいろできることを取り組んでいきたいと思っておりまして、いずれにしましても、国、県のご協力、ご支援をいただきたいと思っております。
    ○司会
     ありがとうございます。
     そしたら、次に神埼市の田中副市長さんお願いいたします。
    ○神埼市副市長
     神埼市でございます。神埼市は城原川と田手川という天井川に挟まれた地域と、それからもう一つは、田手川の東の、いわゆる上流の町は吉野ヶ里町、みやき町、上峰町、そういったところからも水が集まって、筑後川沿いの南部地区のほうに来るといった状況の中で、4年連続して市南部を中心に浸水被害が発生しているところでございます。特に、令和3年8月の豪雨は今までにないような甚大な被害というふうになったところでございます。
     私たちの取組としましては、もともとできるだけ基幹の水路、幹線水路等を利用して事前排水の取組をしていこうということで数年前からやっておりましたけれども、それをきちんと調整できた形の中での事前排水の取組というのをおおむねやっていこうということで、国営水路、それから、水資源機構が管理している水路、それから、県営かんがい排水事業で補整いただいた水路、こういった基幹水路が持つ洪水調整機能というものをできるだけ生かす、そういったことをやっていこうということを1つ考えて、今までやってきておるところです。
     特に、令和3年度からは、その効果を特に上げるためにということで、1市3町、神埼市、吉野ヶ里町、みやき町、上峰町、こういったところと協力をしていく中で、流域全体で広域的な取組をしていこうというふうに考えておるところでございますし、お話もしているところでございます。
     また、ため池の事前放流についても、低水位管理という形で地元のほうにもご協力をいただいているところでございます。
     それから2つ目は、先ほどからも話があっております田んぼダムの推進でございますが、当神埼市においても最大22地区、358ヘクタールぐらいを取り組みたいということで、今、既に200ヘクタールぐらいの地区からは了解をもらっているというところでございます。これをそれぞれの地域の中で協力いただき、そして、下流域のほうへの被害軽減というのをしっかり取り組んでいきたいし、下流のほうは下流のほうとしての水管理あたりについてはきちんとやっていただこうということで、神埼市も田んぼダムの事業というものを今後計画していきたいというふうに思っているところでございます。
     それから、3点目としては、これは県のほうの支援をいただきながら、神埼市の流域治水対策事業ということで、これは建設課のほうでやっておるところでございます。特に、城原川と田手川に挟まれた地域を対象に浸水被害の要因分析、内水解析、こういったものをやっていく中で、ハード、ソフト面での効果的な流域治水対策を検討していきたいということで、国のほうにも、あるいは土木事務所のほうにも今後協力をお願いするかというふうに思っているところです。
     それから、4点目でございますが、流域治水の検討会ということで、東部土木事務所、あるいは関係機関との連携をしようということで、事前排水操作のマニュアルの作成とか、排水ポンプ車の設置場所の検討、フラップゲートやスライドゲートなどの遠隔操作の検討、こういったものをやっていきたいというふうに思っております。
     また、先ほど冒頭申しましたように、流域自治体との連携ということがこれからは大変重要になろうというふうに考えておりまして、上流域のほうの市町の区長会とか、そういったところにも事前排水の取組についてのご理解を得るような、そういった取組を今現在のところやっているところでございます。
     説明の中にもありましたとおり、内水監視カメラ、あるいは浸水センサの設置、こういったものについても令和4年度では取り組んでいこうというふうに考えているところでございます。
    ○司会
     ありがとうございます。
     では最後に、吉野ヶ里町の中島副町長さんお願いいたします。
    ○吉野ヶ里町副町長
     吉野ヶ里町でございます。吉野ヶ里町は南北に長い町でして、大雨の際は、山間地域は土砂崩れ、南部は内水氾濫による冠水の被害を毎回受けているところです。昨年8月の災害に際しましては、復旧に当たり、国、県の皆様にはご支援いただきまして誠にありがとうございました。
