佐賀県 防災・減災さがTOP総合トップへ佐賀県 防災・減災さがTOP総合トップへ
佐賀県 防災・減災さが佐賀県 防災・減災さが(スマホ版)
背景色 青黒白
文字サイズ 拡大標準

第15回佐賀県(令和3年8月豪雨)復旧・復興推進本部会議を開催しました

最終更新日:
 

第15回佐賀県(令和3年8月豪雨)復旧・復興推進本部会議を開催しました

8月27日(金曜日)に第15回佐賀県(令和3年8月豪雨)復旧・復興推進本部会議を開催しました。
 
 
  会議写真(2) 会議写真(1)
 

会議資料


会議内容

○司会

 それでは、定刻になりましたので、ただいまから第15回佐賀県災害復旧・復興推進本部を開催させていただきます。

 本日もまた武雄市の北川副市長さん、それから嬉野市の池田副市長さん、それから大町町の三角副町長さんにオンラインで参加をいただいております。どうぞよろしくお願いします。

 そして、こちらの現場には、日赤の佐賀県支部、それから、佐賀災害支援プラットフォームの方々にも来ていただいております。どうぞよろしくお願いします。

 それでは早速、次第に沿って進めさせていただきたいと思います。

 まず最初に、オンラインで出席いただいています武雄市さん、嬉野市さん、大町町さんの順番に、現在の現況につきましてお話をいただきたいというふうに思っております。

 まず最初に、武雄市の北川副市長さん、よろしくお願いします。

○武雄市副市長

 コロナとともに災害対応、大変お疲れさまです。武雄市の現在の被害状況並びに取組の状況についてご報告をさせていただきます。

 被害についてですけれども、8月26日現在ということでご報告いたします。

 まず人的被害については、今回はありません。

 住家の浸水状況についてですけれども、現在、1,663件の浸水家屋ということで、前回、令和元年よりも100件以上多いということであります。

 その中でも特徴的なのは、床上の浸水率が、前回66%だったのが77%ということで、かなりの広範囲で浸水が発生しているという状況であります。

 道路、河川の被害についてですけれども、数的にはかなりありますけれども、これに加えて、大規模な地滑り箇所が現在3か所でありまして、計測器等の設置をしていただいて、今動きの観測をしているところであります。

 あと、農林業の被害状況ですけれども、農地農業用施設については、現在報告がありますのは350件ほどですが、まだまだ積み上がりそうです。

 農作物の冠水被害ですけれども、水稲につきましては、市内の作付面積の58%、それから、大豆につきましては、市内の作付の83%が冠水をしているという状況であります。それに加えまして、ハウスが12ヘクタール冠水をしているという状況です。

 商工業の被害につきましては、現在、商工会と商工会議所からの報告の聞き取りですけれども、約230件、約85億円ということでご報告いただいておりますが、まだまだ積み上がりそうな感じであります。

 災害ごみにつきましては、現在市内2か所に集積場を設けておりますけれども、量的なものにつきましては、前回5,800トンぐらいありましたけれども、今回もほぼ同じで、今現在5,000トンぐらいが見込まれているところです。

 罹災・被災証明書につきましては、現時点、8月26日現在で1,249件という状況であります。

 ボランティアについてですけれども、依頼件数が1,210件、そして、ボランティアの受入れ数については411人ということで、県内に呼びかけをしている関係、それから、コロナの感染状況の下での募集をしておりますが、極端に少ないという状況でありまして、依頼をされている方について十分に応えられない状況でございます。

 それから、人的支援ですけれども、佐賀県庁を含め、ほかの自治体から現在260名、延べで支援をしていただいておりまして、ごみの集積、あるいは罹災証明の支援に当たっていただいております。

 今後は、被災者支援にフェーズが変わっていきますけれども、引き続き県を中心として、関係機関からのご支援をお願いしたいというふうに思っておりますし、支援メニューにつきましても、現在準備を順次やっておりますが、9月の上旬から準備ができたものより順次開始をしていきたいというふうに思っております。

 以上です。

○司会

 どうもありがとうございます。

 それでは引き続き、嬉野市の池田副市長さん、よろしくお願いします。

○嬉野市副市長

 嬉野市副市長の池田です。よろしくお願いします。

 今回の大雨による被害につきまして、いち早く災害救助法を適用していただきまして、また、佐賀県からもいろいろな支援をいただいておりますことに深く感謝を申し上げます。ありがとうございます。

 4年連続の大雨特別警報の発令となった今回の大雨は、8月11日の降り始めから1週間で1,171ミリの降水量という年間降水量の半分を記録したということになっておりまして、広範囲に被災をいたしました。

 市内を貫通する県管理河川の塩田川の塩田橋における水位は、氾濫危険水位が5.44メートルですけれども、一番最大で大きく超え、最大で7.13メートルを観測しました。

 旧塩田町のところからの河川改修事業、それから、横竹ダムなどの2つのダムの建設によりまして、それからまた、ダムの事前放流や、流量に応じた適切な放水の管理が適切にあったことによって、ぎりぎりのところで越水や、あるいは堤防決壊などの大規模な氾濫は逃れられたというふうに思っております。

 浸水による被害は現在、報告があるもので住居、非住居合わせて39件でございまして、旧塩田町が大きく被災をしております。

 今回、嬉野市では土砂災害による被害が市内全域で報告をされています。現在報告を受けているだけで250か所を超えており、確認作業が追いついておりません。最終的には300件を超えるのではないかというふうに予想しております。

