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第20回佐賀県(令和3年8月豪雨)復旧・復興推進本部会議を開催しました

最終更新日:

第20回佐賀県(令和3年8月豪雨)復旧・復興推進本部会議を開催しました

12月24日(金曜日)に第20回佐賀県(令和3年8月豪雨)復旧・復興推進本部会議を開催しました。
 
  写真(3)   写真(1)

詳細は下記リンクからご覧ください。
 

会議資料

 

会議内容

○司会

 それでは、おそろいですので、第20回目の令和3年8月豪雨災害に係ります佐賀県復旧・復興推進本部会議を進めさせていただきたいと思います。

 今日は武雄市さん、嬉野市さん、大町町さんからそれぞれ副市長さん、副町長さんにお忙しい中来ていただいてどうもありがとうございます。

 お手元の次第に基づきまして進めさせていただきたいと思います。

 まずは各市町のほうから現状の報告をいただければと思います。

 まずは武雄市の北川副市長さんお願いします。

○武雄市副市長

 皆さんおはようございます。武雄市の北川でございます。

 ここで改めまして、今回の水害に当たり、県及び県内の市町の皆様には様々なご支援をいただきましたこと、心からお礼を申し上げます。ありがとうございました。

 それでは、武雄市の現在の状況について報告をさせていただきます。数字につきましては12月20日現在のものでございます。

 罹災証明の発行が1,962件、市営住宅への一時避難者の状況ですが、28世帯の方々が今も避難をされている状況であります。

 被災者支援の状況であります。住宅の応急修理申請が625件、被災者生活再建支援金が380件、災害義援金973件などとなっております。

 そのほか、商工業、農業の事業者につきましても国、県の制度を活用するとともに、市独自の水害に強いなりわい再建事業を制度設計するなど支援をしている状況でございます。

 また、11月からはSPFの皆さんと連携し、被災者見舞金等の漏れがないように地域訪問を実施いたしております。また、SPFの皆さんとは連携会議を定期的に開催し、今後の支援についても協議をしていくことにしております。

 武雄市では今後の復旧や復興の大きな方向性を示すため、11月に新創造的復興プランを策定いたしました。

 11月22日には治水対策を強力に進めるため治水対策課を設置し、被災者の生活再建を最優先として、一日も早い復旧に全力で取り組んでおります。

 復興にはまだまだ時間がかかるとは思いますが、今後とも県を中心に関係機関からのご支援をよろしくお願いいたしまして、報告とさせていただきます。

 以上でございます。

○司会

 ありがとうございます。

 そしたら、引き続きまして、嬉野市の池田副市長さんお願いします。

○嬉野市副市長

 嬉野市副市長の池田でございます。よろしくお願いします。

 まず、住宅被害の状況についてでございます。

 現在確認できているものは、全壊3件、大規模半壊3件、いずれも嬉野・大舟地区で、半壊5件は嬉野2件、塩田3件でございます。床上浸水9件、床下浸水は22件で、主に塩田川の支流域で発生をしております。全壊住宅につきましては、国庫補助事業による災害廃棄物処理事業で3件の家屋等を解体撤去し、小規模半壊以上の住宅に関しましては災害救助法に基づく災害住宅応急処理で5件対応しているところでございます。

 公共土木災害、それから、農林災害復旧事業につきましては、県から人的支援をいただきましたので、年内に国の査定を終える見込みでございます。ご支援、ご協力を深く感謝申し上げます。年が明けましたら速やかに工事発注できるように準備を進めているところでございます。

 大雨による大規模な地滑り地区が市内に4か所発生をいたしました。2か所、大舟、南下については県で、残りの2か所、木場、式浪については市で対応、対策を行うこととなっております。

 現在、4か所とも経過観察・調査中ですので、結果を見ながら工法等を検討していくことになるというふうに思います。規模が大きいために数年にわたる復旧事業となる見込みと報告を受けております。

 公的な災害復旧事業に該当しない住宅や農地等の被災箇所につきましても、佐賀災害支援プラットフォームさんをはじめ、市内外の多くのボランティアの皆様で対応をしていただき、被災された市民の皆様から多くの感謝の言葉をいただきました。商工会青年部、それから、茶業部会など、自ら自分たちも協力したいとのボランティアの参加の機運が醸成をされましたので、市といたしましても、災害ボランティアの取組を進めていきたいと考えております。