     あまり町独自で先進的な取組ということではないんですけれども、先ほど神埼市のほうからお話がありましたように、幹線水路の事前排水につきまして、1月の区長会で神埼市の産業建設部長さんと農政水産課長さん、あと、東部農林事務所のほうからお見えになりまして、協力の依頼をされたところでございます。同日、町の生産組合長会議のほうでもご説明をいただいております。
     現在、町内複数の地域で田んぼダムの取組をするという意向を示されておりまして、これから大雨の時期に向かいまして、町内関係地域が協力をしていただけるように取り組んでまいりたいと思います。
    ○司会
     ありがとうございます。
     それでは、県、国、市町の取組状況のご説明をしたわけでございますが、ここでご意見、ご質問等あればお願いしたいと思います。また、市町のほうからは、こういった取組をいつもしているから紹介したいというものがあれば、この時間を利用して発言いただければというふうに考えておりますが、どなたかございますでしょうか。鳥栖市さんお願いします。
    ○鳥栖市副市長
     鳥栖市でございます。昨日のGM21でも市長から発言させていただいた件についてのお尋ねです。
     鳥栖市につきましても、排水機場、国管理、県管理、それぞれございます。西田川の県の管理の排水機場のポンプが停止したことで、今、更新作業に東部土木事務所を中心に当たっていただいております。エンジンをカスタマイズしないといけないということで、6トンの排水能力をキープするには1年かかってしまうと。要は今回の夏の出水期に間に合わないというふうに伺っております。半分の3トンで過ごさないといけないという状況だというふうに伺っておりまして、何かこの夏を乗り切るために、改めて地元への早めの説明ですとか、また、ほかに講じられるような対策があればぜひお願いしたいなと思っての質問でございます。
    ○県土整備部副部長
     今、下野の排水機場についてということでございました。3トンというのがどこから出てきた数値なのかということが分からないところはございますけれども、今現状としては、仮設ポンプが1.5トンほど設置をしているということ、それ以外にも今考えているのが、県の排水ポンプ車を購入するという予定になっておりますので、そういうふうな排水ポンプ車の活用でありますとか、さらに今、1.5トン設置しております仮設ポンプをさらに増強していく。また、それでどこまで6トンに近づけるかというところだと思いますけれども、6トンに行かないというようなときには、例えば、国のほうの排水ポンプ車の派遣を要請するとか、そういうこと、いろんな手だてを考えながら、6トンを確保というのを目指していくと。そして、今調整を進めているところでございます。また、鳥栖市さんともいろいろとお話をさせていただければと思います。
    ○司会
     よろしいでしょうか。
     そしたら、ほかにご質問、ご意見等ございますか。武雄市さんお願いします。
    ○武雄市副市長
     この施策についての案件ではないんですが、プロジェクトIFということで、今、県とこういった関係機関、あるいは関係市町を含めて協議を行っておりますけれども、それぞれの市町で治水対策を行うに当たって、このプロジェクトIFの事務局、総合的な窓口はどこなのか。それから振られて、農林のほうに行ったり、まちづくりのほうに行ったりというのはいいんですけれども、そもそも問合せといいますか、総合窓口的な案内をするところはどこにあるのかというのを、ちょっと申し訳ないですが、事務的な話で。お聞かせいただければ。
    ○司会
     県のほうにある窓口は、危機管理・報道局のほうで担うことになっております。そこでお話を聞いて、担当の部局、課のほうにお話を持っていきたいというふうに考えております。
     危機管理・報道局の松隈のほうまで言っていただければ、関係する課のほうにおつなぎしたいと思います。
    ○武雄市副市長
     ありがとうございました。
    ○司会
     ほかに何かあれば。今日は時間も短い中で、急なお願いもしておりますけれども、よろしいでしょうか。お願いします。
    ○筑後川河川事務所長
     終わりそうなので、ご挨拶を含め、コメントさせていただければと思います。