 災害からの復旧を進めるために、事業部から約4名の職員を引き抜いて、動員して災害対策に従事をさせますけれども、それでも嬉野市では技術系の職員のマンパワーが不足するということが見込まれますので、県にこれはお願いなんですが、職員2名の派遣をお願いいたします。

 また、嬉野市では、県内屈指のお茶の産地でもありますけれども、多くの茶園が被災し、耕作不能地が多数発生しております。茶園の復興についても早期の支援をお願いいたします。

 あわせて、大規模な地滑りが2か所で発生をしています。いずれも、ずれが生じている部分の上に住宅がありまして、最大の警戒を行っているところです。この点に関しましては、発災直後から杵藤土木事務所に迅速にご対応いただき、適切な対策を講じていただいております。

 対象地区の住民39世帯103人は避難指示を8月12日に発令し、直ちに避難をしていただきました。

 避難生活が長くなることは、23日からは市内の旅館や親類宅に避難をしていただいております。

 現在は、観測機器を設置していただいて、地滑りの状況を観察しているところです。

 避難生活が長引けば、次の方向性もお示しする必要がありますので、この点に関しましても、御助言と御支援を賜りたいというふうに思っております。

 今回の災害については、被害が大きく、県や国の支援をいただかなければ早期に復旧・復興はできませんので、重ねて御支援をお願いいたします。

 以上です。

○司会

 どうもありがとうございます。

 引き続きまして、大町町の三角副町長さんお願いします。

○大町町副町長

 大町町の三角です。よろしくお願いします。

 まずは、県の皆様、あるいはNPOの皆様に非常に今回御協力をいただいて、一応順調にというか、進めていけている状況だと思います。ありがとうございます。

 状況なんですけれども、前回の会議のときも説明しましたけれども、やはり1,000ミリを超える雨ということで、町内にもまだ地盤が安定していない箇所が何か所かありまして、昨日も早朝からお昼過ぎにかけて高齢者等避難準備の指示をいたすなど、まだまだ災害の対応自体に追われている部分もあります。

 幸い今日からまた雨が降らなさそうなので、このまま落ち着いてくれればと思っています。

 被害の状況なんですけれども、今現在、被災証明の申請の受付をしております。昨日現在の数字ですが、床上が231、床下が55ということで286件、今の時点でほぼ一昨年と同じぐらいの数字になっています。

 まだ毎日10件程度の申請があっているので、これからも増えるかと思います。

 特徴的なのは、武雄市さんもおっしゃっていましたけれども、床上の数が非常に多いということで、一昨年の場合、300件のうち、170件が床上だったんですけれども、今回まだ300件に達していないうちから230を超える分が床上ということで、非常に床上以上の被害を受けているというところが多いのが特徴です。

 その一方で、大町町の場合は、一昨年、油による被害があったため、床上ではなくても、むしろ、被害の程度が軽くても、やはり家に住めない方が多かったんですが、今回は231件の床上浸水があるにもかかわらず、避難所には昨日現在で24世帯45名ということで、思ったよりも避難所に避難されている方が少ないという状況にあります。

 これは裏を返すと、一方で被災地にそのまま修理をしながら家に残られている方が多いということが推測されますので、これから復興・復旧の支援をするに当たって、ニーズを汲み取るとか現地に入っていっていろんな声を聞かないと、なかなかニーズが見えてこないだろうというふうなことを考えています。

 幸いにして、一昨年、経験をし、それ以来、我々の場合は小さい町ですので、上手に助けてもらえるような町になろうということで取組をしてきた成果もあって、様々なNPOさん、災害支援団体さんが来ていただいて、活動していただいています。おかげで、現地にも支援の拠点となるようなのを3か所ほど設けて、そこに常時、人を置いて、皆さんの支援ができるような体制となっています。

 これから先、いろんなニーズが出てくるに従って、またいろんな我々だけではできない部分も出てきますので、県や関係者の皆さんにお願いすることも出てくると思いますので、どうかよろしくお願いしたいと思います。

 以上です。

○司会

 どうもありがとうございます。もし3市町の副首長さんたちにこちらのほうから何かちょっと聞いてみたいとかいうのがございましたら、皆さんございませんか。どうぞ。

○南里副知事

 もうそろそろ住家家屋調査のフェーズに入っていくと思うんですけれども、準備のほうは順調に進んでいますでしょうか。

○司会

 そしたら、武雄市さんからお願いしてよろしいですか。

○武雄市副市長

 今、罹災証明の申請はかなり多く来ているわけですけれども、それをどういった形で現場に入っていくかというのは、班体制、それから、8班体制ぐらいを組みながら、現場に入る準備を今やっているところです。前回経験をしておりますので、どういった要領で進めるかというのは大体見えているところはありますので、比較的スムーズに入っていけるものだということで今考えているところです。

○南里副知事

 ありがとうございました。

○司会

 次、嬉野市さんお願いします。

○嬉野市副市長

 昨日から罹災証明の受付を開始しました。ほかの市町と比べて、うちのほうは数が少ないんですけれども、一応、調査については9月から開始をする予定でいます。ただ、経験した職員があまりいませんので、その辺の配慮が、お手伝いいただければなというふうに思っております。

 以上です。

○司会

 ありがとうございます。

 次、大町町さんお願いします。

○大町町副町長

 大町町は、おかげさまで前回経験した部分もありますので、順調に進められております。ただ、人数的なものは非常にやっぱり職員数が少ないので、今回、県のほうにお願いして、県や市町のほうから応援職員を多数出していただいているおかげで進められております。おおむね受付は終わりまして、先ほど言ったようにニーズが集まっていますし、町内についても昨日から現地の調査にも入っており、おとといから、大体1日20件ぐらいさばけるかなという感触なので、2週間程度あれば終われるかなというような感触で進めています。