 今後は復旧・復興のフェーズは進んでいきますけれども、長い期間と多額の費用が発生をすると思います。引き続き国、県のご支援をお願い申し上げます。

 嬉野市からの報告は以上でございます。

○司会

 ありがとうございます。

 続きまして、大町町の内田副町長さんからお願いします。

○大町町副町長

 大町町の内田でございます。どうぞよろしくお願いいたします。

 大町町の状況について報告をさせていただきます。

 まず、被災者支援の状況でございますが、大きな流れとしては、面的な今までの支援から個別支援のフェーズに移行したというふうに考えております。11月30日をもって災害ボランティアセンターを廃止いたしましたが、個別の相談については引き続き町の社会福祉協議会ですとか防災交流拠点のペリドットで受付をし、あと、定期的に公民館とかで開催しているサロン活動で個別個別のニーズを把握させていただいています。

 こういったものを基に、被災者支援リストを作成いたしまして、2週間に1回開催している被災者支援会議で個々の対応をどうするか、そういったものを検討して支援につなげているところです。また、支援につながっていないところにつきましては、町の関係課、福祉課であったり、子育て・健康課であったり、町の情報を持っているところと連携をいたしまして、戸別訪問等を行いながら支援につなげているというような状況でございます。

 前回の会議のときも報告をいたしましたけれども、まだ寒さ対策が課題となっておりまして、なかなか業者確保の面から応急修理が完了しないところもございまして、暴風シートの設置ですとか暖房器具の配布等を個々人のいろんな方々の状況に応じて行っているところでございます。現在もなお、CSOの方をはじめ、多くの方に協力をいただいており、大変心強く思っております。

 あと、商工業、農林土木関係でございますけれども、商工業につきましては、本激並みの佐賀型商工業者再建補助金を新設していただいて、非常に手厚い支援をいただいていることに感謝をしております。また、農林土木関係につきましては、小さい町ですので、なかなか専門的知識もないもんですから、県からの技術的な支援は非常にありがたく思っております。また、災害査定とか、いろんな場面で国との折衝等にご尽力をいただきまして、懸案となっていたため池の復旧ですとかにちょっと光が見えてきたりとか、県独自で予算の上乗せをしていただくなど、小さな町にとっては非常に大きい支援となりました。本当にありがとうございます。

 引き続き町でできることはしっかり町で取り組みながら、県のご支援、ご指導もいただきながら、復旧・復興に向けて取り組んでまいりたいというふうに考えております。

 すみません、最後に、明日、町の復興イベントとして「絆サンマ祭り」というものを開催するようにしております。このイベントは、一昨年度、支援に来ていただいているNPOの方の発案でまず1回目を開催しております。昨年はコロナで開催を見送りましたけれども、今年は町がその思いを引き継いで、町主催で実施をいたします。このようなイベントも通じて、一丸となって復興に向けて取り組んでいきたいと考えております。

 以上でございます。

○司会

 どうもありがとうございます。

 引き続きまして、各チーム等からの報告を続けたいと思いますけれども、まず最初に、今進めております内水対策プロジェクト(プロジェクトIF)につきまして、危機管理報道局のほうからまとめてお話をしていただきたいと思います。

○危機管理報道局副局長

 それでは、私のほうから内水対策プロジェクト(プロジェクトIF)についてご説明いたします。

 この夏の大雨では3,400棟以上の住家等が被害を受けておりまして、その大半が内水氾濫の被害を受けているということで、少しでも軽減していくという形で取組を進めております。

 次、お願いいたします。

 3本柱の一つとして、人命、財産等を守るということで、取組については、内水監視カメラ、それから水位計について、夏の大雨で浸水した26か所についてカメラ、それから水位計を設置しようという形で、今、発注準備中でございます。

 それから、道路情報板、いち早く道路が冠水したときに通行止め等の情報を通行車両に知っていただくために、こういったものを整備しております。

 それから、農業機械、水没して使えなくなった農業機械がたしか1,000台以上に上っていると思いますので、保険の加入を進めるとともに、こういったものをあらかじめ避難できないかという形で、現在、大町町のところで候補地を今、選定中でございます。