     筑後川河川事務所の所長をしております吉田と申します。初めてお会いする方も何人かいらっしゃいますが、佐賀県でいいますと、東部の自治体の方と、筑後川の流域治水の旗振り役ということでいろいろご相談もさせていただいておりまして、先週もうちの事務所主催の流域治水協議会というのを開催いたしました。本日のような各自治体からのいろんな取組が共有されておりましたし、また自治体間の連携の重要性も、改めて今日もお話し出ましたけれども、確認されておりましたので、こういう場は大変重要な場だと思ってございます。
     ちょっと個別の話になりますけれども、先ほど鳥栖市さんからお話がありました下野の話は、私の事務所のほうと東部土木と市の担当部局でいろいろご相談を受けておりまして、うちのほうで国有地のあるところを利用したさらなる増強とか、県土整備部副部長からございました排水ポンプ車の事前配備イメージ、シミュレーションみたいな話を具体的に進めておりますので、また、引き続き事務所としても調整していただきたいと思ってございます。
     あと、ぜひ流域治水の旗振り役ということを言っている手前、東部地区のクリークに関するいろいろな整備計画を今日やるというお話も聞きましたし、神埼市、みやき町、吉野ヶ里町、上峰町のほうで田んぼダムの推進をしているという話も、ぜひとも事務所のほうにも共有いただきたいと思います。河川管理者としても少し内水のこともしっかり踏み込んで考えていく時代になってございますので、ぜひよろしくお願いしたいと思います。
     今日はありがとうございました。
    ○司会
     ありがとうございます。
     そしたらほかに、よろしいですか。
    ○坂本副知事
     今日は本当にありがとうございました。佐賀県の内水対策プロジェクトとして、また雨が降るだろうと思いますし、そのときに県民の皆さんにこの対策で全てが解決するわけではないということは分かっておりますけれども、大きく改善したなと思うような取組にしていければと思います。そのためには、今日来ていただいている国土交通省さん、農林水産省さん、そして気象台の皆さん、そして、市町の皆さん、そして県の現地機関の皆さんも含めて、総動員の力と知恵で乗り越えていかなければいけないなと思います。
     さらには、例えば田んぼダムですけれども、田んぼダムについても、先ほどからお話が、神埼市の田中副市長さんがおっしゃっていたように、上流地域のご理解がなければいけないということだと思います。下流域地域の人たちには、上流地域の人たちへの感謝というか、それをどう持っていただきながら、お互い助け合いということもありながらやっていきたいと思います。
     田んぼダムにつきましては、今年、県としても大きく踏み出して取り組むことといたしております。現在の状況を聞いておりますと、800ヘクタールで県内全域の80万トンの貯水能力があるというふうに聞いております。ほかの地域の方々も、その地域で田んぼダムができるというようなことがあると思いますので、ぜひ上流域の皆様のご理解をいただきながら、拡大していければというふうに思いますので、よろしくお願いします。
     また、コロナ禍ではありますけれども、大雨は先ほど知事が言いましたように、一切コロナと関係なくやってまいりますので、我々としては人命第一に、そして財産を守るという取組を本当に一生懸命やっていきたいと思います。今年の出水期までに間に合うもの、間に合わないものがございますけれども、それを総動員して、今年の出水期を何とか最低限の被害で、もちろん被害がなければ一番いいわけですけれども、そういうふうにして乗り越えていきたいと思いますので、引き続きよろしくお願いしたいと思います。
     この会議、情報共有ということで、それぞれの地域ごとでやっぱり流域も違いますし、水の出方も違いますが、いろんな取組をしているということを知っていただきたいということがございます。それぞれの地域での特別な対応になるとか、県での取組の情報共有、そして、国でしていただいている対策の理解、そして情報共有をしながら、あと半年になりませんけれども、出水期に備えていきたいと思います。
     また拡大会議、タイミングを見てやらせていただきたいと思いますので、引き続きご協力をお願いします。どうも今日はありがとうございました。
    ○司会
     それでは、これで第15回佐賀県内水対策プロジェクト(拡大)会議を終わります。本日はありがとうございました。

     

     

     

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