 今現在、前半の部分ということで、職員の方、県と市町から出してもらっていますけど、後半についてもしっかりと支援をお願いしたいと思います。よろしくお願いします。

○南里副知事

 ありがとうございました。いろいろ状況はどんどんまた変わっていくと思いますけれども、県として全力でサポートさせていただきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。

○司会

 3市町の副首長さんたちですけれども、引き続き県の対策チームからの今の現状報告をこれからさせていただきたいと思います。よろしければ引き続きお聞きいただきたいんですが、災害ということでいろいろとお忙しい中でございましょうから、もしそういった業務が発生しましたら、遠慮なく離席していただいて、そちらの対応に当たっていただければなというふうに思っております。よろしゅうございましょうか。──ありがとうございます。

 それでは、式次第に基づきまして進めたいと思います。

 これから各チームの現状の報告ということでお願いをしたいと思っております。

 この間させていただいた順番にまたお願いをさせていただきます。

 まずは被災者支援チームということで、甲斐部長のほうからお願いします。

○健康福祉部長

 被災者支援チームです。避難所の状況ですけれども、昨日現在、3市町10か所避難所ありまして、74世帯154人の方が避難中でございます。

 避難所の支援につきまして、まず健康状態の把握などについては、日本赤十字佐賀県支部さんと保健福祉事務所職員で一通り最初の巡回を終わりまして、現在は市町の保健師のほうで対応をされております。

 心のケアにつきましては、精神保健福祉センターの職員による心のケアチームが2チーム、週2回避難所の巡回相談を実施しておりますし、ミニチラシをつくって相談先、こんなことがあったら相談をというふうな呼びかけを行っております。

 また、杵藤保健福祉事務所において、精神保健相談を週1回実施いたします。

 あと、お口の状態ですね。全身の健康に影響しますので、口腔ケア支援として、8月23日に武雄杵島地区歯科医師会が武雄市と大町の避難所を巡回されました。8月24日は県の歯科医師のほうが嬉野の避難所を巡回しております。

 それともう一つ、男女参画の視点からの避難所アセスメントということで、男女参画・こども局長が現地を回っていただいていますので、後で少しお話をお願いしたいと思います。

 それから、避難所以外の在宅されていらっしゃる被災者の支援についてですけれども、市町のそれぞれ相談窓口で把握されたニーズを共有して必要に応じて対応していくこととしておりますけれども、武雄市と大町町では被災地区の家庭訪問を実施予定ということで、そのため、保健師等の派遣要請があっております。日本赤十字佐賀県支部の看護師ボランティアの協力や他市町からの保健師の応援派遣について現在調整中で、6つの市町が応援可能というお答えをいただいております。

 次に、児童・生徒の心のケアですけれども、調査を実施されておりまして、8月26日から9月3日には武雄市4校へ延べ7回スクールカウンセラーを派遣されておりまして、大町町は次回で調整中と伺っております。また、被災した児童・生徒への教科書と学用品の給付に向けて調査を行われているところです。義援金につきましては、8月23日から受付を開始しております。

 住宅支援ですけれども、みなし仮設住宅や住宅応急修理については、内閣府との協議が整ったため、8月23日に市町に対して制度の説明と意見交換を行ったところで、具体的に準備を進めてまいります。

 また、8月20日から県営住宅、一時入居の相談受付を開始しております。相談窓口を一本化して対応しております。

 引き続き被災者の方の心に寄り添った支援に努めてまいります。

○男女参画・こども局長

 男女参画・こども局長の原でございます。私、8月20日金曜日に、私と男女参画・女性の活躍推進課長小林と担当と、大町町の2か所の避難所、そして武雄市の1か所の避難所のほうを見させていただきました。そのとき、我々の視点で女性の視点ということで、いろいろお話を、現場を確認させていただいて、その後、それぞれ大町町さんにおかれては、例えば、更衣室の設置でありますとかいうことを対応していただいておりますし、洗濯機、乾燥機の配置等についても対応していただいたところです。

 また、武雄市さんと大町町の両方ですけれども、生理用品の配置がなされていなかったというところの部分については、既に両団体ともしっかり対応していただいておりますし、武雄市のほうでも下着類の配置等まで対応していただいているところです。

 我々、気づいた点につきましては、両団体のほうに派遣している県のリエゾンにも情報共有をしておりますので、そちらのほうからもいろいろ対応のお願いをしていると思いますけれども、引き続き女性視点ということでの対応をお願いしたいというふうに考えております。

 以上です。

○司会

 ありがとうございます。

 あと、そしたら関連ということで日赤のほうから出席いただいていますので、お願いしたいと思います。

○日本赤十字社佐賀県支部

 日本赤十字社佐賀県支部事務局長の川久保でございます。

 今、日本赤十字社佐賀県支部では、市町の災害支援ボランティアセンターの支援に当たっております。

 武雄市の災害ボランティアセンターでは、先日、21日、22日、23日、そして本日、4日間ですけれども、述べ6人の職員やボランティアが救護所ですね。ボランティアの方々のけがや熱中症、コロナ対策などを行うための救護所を設けてありますので、そこに派遣をして、運営をしておるところです。それから、明日と明後日、土日につきましては、大町町の災害ボランティアセンターに、同様に救護所に看護師ボランティアを派遣する予定としております。