 次、お願いいたします。

 それから、2つ目の柱として、内水を貯めるという取組でございます。

 ここに上げているのは、中長期にかかる取組ですけれども、地元の同意といいますか、協力を得たものについて予算化したりして、進めております。

 1つがため池の貯留機能の向上で、焼米ため池、これはJR北方駅のすぐ近くにございますが、ここの水位調整ゲートを設置することによって、ため池の貯留機能を向上していこうというものでございます。1月から詳細設計に入りまして、10月で工事を終えたいという形で現在動いております。

 それから、農業用ダムの貯留機能強化ということで、繁昌ダム、これは武雄温泉駅から北に三、四キロのところにあるんですが、流域的には高橋のほうに流れていくような水系のところですけれども、これのダムの貯留機能の強化検討予算を11月補正で上げて、これについても取り組むということにしております。

 それから、クリークの事前放流ということで、神埼市、吉野ヶ里町のクリークで検討会を設置して検討を進めてまいっております。

 それから、田んぼダムの推進ということで、これは上流の農家の理解、協力がどうしても必要でございます。現在、各地で市町、農家への取組の説明を行っているところでございます。

 次、お願いします。

 3本柱の3つ目として、内水を流す取組でございます。排水ポンプ車については5台、契約が11月に済みまして、今度の出水期に間に合うような形で設置を今、進めております。

 それから、排水機場の機能向上ということで、防水壁や防水扉の設置について11月補正予算で予算化をしております。

 それから、河川浚渫についても従来からやっていたものに加えまして、予算を11月補正予算で増やしまして、河川の浚渫というものに今、取り組んでいるところでございます。

 プロジェクトIFについては以上でございます。

〇司会

 ありがとうございます。これから、各チームの報告をいただきますけれども、時間も限られていますので、項目を絞って報告をしていただきたいと思います。

 まず、資料2ページの被災者支援について、健康福祉部よりお願いします。

○健康福祉部長

 被災者支援チームです。対応状況でございますけれども、生活必需品、寝具、日用品などの申請のあった全ての御希望の方にお届けが完了しております。また、被災者支援のために寄せられた義援金は2億6,000万円を超えておりして、12月15日に第2回の配分を決定したところで、市町を通じて順次、被災者の皆様にお届けをしてまいります。

 住宅応急修理につきましては、受付期間を延長して対応中でございます。

 被災地域のコミュニティ再生支援として、地域交流部のほうで「コミュニティ再生アシスト事業」を11月補正予算で創設をしております。県内自治会などに対して支援を行うものでありまして、12月17日金曜日から募集を開始しております。こうした支援を通じまして、地域と人をつなぎ、交流を生み出すために欠かせないコミュニティの再生に取り組んでまいります。

 報告は以上でございます。

〇司会

 ありがとうございます。続きまして、資料6ページになります。災害ボランティア及び災害支援CSOへの支援について、県民環境部よりお願いします。

○県民環境部長

 災害ボランティア及び災害支援CSOへの支援について報告させていただきます。

 災害ボランティアセンターにつきましては、武雄市、大町町、それと、佐賀市のほうで開設をされておりましたけれども、いずれも閉所をしておりますが、閉所後のニーズにつきましても、県、社会福祉協議会、それと、今日お越しになっています佐賀災害支援プラットフォーム(SPF)さんと、それと、関係の市町とも、随時情報共有を図りながら引き続き対応を行っているところでございます。

 ここで特にですけれども、今回の災害支援にあたりましては、県外のCSOからもたくさんの御支援をいただきました。その際、佐賀災害支援プラットフォーム(SPF)さんが県外団体の受入れの窓口となっていただきまして、そのため、災害状況、被害の状況でありますとか、被災者ニーズを県外の団体と共有することができて、非常に活動がしやすかったというような声をいただいておりますので、紹介させていただきます。

 それで、今後の予定でございますけれども、災害支援に当たりましては市町、それと市町の社会福祉協議会、それとCSOさんの3者が顔の見える関係を平時から築いていくことが大切だと考えておりまして、こうした平時から連携を強化するために、県としましては災害時における研修を開催していくこととしております。被災経験のない市町におかれましても、平時のうちから3者の連携が進むように働きかけや調整を行っていくこととしております。

 報告は以上でございます。

○司会

 ここで関連ということで、佐賀災害支援プラットフォームさんに今日来ていただいておりますので、御報告をお願いします。

○佐賀災害支援プラットフォーム

 お世話になります。佐賀災害支援プラットフォーム共同代表の山田でございます。本当にありがとうございます。

 ここまで3者連携で本当によくしていただいて、地域で動けるようになっています。先ほど武雄市さんからあったように、445件ぐらいの訪問をご一緒させていただいて今やっている状況があると、11月17日からですね。嬉野市は農ボラでずっとお世話になったり、豊田選手がこの前来て一緒になって災害復興イベントをやったりしています。大町町さんも明日、復興支援のサンマ祭り、東日本からの、県外支援団体さんと一緒になってやっている中で、あと住民さんのアンケートとかを取らせていただいたりして、癒しとか、復興のところだけではなくて、今の現状をもう一回取らせていただこうということで、個別のブースで出していただくという状況でございます。

 そういう中で、佐賀災害支援プラットフォーム、私たちとしても活動のところと県外のところのコロナ対応までさせていただいている中で、ちょっと次年度とか、来年の6月ぐらいに向けてちゃんと、今も本当にまだ終わっていないというところはあります。寒い中、暖房器具がまだ1つしかないので、2つ出していいだろうかという、そういう話も相談しながらやっているような状況でもございますし、CSO連携室もつくっていただいて、そこで地域おこし協力隊の方々と一緒になってやっているというのは、今日も来ている分で、ある制度をとにかく使って、誰一人取り残さないというのを当初おっしゃっていた分を実現しようとしているところでございます。

 そこの中で、当初、私は佐賀未来創造基金の代表もしておりますが、そこで当初から10万円から100万円、数千万円の助成金を寄附を元にしています。ただ、ちょっとコロナの中で、どの団体さんも寄附とかが非常に集まりにくい状況というのが現状としてあっていると。どの団体さんもそうですね、全国的に見ても、共募さんもそうだというお話を聞いています。そういう中で、これはまだ内定なんですけど、休眠預金事業というところで3億円ぐらいを一応内定いただいて、来月募集をかけて、支援金として、地域の中で困っている、今、名尾和紙さんのところとか、いろんな相談を受けながら水面下で動いているという状況でございます。

 まだまだ支援のところも足りない部分があったりとか、まだまだもちろん終わっていないという中でも次の対策をどうしていくかみたいなところが非常に大事だと思っておりますので、そこも県社協さん、県民協働課さんを含めて一緒になってやっていくというところが今からの課題であり、可能性だと、来年の6月ぐらいまでに向けてやっていこうと思っています。

 すみません、最後になりますが、県が今アシスト補助金を作ってくださったのは非常にありがたいなと思っておりまして、これは前回、我々は事務局として助成金を出させていただいていて、公民館とかを含めて非常に好評だったと思っています。一時不況だったのでですね、ここで支援金的なことにもなるのと、国の制度を使うというのはなかなか各基礎自治体では今調整もしていただいているんですけど、難しい状況で、例えば、支え合いセンターとか、よく見守りのところとかですね、今後、継続して個別の相談とか支援をしていくために、社協さんだけでは受けきれないところをみんな一緒になってやれないかという調整もしています。

 そういう中で、もし可能であれば各市町さんと、すみません、私ごときの考えですけど、県のアシスト補助金といったようなものが市町の中でも少しでも活用できると、これは原資が多分ご寄附だと思います。ご寄附の中の、例えば1%とか、1割とか、そういう部分が支援金に回されるようになると、非常に地域の支援者、災害支援、農業ボランティアもそうですし、基金をつくっていただいたりもしていますし、なかなか国の制度が活用しづらいという状況に対しても、今回の県民預金で制度の提案をしていこうとも思っています。私は佐賀はすばらしいと思っているので、佐賀モデルを全国に発信していきたいと思っていますし、市町の方々のところでもそういう県で試行的にやっていただいているところがもし可能であるならば、そうしていただくことで非常に我々もさらに動きやすくなってくるし、今まで届かなかった重機の部分とか、結構手出しで皆さんやっていただいているところがあるんですけど、その部分を補える、温泉券を出していただいたりして非常に好評なんですよね。人しか人を救えないと私は思っていますので、そういうつながりの中で支援の活動的なところの仕組みとか養成がこれから広がるということを、ちょっと6月までにどこまでできるかというのはありますけど、我々SPFはそういう形で、今日も武雄市さんとお話をさせていただいていますし、各市町と調整してやらせていただいているという状況です。ぜひここからさらに頑張っていきたいと思っておりますので、お礼とともに、今後ともよろしくお願いします。