 それから、日赤と災害協定を締結している企業さんから、ボランティアの方々が汗が出て、ボディを拭くシートを大量に無償でご提供いただいておりますので、これを本日、各ボランティアセンターに配送をさせていただいております。

 それから、今後の支援でございますけれども、先ほど甲斐部長からもお話がありましたとおり、大町町と武雄市さんが被災地区の家庭訪問、戸別訪問を予定してあるということでございますので、こちらのほうに8月末から9月上旬にかけまして、佐賀県支部から看護師資格を持つ職員、そしてボランティアを派遣するということで今調整中でございます。

 以上でございます。

○司会

 ありがとうございます。

○南里副知事

 私から質問なんですけど、避難所支援の関係で、特別な支援が必要な方とかに対しての体制というのは、特段今のところ問題になっていないでしょうか。

○健康福祉部長

 避難者の方の情報を聞き取って、例えば保健所につなぐですとか、これは受診したほうがよいというところをつなぎますので、そういった体制は取れております。

 それとあと、避難所の巡回なんですけれども、昼間行ってもいらっしゃらないので、大体夕方の5時半から8時ぐらいまで、ちゃんとお話が、戻ってこられて、そういったところでお話は聞くようにしております。

○南里副知事

 ありがとうございます。

 その辺、結構いろいろあると思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。

○司会

 ありがとうございます。

 それでは、引き続き市町支援チームのほうから報告をさせていただきたいと思います。

 資料でいくと3ページになりますけど、今、県の職員の派遣、それから、市町に応援をお願いして、市町からの派遣というのを調整させていただいております。

 それぞれ述べ人数ですけれども、そこに書いてある人数を派遣させていただいているところでございまして、災害廃棄物とか、消毒薬の配布支援につきましては市町の職員の方、述べ80人に今のところご協力いただいていると。

 罹災証明についても、県職員、述べ40人、市町職員述べ30人の方々に応援に行っていただいているということでございます。

 それと、先ほど出ましたけれども、住家の被害認定調査、これにつきましても、既に始まっている大町町については8月25日から、県職員、市、町の職員を派遣して応援をさせていただいております。

 武雄市につきましては9月1日からという予定で進めさせていただいております。

 また、嬉野市さんのご要望があれば、いろいろと調整しながら、職員の派遣というものをやっていきたいというふうに考えているところでございます。

 私のほうからは以上でございます。

 次に、市町支援チームで県民環境部の古賀部長からお願いします。

○県民環境部長

 市町支援チームの災害ボランティア及びCSOの支援について報告させていただきます。

 まず、災害ボランティアセンターの支援についてですけれども、武雄市、大町町、それと佐賀市のほうでボランティアセンターが立ち上がっておりまして、それぞれ募集をされております。今回はボランティアの方の事前登録制を導入されておりまして、武雄市のほうでは1日150人、大町町のほうでは30人、佐賀市のほうでは10人というような目標といいますか、そういう目安で募集を行われているようですけれども、総じて土日はそこそこいっているということですけれども、なかなか平日のほうが厳しいということも聞いております。

 そういったこともありまして、県のほうでも協定を結んでおります企業さんでありますとか、CSOさんでありますとか、県内の大学、県職員へボランティアの参加の呼びかけを行っているところでございます。

 それと、県外からの災害支援を専門とする団体の受入れにつきましては、佐賀災害支援プラットフォームさん、SPFさんのほうで鋭意受入れ調整を行っていただいているところでございます。

 引き続きまして、県の社会福祉協議会、SPFさん、それと、県のほうでボランティアによる災害支援が円滑に行われるように調整を行っていきたいと思います。

 次に、災害廃棄物、災害ごみの処理支援についてでございます。

 資料は7ページになりますけれども、災害ごみの処理が円滑に進みますよう支援を行っているところでございます。災害ごみの集積場関係につきましては、前回、8月19日の報告から神埼市さんとみやき町さんで新たに設置がされております。

 それと、災害ごみの収集運搬に関する支援でございますけれども、県との協定に基づきまして、佐賀県環境整備事業協同組合及び佐賀県環境システム事業協同組合と協定を結びまして、災害ごみの収集運搬の支援を行っておりますけれども、現在は武雄市と大町町で収集運搬の支援を行っているところです。

 それと、災害ごみの広域処理の支援も行っておりまして、小城市さん、嬉野市さん、大町町さんに加えまして、新たに白石町さんとの調整も実施しているところでございます。引き続き、市町のニーズを適宜把握しまして、支援を行っていきたいと考えております。

 以上、報告でございます。

○司会

 今の報告に何かご質問等ございますでしょうか。

 なければ、続きまして、佐賀災害支援プラットフォームに来ていただいていますので、関連でよろしくお願いします。

○佐賀災害支援プラットフォーム

 佐賀災害支援プラットフォームの岩永と申します。先ほど古賀部長が説明していただいたとおりでありますけれども、県外からの専門的な知識を持った団体さんの受入れの調整をさせてもらっておりまして、こちらは6ページに書いていますように、26団体の受入れと書いておりますけれども、既に40団体以上の県外の団体さんが申入れをしていただいておりまして、都度都度、来られる前に面談をさせていただきまして、期間を聞いたりとか、その団体が持っている技術とか、また拠点とか、いろんなところを聞きながら、こちらに来ていただく形の準備をしていただいております。来ていただいた団体さんには、こういった形でPCR検査を事前にしてもらうんですけれども、こういった形で面談をして、実際来られた方にはこういったシールを配付して、貼っていただきながら活動していただくようなところで、住民の方々の不安を少しでも軽減したいなということで動いております。