 以上です。

○司会

 ありがとうございます。今後ともよろしくお願い申し上げます。

 続きまして、11ページの商工業支援につきまして産業労働部よりお願いします。

○産業労働部長

 商工業支援チームからです。私どもの支援策は大きく2つございますけれども、まず、11ページの一番下の丸のところでございます。発災直後すぐから資金繰りのための災害復旧資金というのを設けまして受付をしております。現時点までに、一番下に書いてございますが、実績として32件、6.3億円のご利用がございます。

 次に、12ページの一番下の丸のところですが、もう一つの柱として、再建補助金などの3つの補助金を10月の臨時議会で予算を計上させていただいております。こちらのほうは一番下に記載してございますように、説明会をし、また、個別の相談会というのも武雄市、大町町の中で開催をさせていただいております。今後もニーズに応じまして随時開催をさせていただきたいと思っておりますし、商工会議所、商工会では随時相談に応じていただき、また、申請のサポートまでしていただいております。

 13ページをお願いいたします。

 再建補助金の実績でございますけれども、現時点までに、昨日までに申請が6件となっておりますが、相談の件数といたしましては、そちらの113件と書いてございますが、昨日時点で131件のご相談をいただいているところでございます。随時書類の整備といいますか、どういう書類が要るのかとか、そういったアドバイスのほうを商工団体を通じていろいろとサポートさせていただいているという状況でございます。今後、引き続き各事業者に寄り添った丁寧な対応をしてまいります。

 私からは以上でございます。

○司会

 続きまして、14ページになります。農林水産業支援につきまして農林水産部よりお願いします。

○農林水産部長

 農林水産業支援チームでございます。14ページの中ほどから少し下に書いております農林水産関係の被害額は207億円ということで、これは令和元年佐賀豪雨の約1.4倍となっております。

 次、15ページをお願いいたします。

 15ページの中ほどにアンダーラインを引っ張っておりますけれども、災害査定が本日で完了することになってございます。

 それと、同じページの下のほうに書いておりますが、県独自の支援策につきましては、現在、要望調査を実施しているところでございまして、今後、要望に対する補助金交付事務の手続を進めてまいりたいというふうに考えております。

 以上でございます。

○司会

 次、資料17ページになります。

 公共施設復旧対策、県土整備部でお願いします。

○県土整備部長

 公共施設復旧対策チームでございます。

 公共土木施設の復旧に向けまして、災害査定の対象箇所が398か所ございますけれども、本日までに396か所終わる予定となっております。残り2か所、これは県のほうで2か所残っているような状況でございまして、市町につきましては全て完了というような状況でございます。

 県の149か所のうち、既に約60件ほどは入札の手続のほうに入っております。引き続き、現場のほうの監視等も行います。また、地滑り等につきましても、センサーなどシステムを構築しておりますので、そういった監視体制を継続していきたいと思います。

 被災箇所の早期復旧に向けまして、また、市、町への技術支援等も引き続き行いながら、完全復旧に向けて取り組んでまいりたいと思います。

 以上でございます。

○司会

 ありがとうございます。

 これまでのいろいろ報告がございました。意見交換の時間とさせていただきたいと思いますけれども、何か、ご質問等はございますでしょうか。

○知事

 ちょっと2つ。商工、補助金の申請が今6件という話でしたよね。相談が131件ということなんだけど、この131件というのは、基本的に申請のほうに流れていくわけね。

○産業労働部長

 はい。それが申請という形で出てくることになると思います。それに必要な書類を今、こういう書類が、こういうのはありますかというやり取りをさせていただいています。

○知事

 やり取りしているというだけね。何か問題が、支障になるような何かがあるわけじゃないのね。

○産業労働部長

 特に問題があって申請に結びついていないではなくて、少し時間がかかっているというだけです。いずれ申請という形で出てくるというふうに思っております。

○知事

 あとは県土だけど、入札とかやっているという話だけど、しっかり落札されて、事業進捗できそうですか。

○県土整備部長

 被災が終わった後に、すぐ各土木事務所のほうに指示を行いまして、大体発注の規模感とか、いつぐらいになるというようなのも業界のほうと様々、意見交換を行いながら取り組んでおりますので、可能な限り、入札の不落等がないような形で、引き続き取り組んでまいます。

○知事

 結構今すごいいろんなところで仕事が多いからちょっと心配なんだけど。

 もう最終的には、どのくらいかかりそう、全部が終わるまでに。

○県土整備部長

 やっぱり規模による部分ですね。まずはやはり来年度の出水期までにということを一つ目指したいと思いますけれども、やはり規模が大きいところについては、当然ながら出水期をまたいでというようなことになりますけれども、いずれにしても、まずは現場のほうに業者の方々をしっかりと落札をしていただいて、監視体制もしっかりやりながら、いざ、出水期のときにも2次被害が起こらないような形で現場の管理等を行っていきたいというふうに思っております。

○知事

 もちろん全力を尽くすんだけど、感覚的には少なくとも来年いっぱいぐらいには災害復旧事業は終わる感じなの。

○県土整備部長

 基本的には終わります。ただ、今、地滑り等、先ほど嬉野市さんのほうの大舟とか、南下とか、ああいったところにつきましては、やはりまだ観測を行っておりますので、実際、最終的にどういった対策をやるかというのがもうちょっとしばらくかかりますので、そこは来年度いっぱいというのはちょっと厳しいのかなというふうに思っています。

○知事

 その関係で言えば、大舟の話をすれば、あれは茶畑は大体うまく整備できそうですか。3分の1でつけたよね。

○農林水産部長

 それは農業機械のほうですね。農業機械のほうは、各市町もほとんど上乗せ補助をしていただいております。

 それと、茶畑につきましても、そこが農家負担が出てまいりますので、そこの調整をまだやっている最中です。

○知事

 どこまでやっていくのかというのは、今後の計画はまだだよね。

○農林水産部長

 そうですね。

○坂本副知事

 災害対策本部のときには、令和元年の教訓を生かして対応ができたことがあるんですけど、この復旧・復興推進本部も同じで、やっぱり復旧・復興でいろんな、さっき山田さんが言われたように、こういうことをやってほしいんですというのがあると思うんですね。もちろん一つ一つ解決しているんだろうと思うんだけど、そういうことで実は時間がかかったというのをやっぱり整理しておくべきかなと思うんですね。そして、あってはいけないけれども、災害はあるわけですから、それを次の災害に備えるためには復旧・復興のほうの教訓化もしておくべきかなと思うので、こういうことが問題があったというのがあるんなら、これはみんなこういうふうにやっていますと書いてあるので、最後にはそういう形でのチームからの取りまとめをしとってほしいなというふうに思いますので、よろしくお願いします。

○司会

 そういったことをさせていただきたいと思います。

 ほかに意見等ございませんでしょうか。

○知事

 市町で本当に困っていることはないの。この際、言っておいた方が。

○武雄市副市長

 この際ということで1点言わせていただきますけれども、国のほうがなりわいの商工業の支援をするということで非常に大きな期待を寄せとったんですけれども、やはり原状復旧が原則というのがあって、特に、低いところから店舗を若干移して高くしたいということについての支援が全くないんですよ。金額は大きいけれども、3億円ぐらいの上限はありましたけれども、もともとそういった投資をしていないと支援が受けられないと。新たに1段高く泥を盛って店舗を高めたいんですけれども、そこについては支援がないということですので、そこら辺にもう少し手を伸ばしていただけたら、商工業の皆さんも安心して創業ができる場所に移ってやれるというような安心感はあると思いますけれども、そこはどうしてもやっぱり原状復旧が原則ということで動かなかったものですから。

○知事

 昔だったら30年に1回ということでいいんだろうけど、今は違うからね。年々悪化していくからさ。

○産業労働部長

 そこは国とも本当に何度も何度も折衝したんですけれども、そういう復旧をすること自体はいいけれども、国として補助金という形で出すのは、あくまでも元々あったものを戻すところの金額までで、今までなかったものを新しく造るところは補助金の中には入らないというところで、最後の最後は国がそういう結論だった。

○知事

 新しく造った分だけ単独でやってくれということですか。

○産業労働部長

 それは可能だということです。

○知事

 根こそぎバツじゃないんだよな。

○産業労働部長

 そうです。

○知事

 さすがに復旧だけをしないといけない訳ではないと。

○産業労働部長

 やっていいけれども、金額は復旧のところの金額までですというのが国の言い分。だから、そこは先日も少しご相談申し上げましたけれども、またそれは議論させていただきたい。