 また、県外の団体を含めて、県内の団体との情報共有ができるようにということで、葉隠会議という形で、今、オンラインで会議をさせていただいております。そこで上がったニーズをその場でマッチングできるような形を取らせていただいております。

 また、先ほど説明がありましたように、大町とか武雄のほうでは我々も入り込んでさせていただいて、実際、大町では会議のほうにも毎日入らせていただきまして、担当者がいろいろ情報を拾って、こちらのほうで対策を立てていくということもやっております。

 また、佐賀市におきましては、まだまだニーズ案件が少ないんですけれども、1つ、名尾和紙がある名尾地区のほうでは事業所が結構土砂崩れで大変だということもありましたので、こちらのほうは佐賀青年会議所とか連合佐賀さんに協力をいただきまして、事業所の床下の泥かきだったりとか、そういったボランティアセンターでは対応できない分をこちらのほうではさせていただいているところで、社協さんとも連携してさせてもらっているところがあります。

 比較的いろいろと、2年前の教訓もありまして、社協さんだったりとか、市町行政さんとはいろいろ連携を取らせていただきながら今進めさせていただいているところでございます。

 以上です。

○司会

 はい、本当にありがとうございます。引き続きよろしくお願い申しあげます。

 それでは、商工業支援ということで寺島部長からよろしくお願いします。

○産業労働部長

 商工業支援チームでございます。

 事業者の再開支援について御報告いたします。前回からの変更点ということで申し上げますけれども、取組状況のところの2つ目の丸にございます災害復旧資金でございますけれども、こちらの2年前の佐賀豪雨のときに災害復旧資金を御利用になった事業者さんがいらっしゃいます。そういった方々はまだ残高があるということで、厳しいということもございますので、今回の災害復旧資金をまた新たに借りられる場合とか、そういうときも含めて、基本の分は借り替えができるというふうに運用しておりまして、それに伴って限度額も3千万円から6千万円に引き上げを行っております。

 それが、2点目ですけれども、その取組状況の一番下にございますように、先般、棚橋防災担当大臣がお見えになったときに知事のほうから一つ大規模な事業用資産復旧のときに非常に有効な「なりわい再建補助金」という国の制度でございますが、こういった補助金が昨年度創設されております。これを、今回の災害にも適応していただきたいということ。

 それからもう一つ、政府系の金融機関で借入れを行っておられる事業者さんいらっしゃいますので、そこにまた今回ので借りられるということになりますと、大変負担が重うございますので、そういった事業者さんに対する利子負担の軽減をお願いしたいということを申入れを行っているところでございます。

 それからあと、今回、先ほどございましたように、武雄市、あるいは、大町町におきまして、令和元年佐賀豪雨からわずか2年で再び広範囲に渡って住宅ですとか店舗、工場などに甚大な浸水被害が発生しておりますので、心からお見舞いを申し上げます。

 そのほかの地域におきましても、必ずしも広範囲ということではありませんけれども、深刻な被害が発生しているという事業者さんいらっしゃいますので、そういったことについて御報告をさせていただきたいと思います。

 今回、その中で、私どもと一緒になって佐賀県を盛り上げていこうという、そういった仲間と言えるような事業者さんも被災をされていますので、そういったケースについて3点御報告をいたします。

 1点目は先ほどSPFの方からも御紹介ありましたように、佐賀市大和町にあります名尾手すき和紙さんでございます。ここは300年の歴史を誇る手すき和紙の伝統的な技術、文化といったものをただ1件、もう1件になってしまいました、そこがしっかりと受け継いで、さらに時代の変化に合わせていろんなチャレンジをされている事業者さんでいらっしゃいます。その名尾手すき和紙さんが今回裏山からの土石流と、それから、家の横から崖崩れと、2つの災害が発生して非常に被災をされています。それによって、住居、それから、工房、そして、ギャラリーと被災をされています。非常に大きな被害が出たことで私ども大変心を痛めているところでございます。

 そういった中で、代表の谷口さん、皆様は間一髪のところで避難をされてご無事でいらっしゃいます。また、大切な紙漉きの道具も安全な場所に移していたということで、道具も無事だというのが本当によかったなというふうに思っています。

 本県は、山での暮らしとかあるいは生業、そして、伝統産業、伝統文化というのを非常に大切にしておりまして、名尾手すき和紙さんはその代表的な担い手でございますので、佐賀県の宝とも言えるようなところでございます。私も、すぐに現場のほうにまいりましたけれども、代表の谷口さん、そして息子さんも、皆さん、1日も早く事業を再開したいという強い気持ちを持っていらっしゃいます。その崩落した山とか崖の災害復旧工事については今後ということになりますし、事業再建の詳細についても現在私どものほうで検討させていただいておりますけれども、関係部局と一緒になって全力で支援をしてまいりたいと思います。

 2点目は嬉野温泉の和多屋別荘さんと、その中にサテライトオフィスを構えていらっしゃるイノベーションパートナーさんの件でございます。今回、和多屋別荘さんの大浴場と、それから、そのすぐ横になるんですけれども、入居されているIT企業のイノベーションパートナーズさんのサテライトオフィスがすぐ隣にあります塩田川の増水などによりまして非常に大きな浸水被害を受けておられまして、大変ショックを受けております。

 また、嬉野市に1,000ミリを超える記録的な大雨が降ったということ、そしてその大浴場が被害を受けたという映像も流れました。さらに、藤井聡太さんが初の防衛戦となります王位戦の対局場というふうになっていたんですけれども、災害の関係でその会場が大阪に変更されたということが非常に大きく報道されたということもありまして、嬉野温泉が大きな水害に見舞われているといったような、いわゆる風評被害といったものが発生しているということで、非常に危機感を持っていたところでございます。この和多屋別荘さんご自身も、大浴場を除いては通常営業をされています。そのほかの旅館はいずれも通常営業されているということも改めて申し上げたいと思います。

 そして、イノベーションパートナーさんにつきましては、温泉旅館という非常にすばらしい環境を生かして、ワーケーションといったものを提案されている企業さんです。今年4月にはイノベーションパートナーさんが誘致をしてこられたIT企業4社と県とで進出協定を締結するなど、佐賀県にとって非常に大切な存在でございます。

 一部損壊した河川の災害復旧ですとか、あるいは事業者支援について、これから詰めていきますけれども、こちらも県土整備部と協力しながら、全力で支援をしていきたいと考えております。

 最後、3件目は吉野ヶ里町にあるアドベンチャーバレーSAGAでございます。ここは佐賀の本物の自然を生かしたアウトドアパークでございまして、今のコロナ禍の中、今年の3月にグラウンドオープンをされ、県が進めます「OPEN-AIR佐賀」の重要な一翼を担っていただいております。

 このアドベンチャーバレーSAGAへのアクセス道となっております林道が一部崩落いたしまして、現在通行不能ということになっております。そのため、休業を余儀なくされているということを大変心苦しく思っているところでございます。

 また、パーク内自体は大きな被害はないというふうに聞いておりますけれども、ただ、歩道ですとか、あるいは通路などに一部修復が必要なところがあるというふうに伺っております。

 崩落した林道の災害復旧工事、そして、事業者支援について、こちらはまた今後詰めてまいりますけれども、まずは一日も早く営業再開できるように、県としてもできる限りの支援をしてまいりたいと考えております。

 ただいまご報告いたしました3件もそうですし、武雄、大町、その他の浸水被害にも言えることでございますけれども、被災された事業者さんが前を向いて事業を再開しようと思っていただけるようにするには、その被災した施設、設備などの復旧はもちろんでございますけれども、被災の原因となった土石流ですとか、崖崩れ、地滑り、あるいは河川の氾濫、内水氾濫、こういったものが再びすぐに発生するということがないような防災対策といったものが不可欠だというふうに私ども考えております。

 また、災害復旧というのは、元の状態に戻すということになっております。要は原形復旧で、それを超えるものというのがなかなか認められないということになってございますけれども、その考え方というのは、今回を教訓にして見直すべきではないかというふうに思っております。

 例えば、水害であれば、単に被災前と全く同じ状態に戻すのではなくて、水位がより高くなるということも想定するですとか、あるいはこれまではなかったような、例えば、止水板とか、そういったものを新たに設置する、そういったことにも支援というものが必要ではないだろうかといったふうに議論させていただいております。

 今回のような大規模な災害になりますと、やはり国からの財政支援というのは不可欠だというふうに考えておりまして、国に対しましては、数年のうちに再び甚大な被害に見舞われました事業者さんに寄り添った形で、より手厚い支援策を打ち出していただくように、引き続き働きかけをしてまいりたいと思いますし、関係部局間でしっかり情報を共有して、力を合わせて復旧・復興に取り組んでまいりたいと考えております。

 私からは以上でございます。

○司会

 ありがとうございます。ただいまの報告に何かご質問等ございませんでしょうか。

 なければ、次、農林水産業支援チームでお願いします。

○農林水産部長

 農林水産業支援チームです。資料は10ページになります。中ほどの今後の対応のところに現在の取組状況も含めて記載をしております。

 (1)農作物や農地、林地等の被害状況についてでございますが、農作物のうち、大豆の冠水被害が5,846ヘクタールということで、これは大豆の作付面積全体の約4分の3に及んでいるところでございます。

 それと、農業用機械の水没被害、これは62台としておりますが、特に浸水被害が大きかった市町では、まだまだ十分な把握ができておりませんので、この台数についてはこれからまた増えてまいります。

 それと、土砂流入による鳥獣被害防止柵、これはイノシシの侵入を防ぐためのワイヤーメッシュとか、そういったものの被害が延べ846メートルでございます。

 そのほか、農地の322か所、あるいは林道の269か所の崩壊があります。

 それと、戸ヶ里漁港では、土砂堆積が約2万3,200立方メートルというような状況でございます。

 それと、資料11ページでございます。(2)の防災重点ため池の緊急点検ということで、大雨の特別警報が発表された16市町、1,017か所のため池について緊急点検が行われ、8月20日までに全て完了をしております。

 その点検時に溢水のおそれがあるとされた唐津市肥前町の於呂ため池につきましては、一時避難指示がございましたが、解除されまして、現在は定位の水位で管理をされているところでございます。

 (3)の被災地域での災害復旧や農林業の経営継続に向けた支援についてでございますが、国への要望ということで、防災大臣、総務大臣、そして、昨日の国交大臣に提出されている緊急要望書には、農業関係で排水機場の浸水対策や、あるいは農林漁業者への支援について盛り込んでいるところでございます。