○知事

 ポンプ場とかは上げているよな。

○農林水産部長

 ポンプ場は止水壁については、今までの高さじゃ食い止められませんので、それを想定される最大の高さ、それは国に認めてもらっています。ただ、ポンプを新しく増強するとかいうのは災害復旧ではなくて、一般対策でやってくれと、そういった整理になっています。

○産業労働部長

 すみません、最大の違いは、公共の施設と個人、企業の資産形成のところの違いです。国の考え方としては。

○知事

 じゃ、上乗せはしていいんだね。現状復旧までは出るわけで、そこの部分までは出せると。もともと、前はだめだった。それはひどいよな。改善するなら出さないという話はあり得ない。

○産業労働部長

 いろいろご相談受けている中で、幾つかそういったお話伺っておりますが、またそこはご相談をさせていただきたいと思っています。

○司会

 それでは、ちょっと時間も過ぎてまいっておりますので、すみません、ここで意見交換を打ち切らせていただければと思います。

 それでは、最後にですけれども、知事のほうからメッセージをお願いしたいと思います。

○知事

 皆さんお疲れさまです。もう大分、8月からですから4か月たって、その中で、それぞれ努力していただいている皆さん方に感謝したいと思います。まだ被災されて苦しんでいる方もおられます。心からお見舞い申し上げたいと思いますし、特に今日はお忙しい中で副市長、副町長さん来ていただきました。一緒に頑張っていきましょう。

 やっぱり人の力ですよね、災害対策は。人の力であって、人がつながっていくというところが何よりも大切なので、そこを忘れずにみんなで頑張っていかなければいけないわけですが、みんなの共通認識として僕らが押さえておかなけれればいかんのは、さっき言いましたように、今、完全に気候変動が起きていて、特に北部九州地域は毎年来ると。しかも、今までの想定とは全く違う形で雨が降るということだと思うんです。ですので、じゃ、来年どうなのかということに関しては全く予想がつかない。今までの延長線上にはないわけだから、今までは30年に1回の災害、忘れた頃にやってくるみたいなことでは、決して今はないので、そういったことがまず大前提にあることと、佐賀県というのは、みんなこれは分かっていらっしゃるとおり、非常に内水氾濫が日本一起きやすいところです。だから、ポンプの数も日本一なわけで、それだけ非常に内水氾濫対策をやっていくと。

 他県はどっちかと言えば決壊を恐れるというところ、うちも決壊を恐れているんだけれども、それとプラスして、内水氾濫対策をやっていくということがあるので、そういった意味からすると、佐賀県の災害対策自体は前例がないと思わなきゃいけない。だから、災害フロンティアで、僕らで考えていく、どこかの県の真似すればいいということじゃ決してないし、国の制度が追いついていないこともあるでしょう、僕ら特殊な状況だから。

 だから、我々が自らこういったチームで考えて、佐賀県流の内水氾濫対策をしっかりやっていかなければいけないと思います。

 なので、まずは復旧・復興をこれからしっかりやっていくということがまず大切で、それに合わせて、今回、特に今日のテーマでもあったけれども、次に備えると、プロジェクトIFの話がありましたけれども、もう毎年あることを前提にしながら、教訓化していくということです。

 2年前に比べて、今回は一人も亡くなる方がいなかったというのは、僕らの大きな成果だったと思います。事前告知もしました。ただ、次はもっと浸水地域を極端に減らしていくという努力をみんなでしなければいけないというふうに思います。それには、それぞれのチームがぜひ役割を果たして、さらに教訓を生かしていくということだと思いますので、また来年に向けて、今日、年末ですので、新たな気持ちで来年にしっかり備えられるように、これからも努力させていただきたいと思います。

 SPFの皆さんもね、本当にいつもありがとう。みんなできめ細かくやれているのは、CSOの皆さん方のおかげなので、そこをしっかりと我々とも連携させていただきながら、やっていきたいというふうに思います。

 今日、ハードの話が多かったですけど、ソフトも大事なので、一緒にやっていくと。人に優しく、災害に強い県というものを目指していきたいというふうに思いますので、これからもよろしくお願いします。

 以上です。

○司会

 ありがとうございます。

 以上をもちまして、第20回佐賀県災害復旧・復興推進本部会議を終了させていただきたいと思います。皆さんお疲れさまでございました。

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