 それと最後、農業改良普及センターでは、被害を受けている農作物の草勢・樹勢回復のための指導に回っているというような状況でございます。

 資料の次のページになりますが、農林水産関係の被害状況ということで、これは8月25日現在で取りまとめたものでございます。

 下のほうに注意書きを書いておりますが、山間部をはじめ、現地確認が困難な箇所が多いため、これは今後増える見込みでございまして、順次更新をしてまいります。

 今後、被害の全容を把握しまして、被災者が前を向いて農林水産業の経営を継続されるよう支援を行ってまいります。

 以上でございます。

○司会

 ただいまの説明に、何か質問等はございませんでしょうか。

 なければ、風評被害対策チームということで、田中局長お願いします。

○文化・スポーツ交流局長

 風評被害対策チームでございます。

 先ほど産業労働部の寺島部長から一部報告がありましたので、重なりますが、やっぱり今回の災害の中て、武雄地区、嬉野地区にあれだけ大雨が降ったということで、前回も報告いたしましたように、やはり嬉野温泉、武雄温泉が全域に被害を受けているというような誤解というのがやっぱりありまして、やはりキャンセルというのもかなり出てきているというふうに聞いておりまして、現場確認に行っていろいろお話聞いてきました。

 ただ、先ほど言われましたように、和多屋別荘さんのワーケーションの施設については、まだしばらく復旧にかかるという話ですけど、大浴場のほうは明日の夕方から営業再開できるということで、消毒が終わりまして、今、循環の試運転をされているというふうに聞いていますので、明日からまた、温泉に泊まれるという状態になっています。

 先ほど言いましたように、嬉野温泉、武雄温泉、通常営業をどこでもやってありますので、ぜひそのことだけ事実を事実としてお伝えしておきます。

 以上でございます。

○司会

 ただいまの報告、何かご質問はございませんか。

 なければ、平尾部長、よろしくお願いします。

○県土整備部長

 公共施設復旧対策チームです。

 資料13ページ、一番最後のページになります。

 被災直後、前回からも引き続き被災状況等の把握に努めてきたところでございます。

 23日には、九州地方整備局の防災ヘリに同乗いたしまして、鳥栖地区とか神埼地区、また、有明海の漂着ごみ等の調査等も行ったところでございます。

 家屋等に近接している被災箇所であったり、そうした災害箇所などにつきましては、被害の拡大防止、交通確保のための工事を緊急的に実施も進めてきました。

 前回の報告から、県管理道路における全面通行止め、前回9路線、全面通行止めを行っておりましたけれども、これまでに小城富士線、脊振山公園線、九千部山公園線、この3路線の規制を解除いたしまして、現在6路線の解除というようなことになっておりますけれども、今日の夕方、夜7時ぐらいになるかと思います、岸川莇原線については片側交互通行に変えていきたいということで考えております。

 また、明日の夕方までには、天山公園線につきましても片側交互通行に変えていくというような状況でございます。

 こうした全面通行止めの規制解除の情報につきましては、バス路線のところも全面通行止めとなっておりますので、そういった全面通行止めの解除につきましては、交通政策課を通じまして、運営会社のほうにも随時伝達をしているというような状況でございます。

 また、地滑り災害等、家屋被害のおそれがある被災箇所、こちらについて監視が必要な箇所については警報装置の設置であるとか、メールによる自動配信システム、監視システムの構築を継続して行っているところでございます。

 具体的にお話ししますと、先ほどから話が上がっております名尾地区、こちらにつきましては、私も現場のほうに行きまして、名尾和紙の方とお話もさせていただきました。

 今現在、宅地への土砂流入防止のための大型土のうの設置も完了いたしました。

 また、土石流のセンサーであったりだとか、サイレン、そういったものの設置についても完了を行っておりまして、こうした土石流センサー等の作動が行われれば、関係者、地域の皆様方へのメール発信等の調整を今進めているような状況でございます。

 また、みやき町の簑原地区、こちらにつきましても監視システムの整備完了いたしまして、8月21日にみやき町のほうで避難指示の解除が行われているところです。

 嬉野の大舟地区につきましては、監視システムは整備を行っておりますし、避難者の方は先ほどお話が出ておりましたけれども、嬉野の宿泊施設のほうへ避難をされているような状況で、今後、住民説明会等を今週末開催に向けて今調整を進めているところでございます。

 また、嬉野の南下地区、こちらについても監視システム整備を行っております。

 武雄の矢筈地区につきましても、監視システム整備を行いまして、こちらについては8月26日、避難指示の解除が行われております。

 大町町の畑ケ田地区につきましても、既に大町町のほうで避難指示の解除がなされております。

 また、先ほどお話に出ていました塩田川の災害によって被害を受けられた和多屋別荘のほうには、8月23日、杵藤土木事務所が和多屋別荘の方と実際現場のほうで被災状況等の聞き取り等も行われまして、今現在、様々調査を進めているというふうな状況でございます。

 また、海岸の漂着物でございますけれども、今回の豪雨で有明海沿岸で約2,600立方メートル、松浦沿岸で約400立方メートルの約3,000立方メートル等の確認もなされているところでございます。

 有明海沿岸のほうでは、昨日の26日から、まずは川副海岸のほうで佐賀土木事務所によって回収に着手をしております。松浦海岸につきましては、作業着手に向けて今現在調整を進めているような状況でございます。

 こうした災害箇所につきましては、今後、災害復旧に向けて災害査定を受けるような形になりますけれども、市町と連携しながら、今現在、被災箇所の調査も実施しております。既に県の被災箇所については、コンサル等々も測量等にも着手をしているような状況でございます。

 今現在、8月25日現在でございますけれども、県施設のほう、被災箇所238か所、市町の施設で292か所の合計530か所ということで、被害総額今66億円程度というふうに見込んでおりますけれども、今後の調査等によって、こちらの数字は変動していくというふうに考えております。

 今後、10月中旬の災害査定のスタートに向けて、しっかりと対応をしていきたいというふうに思っておりますし、また、避難住民への丁寧な説明も継続しながら、避難状態の早期解除、こういったことにも努めてまいりたいというふうに考えております。

 以上です。

○司会

 ありがとうございます。

 ただいまの報告に何かご質問等はありますか。

○南里副知事

 今の話に限定した話じゃないんですけど、災害復旧の考え方ですね。寺島部長からも話がありましたけれども、2年前に続いてやっぱり多くの被害が発生しているということと、それから、単純に元に戻すだけではまた被害に遭ってしまうということがあるわけで、これについては、今後、国とのいろんな調整とかはあるでしょうけど、そこはしっかり考え方は我々として持って調整していかんといかんとかなと思っています。それについては、まず皆さんしっかり意識をしていただきたいというふうに思いますので、そこはよろしくお願いします。

 それから、この辺の考え方については、政策部長のほうから少しコメントいただければと思います。

○政策部長

 国への要望も含めですが、今、南里副知事からありましたように、これから災害復旧・復興に当たっていくに当たって、県として今回、特に大切にしなくてはいけないという視点について、今、南里副知事からありましたように、大きく2つですね。

 1つはやはり、気候変動対応型復旧・復興というふうにも言っておりますけれども、そもそも、今、佐賀県が置かれている気候状況というのが大きく変わってきております。数十年に一度と言われている大雨特別警報が4年連続発生しておりまして、これまで当然、常識と思っていた気候では完全なくなってきている。知事の記者会見などでは、南部九州ですかね、鹿児島とか、あっちのほうの気候に今なってきているんじゃないかという言い方もしています。

 そのために、復旧・復興に当たっては、従前の災害の程度とか、そういうのを、常識といいますか、それをするんではなくて、今後どれくらいの被害が、災害が起きるだろうかと想像しながら、従前への復旧・復興にとどまらないまちづくりをしていく必要があるということが一つ大きな柱だと思っております。

 そのために、要望書の中でも治水対策も抜本的にしなくてはいけないねということでありましたり、内水氾濫への対応としましても、排水機場の防水板の高さというのは従前の基準ではなくて想定され得るところまで造らなくてはいけないとか、農業施設における防水壁を設置すべきではないか、そういったことを要望書には記載しているところでございます。

 また、もう一つ大きな柱が、やはり2年前に続いて同じ時期に災害が発生してしまったため、被災者の皆様におかれては、商工業者も含めてですが、非常に心が折れるということをおっしゃっている方が非常に多くいらっしゃいます。そうした心情面にしっかり寄り添って、そうした特別な環境であるということを理解して支援をしていく必要がある。この被災者の方々の気持ちというものをしっかり我々も共有しなくてはいけませんし、国にもしっかり届けていく、そういうところが大切なんではないかと思っております。

 気持ちに寄り添うのもそうですし、実際にやはり経済的なダメージも非常に大きいということでございますので、要望書においても一般住民への支援であれば被災者生活再建支援制度、こちらの運用について柔軟な対応をお願いしていますし、また、商工業者への支援についても、先ほど寺島部長からもありましたけれども、利子負担の軽減でありますとか、また、なりわい再建補助金をしっかり活用してほしいというような要望もしているところでございます。基本的にはそういった考え方で県としても臨むべきだというふうに考えておりますし、また、国にもしっかりそうした思いを伝えていきたいというふうに思っています。

 以上です。

○司会

 ありがとうございます。

 それでは最後に、南里副知事からコメントをよろしくお願いします。

○南里副知事

 皆さんお疲れさまでございます。まず、日赤佐賀支部様、それから、災害支援プラットフォーム様、いつもありがとうございます。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

 改めまして、ちょっと私のほうから申し上げさせていただきます。

 今も話がございましたけど、やはり2年前に続いて大きな災害が発生して、県内の至るところで今日お話があったような様々な被害が発生をしています。まさに2年前に続いて大きな被害を受けられた方がたくさんおられて、心が折れたと言われている方がたくさんいらっしゃいます。そのような被災地の皆さんのお一人お一人の気持ちにしっかり寄り添って、血の通った支援をしっかりと進めていただきたい、改めてお願いいたしたいと思います。

 そして、この支援のフェーズそのものも、やはりこれは時間とともに刻一刻とまた変わってまいります。全体と時間軸をしっかり見ながら、先手先手で対応していきたいと思っておりますので、各チームにおかれましては情報を共有しながら、引き続きよろしくお願いしたいと思います。また頑張っていきましょう。よろしくお願いします。

○司会

 ありがとうございます。

 それでは、これで第15回佐賀県復旧・復興推進本部会議を終了させていただきます。どうもお疲れさまでした。
このページに関する
お問い合わせは
(ID:82231)
佐賀県  政策部  危機管理防災課
〒840-8570   佐賀市城内1丁目1-59   TEL:0952-25-7362  FAX:0952-25-7262
E-mail:kikikanribousai@pref.saga.lg.jp

Copyright© 2016 Saga Prefecture.All Rights Reserved. 佐賀県

佐賀県 政策部 危機管理防災課

〒840-8570 佐賀市城内1丁目1-59
TEL:0952-25-7362(代表)
FAX:0952-25-0753
E-mail : kikikanribousai@pref.saga.lg.jp
Copyright© 2016 Saga Prefecture.All Rights Reserved.